プラグインでは、バックアップおよびリストア・ジョブのデフォルト・オプションを設定できます。これらのオプションは、ジョブごとに上書きできます。
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セレクション・ツリー内で適切なクライアント・ノードを開き、[Plug‑in for Domino]を選択します。 |
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[アクション]リストから、[設定]を選択します。 |
メモ: Windows OSを実行中の場合、適切な情報が[設定]ダイアログにデフォルトで表示されますが、[Lotus Dominoユーザー・ドメイン]フィールドは、必要な値を手動で入力する必要があります。ただし、これらのデフォルト値が正しいか確認することをQuestはお勧めします。 |
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[Lotus Dominoインストール・ディレクトリ]:Dominoインストール・ディレクトリへのフル・パスを入力します。Windowsでは、このパスはデフォルトで表示されます。 |
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[Lotus Dominoデータ・ディレクトリ]:Dominoデータベースが格納されているディレクトリへのフル・パスを入力します。Windowsでは、このパスはデフォルトで表示されます。 |
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[Lotus Dominoユーザー名]:Plug‑in for Dominoでは、Domino Server上のバックアップ・データへアクセスするためのホスト・ログイン・アカウント(OSのユーザー・アカウント)が必要です。使用中のOSによっては、このフィールドに事前設定された以下のユーザー・アカウントが表示されます。 |
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Windows:Windowsでは、「Administrator」アカウントがデフォルトで表示されます。 |
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LinuxおよびUNIX:LinuxおよびUNIXでは、Dominoのインストール中にデフォルト・ユーザー名が変更されず、Domino Serverがこのアカウントから実行されている場合は、「notes」がデフォルトで表示されます。それ以外の場合、Plug‑in for Dominoはデフォルト・ユーザーを事前設定することはありません。このボックスがブランクの場合、プラグインで使用する適切なユーザー・アカウントを設定します。 |
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[Lotus Dominoユーザー・ドメイン(Windows)/ユーザー・グループ(Linux/UNIX)]:OSにより、ユーザー・ドメインまたはユーザー・グループを入力します。 |
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Windows:NetVault BackupサーバーおよびDomino Serverが異なるWindowsドメインに属する場合、Lotus Domino Server用のWindowsドメインを入力します。このパラメータはオプションです。 |
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LinuxまたはUNIX:設定したユーザーが属するユーザー・グループを入力します。Domino Serverがこのアカウントから実行されている場合、事前設定ユーザー・グループ[notes]が使用されます。 |
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[リカバリ用TMPディレクトリ]:Plug‑in for Dominoホスト上の一時ディレクトリへのパスを入力します。プラグインは、リストア操作の一部としてデータベースを再配置する際に、このディレクトリを使用してデータを一時的に格納します。データベース全体をリストアする場合、データはターゲット・サーバー上のデータ・ディレクトリに移動され、ここで指定した一時ディレクトリは空になります。 |
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[notes.iniファイルのロケーション]:Domino Server設定ファイル「notes.ini」へのフル・パスを入力します。 |
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[*.iniファイルの名前]:初期化ファイルの名前を入力します。この初期化ファイルのデフォルト名は、「notes.ini」です。これはWindows、Linux、UNIXで共通です。 |
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[server.idファイルのロケーション]:Domino ServerのIDファイル「server.id」へのパスを入力します。 |
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[cert.idファイルのロケーション]:Dominoドメインの認証者IDファイル「cert.id」へのパスを入力します。 |
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[mail.boxファイルのロケーション]:Domino Outbox Mail Routerファイル「mail.box」へのパスを入力します。 |
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[ユーザーのメール保存ロケーション]:ユーザーの電子メール・データが格納されているディレクトリへのパスを入力します。 |
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[log.nsfファイルのロケーション]:Domino Log Database 「log.nsf」へのパスを入力します。 |
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[names.nsfファイルのロケーション]:Dominoドメインのディレクトリ「names.nsf」へのパスを入力します。 |
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[ログのディレクトリ]:ログ・ファイルが格納されているディレクトリへのパスを入力します。 |
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[ログのコントロールファイル]:ログの制御ファイルとして機能するファイルの名前を入力します。 |
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[Lotus DAOSディレクトリ]:Domino 8.5で利用可能です。DAOS(Domino Attachment and Object Service)は個別DAOSレポジトリ内の添付ファイル・ストレージを統合します。DASOではまた、複数の電子メールに添付されたファイルのシングルインスタンス・ストレージが可能なので、使用するディスク容量を節約することができます。 |
重要: 標準的なデータベースでは、「.nsf」ファイルをバックアップするだけで済みます。これは、添付がファイル内に格納されているためです。DAOSが有効化されると、.nsfファイルには添付への参照先情報のみが含まれます。こうした環境下では、DAOSリポジトリ内のファイルもバックアップします。 |
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[フル・バックアップにおける循環ログに関する警告を無視]:Domino Serverでのトランザクション・ロギングの設定で説明しているように、Questはアーカイブ・ログを有効にすることを強くお勧めします。循環ログを使用する必要があり、フル・バックアップ時にNetVault Backupに循環ログ警告を生成させたくない場合は、このオプションを選択します。 |
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[選択したアイテムのバックアップが不完全の場合]:本プラグインを使用すると、選択したすべてのアイテムのバックアップができなかった場合、バックアップ・ジョブが取るべきアクションを指定することができます。以下の例について検討します。 |
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[警告で終了 — 保存セットは保持されます]:ジョブが[バックアップが警告付きで完了]というステータスを返し、正常にバックアップされたアイテムからなるバックアップ・セーブセットが作成されます。 |
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[警告なしで完了 — 保存セットは保持されました]:ジョブが完了し、[バックアップ完了]というステータスが返されます。エラーはNetVault Backupバイナリ・ログに記録され、[ジョブ・ステータス]ページでは無視されます。バックアップされたアイテムからなるバックアップ・セーブセットが作成されます。 |
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[失敗 — セーブセットは保持されます]:バックアップ・ジョブから[バックアップ・ジョブ失敗]というステータスが返されますが、正常にバックアップされたアイテムからなるバックアップ・セーブセットが作成されます。 |
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[失敗 — セーブセットは保持されません]:バックアップ・ジョブから[バックアップ・ジョブ失敗]というステータスが返され、バックアップされたオブジェクトのセーブセットは保持されません。選択された一部のオブジェクトが正しくバックアップされた場合も削除されます。 |
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設定を保存するには、[OK]をクリックします。 |
Plug‑in for Dominoでは、以下のバックアップ・タイプを使用できます。
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[フル・バックアップ]:このバックアップ・タイプを選択すると、選択したアイテムのフル・コンテンツをバックアップすることができます。ただし、フル・バックアップは完了までの時間がより長くなり、かつより多くのバックアップ・メディアを消費します。フル・バックアップは、将来の増分バックアップのベースとなります。DAOSレポジトリのフル・バックアップには、このレポジトリ内に存在するすべての添付ファイルが含まれます。 |
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[増分バックアップ]:このバックアップ・タイプを選択すると、トランザクション・ログに書き込まれた新規および変更されたデータがバックアップされます。また、このバックアップ方法を使用するには、Domino Server上のトランザクション・ロギング機能を有効にする必要があります。詳細は、「Domino Serverでのトランザクション・ロギングの設定」を参照してください。ロギング機能が有効になっていないデータベースについては、増分バックアップを実行することにより、データベースのフル・コンテンツがバックアップされます。バックアップ・ジョブにロギング機能が有効なデータベースと無効なデータベースの両方が含まれる場合、セーブセットにはロギング機能が有効なデータベースのトランザクション・ログと、ロギング機能が無効なデータベースのフル・コンテンツが含まれます。 |
フル・バックアップを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。
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