NetVault 13.0 - 管理ガイド

プラグインのインストール

NetVaultでは、サーバーおよびクライアント・マシンにインストールしてアプリケーション固有のデータを保護できるライセンス・プラグインが用意されています。設定ウィザードを使用すれば、複数のマシンにプラグインを同時にインストールできます。代わりに［クライアント管理］ページから単一のクライアントにプラグインをインストールすることもできます。

以下のセクションでは、NetVaultプラグインのインストールに使用できる各種手順について説明します。

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プッシュ・インストールの方法を使用したプラグインのインストール

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［クライアント管理］ページからのプラグインのインストール

プッシュ・インストールの方法を使用したプラグインの
インストール

WindowsベースおよびLinuxベースのマシンでは、ユーザーはプッシュ・インストール方式を使用して、プラグインを複数のマシンに同時にインストールできます。NetVault WebUIからプッシュ・インストールを実行することができます。

プッシュ・インストール手順を開始する前に、以下の必要条件を満たしていることを確認します。

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共有場所へのパッケージのコピー：クライアントとプラグイン・パッケージを共有場所にコピーします。現在、LinuxのSamba共有を含むCIFS共有のみがパッケージ・ストアとしてサポートされています。NetVaultサーバーと、パッケージをインストールするすべてのターゲット・マシンがアクセス可能なパスである必要があります。

必ず、インストール・パッケージの元の名前を使用します。名前変更されたパッケージをプッシュ・インストールに選択することはできません。

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NetVaultでのパッケージ・ストアの設定：インストール・パッケージをコピーしたら、NetVaultで共有場所の詳細を設定できます。詳細は、「パッケージ・ストアの設定」を参照してください。

1つ以上のプラグインをインストールするには：

［ナビゲーション］パネルで、［ガイド付き設定］をクリックして、次に［NetVault設定ウィザード］ページで［ソフトウェアのインストール/クライアントの追加］をクリックします。

［クライアントとして追加するマシン］ページで、［ソフトウェアのインストール］を選択します。

［展開するパッケージの選択］ウィンドウで、使用するインストール・パッケージを選択します。

NetVaultプラグイン・パッケージの場合は、［プラグイン・パッケージの選択］を展開し、使用する適切な「.npk」バイナリ・ファイルを選択します。

［実行］をクリックします。


	メモ：必ず、ターゲット・マシンにインストールされているオペレーティング・システムに対応するプラグインを選択してください。一度に配備できるオペレーティング・システムは1タイプのみです（すべてのWindowsターゲット・マシン、またはすべてのLinuxターゲット・マシンなど）。

［クライアントとして追加するマシン］ページで、［マシン］の横にある追加（+）ドロップダウン・リストをクリックして、展開ターゲットの追加方法を選択します。

［NetVault マシンの詳細］タブで、追加するクライアントを選択し、［OK］をクリックします。

マシンを追加するには、Step 6～Step 7を繰り返します。

タスクを実行する前に、以下の操作を実行します。

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［検証］をクリックして、クライアントへの接続を確認します。エラーが報告されたら、［編集］をクリックし、該当のインストール・パラメータを変更します。

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ユーザー定義のタスク名を割り当てる場合、［タスク名］ボックスに名前を入力します。

タスクを実行するには、［ソフトウェアのインストール/クライアントの追加］をクリックします。

［展開タスク・ステータス］ページからタスクの進行状況やステータスを監視できます。詳細は、「展開タスクの監視」を参照してください。

［クライアント管理］ページからのプラグインのインストール

［クライアント管理］ページでは、単一のクライアントにプラグインをインストールできます。この方式は、LinuxシステムとWindowsシステムの両方で使用できます。

［クライアント管理］ページからプラグインをインストールするには：

［ナビゲーション］パネルで、［クライアント管理］をクリックします。

［NetVaultクライアント］テーブルで、プラグインをインストールするクライアントを選択し、［管理］をクリックします。

インストールされているプラグインのテーブルの右下にある、［プラグインのインストール］ボタン（

）をクリックします。

［プラグイン・ファイルの選択］をクリックして、参照ウィンドウでプラグインの.npkインストール・ファイルの場所（インストール用CDまたはWebサイトからファイルをダウンロードして保存したディレクトリなど）に移動します。

プラグイン用のプラットフォーム固有のバイナリ・ファイルを選択し、［プラグインのインストール］をクリックしてインストールを開始します。

プラグインが正常にインストールされると、メッセージが表示されます。

アップグレードの確認

この手順を使用して、NetVaultまたはプラグイン・パッケージに利用可能なアップグレードがあるかどうかを確認します。

コアおよびプラグインのアップグレードを確認するには：

［ナビゲーション］パネルで、［クライアント管理］をクリックします。

NetVault［クライアント］テーブルの下の［アップグレードの確認］をクリックします。

クライアント・ソフトウェアおよびプラグインのアップグレードは、右側の［利用可能なソフトウェア・アップグレード］の下に表示されます。

以下の詳細を入力します。


オプション	説明
ユーザー名	NetVaultインストールのユーザー名を入力します。メモ： Linux NetVaultサーバーからWindowsクライアントをアップグレードする場合は、ローカル管理者アカウントの認証情報が必要です。
パスワード	NetVaultインストールのパスワードを入力します。メモ： Linux NetVaultサーバーからWindowsクライアントをアップグレードする場合は、ローカル管理者アカウントの認証情報が必要です。
認証情報の保存	オプション。このオプションを選択すると、インストールの認証情報が保存されます。
パッケージ・ストア	アップグレード可能なパッケージが利用可能なパッケージ・ストアを選択します。メモ：パッケージ・ストアを参照して自動アップグレードを行う時間を短縮するには、共有フォルダがディレクトリ内の可能な限り上位のレベルに存在する必要があります。
タスク名	オプション。アップグレード・タスクの名前を入力します。デフォルトの名前では、タスクの日時が使用されます。
検索	アップグレードする特定のクライアントを検索するには、このオプションを使用します。

アップグレードする各クライアントを展開し、含めるアップグレードを選択します。

使用可能なすべてのアップグレードを含めるには、クライアントを選択します。


	メモ：デフォルトでは、アップグレード可能なすべてのNetVaultとプラグイン・パッケージが選択されています。

オプションで、クライアントの認証情報を変更するには：

［認証情報の編集］列内のクライアントのアイコンをクリックします。

［認証情報の入力］ダイアログ・ボックスで、クライアントのユーザー名とパスワードを入力し、任意選択で、［認証情報の保存］を選択して、［OK］をクリックします。

［検証］をクリックして、クライアントへの接続を確認します。

エラーが報告されたら、［編集］をクリックし、該当のインストール・パラメータを変更します。

タスクを実行するには、［アップグレード］をクリックします。

［展開タスク・ステータス］ページからタスクの進行状況やステータスを監視できます。詳細は、「展開タスクの監視」を参照してください。

製品ライセンス・ファイルのインストール

NetVaultの試用版ライセンスの有効期間は30日です。WebUIの上部にあるバンドには、ライセンスの期限が切れる時期についてのメッセージが表示されます。バンドの色は、次のリストに示すように、試用期間の残り日数を示しています。

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黄色：ライセンスの有効期限が21日未満です。

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淡いオレンジ色：ライセンスの有効期限が14日未満です。

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濃いオレンジ色：ライセンスの有効期限が7日未満です。

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赤色：ライセンスの有効期限が切れました。


	メモ：黄色とオレンジ色のバンドは閉じることができますが、永続ライセンスをインストールするまで、赤色のバンドは残ります。

評価期間が過ぎた後もソフトウェアを使用する場合は、［ライセンス管理］ページに移動して、サーバーとインストールされたプラグインの製品ライセンス・ファイルをインストールする必要があります。

サーバーは、NetVaultサーバーのエディション、および購入した追加オプションに基づいてライセンスが付与されます。バージョン13.0より古いプラグインがマシンにインストールされていない限り、クライアントは製品ライセンス・ファイルを必要としません。リリース13.0以降では、クライアントとプラグインはクライアント・マシンにインストールされたライセンスを必要としません。

NetVaultの製品ライセンス・ファイルは、マシンIDを使用してインストールされる特定のサーバーに関連付けられています。製品ライセンス・ファイルを取得するには、該当するマシンのマシンIDを確認し、オンライン・ライセンス取得申請書をご利用ください。

ライセンス・ファイルのインストール

ライセンス・ファイルをインストールするには：

［ナビゲーション］パネルで、［ライセンス管理］をクリックします。

［ライセンス管理］ページで、［ライセンスのインストール］をクリックします。

NetVault WebUIは特定のNetVaultサーバーに関連付けられており、すべてのライセンスがNetVaultサーバーにインストールされているため、プログラムは自動的に正しいマシンにライセンスをインストールします。

［ライセンス・ファイルの選択］ダイアログ・ボックスで、［ファイルの選択］をクリックし、ライセンス・キーを含む「.dlv」ファイルをポイントして［開く］をクリックします。

ダイアログ・ボックスで、［OK］をクリックして、選択したライセンス・ファイルを適用します。

ファイルがインストールされると、メッセージが表示されます。

メッセージを終了するには、［X］をクリックします。