NetVault 13.1.2 - 管理ガイド

NetVault で、仮想テープのデフォルトラベルとしてバーコードを選択します。NetVaultでは、このメディアのラベル方法が完全に機能している必要があります。バーコードをデフォルト・ラベルとして使用するには、［メディア・マネージャの設定］ダイアログ・ボックスの［バーコードをラベルとして使用する］チェック・ボックスを選択します。詳細は、「メディア・マネージャの一般設定」を参照してください。

シャドウ・テープが有効化されていると、仮想テープが物理テープへエクスポートされると常に仮想テープはシャドウ・テープ・プールに移動します。バックアップ・アプリケーションからシャドウ・テープ・プールは見えず、仮想ライブラリの一部としては記載されません。しかし、後ほど物理テープがインポートされると、すばやくアクセスして利用することができます。また、物理テープがオフサイトに保管されている、または利用できない場合も、読み取りに利用できます。

NetApp VTL は、シャドウ・テープが使用する領域を管理します。また、新しいバックアップ・データ用に領域が必要になった場合は、シャドウ・テープを削除することができます。管理者は、シャドウ・テープの保持期間を設定することができます。まだ保持期間を過ぎていない場合、NetApp VTLはシャドウ・テープを削除する前に通知を送信します。

以下の点に注意します。

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シャドウ・テープは読み取り専用の仮想テープに変換されるため、シャドウ・テープのメディア要求はリストアまたは複製タスクのみに使用することができます。

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NetVaultデータベース内にシャドウ・テープ・メディアの永久記録は作成されません。データベースには実際のメディアの詳細のみが保管されます。シャドウ・テープ属性は、シャドウ・テープとしてライブラリにインポートされる際に、メディアに関連付けられます。したがって、NetVaultを停止または再起動する前に、すべてのシャドウ・メディアのエクスポートが必要です。メディアをエクスポートしないと、メディアのシャドウ属性は失われ、読み取り専用アイテムに変換されます。同じ理由から、シャドウ・テープのエクスポートもライブラリのドアが開く前に実行する必要があります。

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シャドウ・テープ・プールで何も使用できない、またはシャドウ・テープ・オプションがデバイスでサポートされていない場合にメディアをインポートすると、エラー・メッセージが表示されます。

仮想テープをインポートするには：

［ナビゲーション］パネルで、［デバイス管理］をクリックします。

デバイスのリストで、仮想テープを含むライブラリをクリックします。

［メディアのインポート］をクリックします。［インポートのためにシャドウ・テープ・メディア・バーコードを選択します］ダイアログ・ボックスが表示され、シャドウ・テープ・プールで使用できるテープのメディア・バーコードのリストが表示されます。

［メディア・バーコード］リストでインポートするテープのバーコードを選択または入力します。

［OK］をクリックします。

要求されたテープが、シャドウ・テープ・プールまたは物理ライブラリからメディア・チェンジャへインポートされます。シャドウ・テープと物理テープの両方を利用できる場合、シャドウ・テープは読み取り専用の仮想テープに変換され、入口/出口ポートへインポートされます。物理テープのみが使用可能な場合は、物理テープから仮想テープが作成され、入口/出口ポートへインポートされます。