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メモ: クラスタ環境では、バックアップ後に共有クラスタ・ディスクを変更すると、システム状態のリストア時にディスク署名情報が必要な場合があります。 ディスク署名情報は、Windowsのdumpcfg.exeユーティリティを使って取得できます。 このツールについての詳細は、関連するWindowsドキュメントを参照してください。 |
NetVault Backup Plug‑in for FileSystemでは、大量のデータをバックアップするときにマルチストリーム動作を実行するための設定ができます。 マルチストリーム・バックアップは、パラレル・ストリームでデータを転送することで、バックアップ性能を向上させています。
マルチストリーム・バックアップでは、プラグインがバックアップ選択設定を小さな選択グループに分割し、別の子プロセスを使用して分割した選択グループを並列バックアップします。
マルチストリーム・オプションを使用して、以下を実行することができます。
プラグインが各ジョブに対して使用可能なパラレル・データ・ストリームの最大数を指定できます。 プラグインで可能なパラレル・ストリームは最大8つです。
一般的にバックアップ計画には、使用するバックアップ手段、バックアップの実行時期と間隔、バックアップの保管方法、バックアップの保持期間、バックアップ・メディアの再利用方法を定義する必要があります。
ガイドラインとして、以下に、バックアップ・シーケンスの例をいくつか示します。
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フル・バックアップのみ: バックアップ・サイズが小さい、バックアップ・ウィンドウは重要ではない、またはストレージ・メディアの制約がない場合は、フル・バックアップのみを実行することができます。 このようなシナリオの場合、フル・バックアップのタイミングを、更新頻度に応じて、毎晩またはN時間ごとに設定することができます。 |
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フル・バックアップと増分バックアップ: 短時間でバックアップを行い、ストレージ・メディアの消費を最低限に抑えるには、フル・バックアップと増分バックアップを計画に含めることができます。 たとえば、データの更新頻度に応じて、毎週日曜日にフル・バックアップを実行し、毎日またはN時間ごとに増分バックアップを実行するようにスケジュールできます。 |
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フル・バックアップと差分バックアップ: 短時間でバックアップを行い、メディアの消費を減らすには、フル・バックアップと差分バックアップを計画に含めることができます。 たとえば、データの更新頻度に応じて、毎週日曜日にフル・バックアップを実行し、毎日またはN時間ごとに差分バックアップを実行するようにスケジュールできます。 |
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Windowsシステム状態バックアップ: Windowsのシステム状態バックアップには、以下のいずれかの手段を採用することができます。 |
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ポリシー・ベースのバックアップ: LinuxおよびUNIXクライアントでrootディレクトリをバックアップするポリシー、およびWindowsクライアントですべての固定ドライブとシステム状態をバックアップするポリシーを、企業レベルで作成することができます。 バックアップ・ポリシーについての詳細は、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。 |
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[ナビゲーション]パネルで[バックアップ・ジョブ作成]をクリックして、設定ウィザードを開始します。 |
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[ジョブ名]に、ジョブの名前を入力します。 ジョブの進行やデータのリストア状態を監視する際に識別しやすい、分かりやすい名前を割り当てます。 |
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[セレクション]リストで、既存のバックアップ・セレクション・セットを選択するか、以下の手順に従ってセットを作成します。 |
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[新規作成]をクリックして、[NetVault Backupセレクション]ページを表示します。 |
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NetVault Backupマシンを開いて、[ファイル・システム]を開きます。 |
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システム全体をバックアップする場合: LinuxおよびUNIXシステムで、rootノード(/)を選択します。 |
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個別のアイテムをバックアップする場合: 親ノードを開きます。 ディレクトリ・ツリーを参照して、バックアップするアイテムを探します。 |
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子アイテムを除外する場合: 選択した親ノード内のファイルやディレクトリを除外するには、該当するチェック・ボックスをクリックしてチェック・マークを×印に変更します。 |
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[プラグイン・オプション]リストで既存のバックアップ・オプション・セットを選択するか、以下の手順に従ってセットを作成します。 |
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[新規作成]をクリックして、[File System Pluginバックアップ・オプション]ページを表示します。 |
[バックアップ方式]で、適切なオプションを設定します。
バックアップ方式についての詳細は、「バックアップ方式について」を参照してください。 | |||||
[バックアップ・タイプ]で、[フル]を選択します。 バックアップ・タイプについての詳細は、「バックアップ・タイプについて」を参照してください。 |
[切り捨てられたファイルを無視]チェック・ボックスを選択した場合、Plug‑in for FileSystemはフル、増分、および差分バックアップ時にオフライン・ファイルを除外します。 | |
バックアップ中に変更されたファイルをマークするには、このチェック・ボックスを選択します。 リストア時に、デフォルトでそれらのファイルはリストアされません。 これらのファイルをリストアするには、リストア・オプション・セットで[バックアップ中に変更されたファイルをリストア]オプションを設定する必要があります。 バックアップ中に更新されたファイルをチェックしない場合は、このチェック・ボックスの選択を解除します。 [バックアップ中に変更されたファイルを確認]オプションは、VSSバックアップ方式では無効です。 | |
ジョブを一時停止して、後ほどその時点から再開する機能を利用する場合は、このチェック・ボックスを選択します。 ジョブを停止すると、その時点までに処理されたすべてのアイテムのインデックスが生成され、バックアップ・メディアとNetVaultデータベースに書き込まれます。 次にジョブ・ステータスが[ジョブは停止しました]に設定されます。 プラグインが大きなバックアップ・インデックスを書き込んでいる場合、ジョブ・ステータスは継続的に「メディアへ書き込み中: バックアップ・インデックスの保存中」と報告されます。 後でジョブを再開すると、残りのファイルとフォルダに対して増分バックアップ・ジョブが実行されます。 ジョブの停止、再開は、[ジョブ・ステータス]ページから行えます。 詳細は、「ジョブの停止」および「ジョブの再開」を参照してください。 | |
デフォルトで、プラグインは1つのバックアップ・ジョブに付き1つのデータ・ストリームを生成し、選択したアイテムを順番にバックアップします。 このオプションを使用して、マルチストリーム・バックアップを実行できます。 詳細については、「マルチストリーム・バックアップについて」を参照してください。 単一ボリュームに対して別の選択グループを作成し、複数のストリームを使用してデータをバックアップするようプラグインを設定することもできます。 詳細は、「大量の単一ボリュームをバックアップする場合に経験則を使用する」を参照してください。 ジョブ別に最大同時ストリーム数を指定することができます。 [最大同時ストリーム数]の設定により、同時にバックアップされる選択グループの数が決定されます。 | |
[最大同時ストリーム数]オプションに設定した値は、クライアントで同時に開始される子プロセスの数を決定します。 たとえば、6つの選択グループがあり、このオプションが4に設定されている場合、4つの子プロセスがクライアントで開始されます。 バックアップ・デバイスおよびメディアを取得した後、子プロセスはバックアップ・ストリームを生成し、選択グループ内のアイテムをバックアップします。 ある子プロセスがタスクを完了すると、別の子プロセスが開始され、次の選択グループをバックアップします。 このプロセスは、すべての選択グループがバックアップされるまで続行されます。 | |
デフォルトで、プラグインはマルチストリーム・ジョブとして設定された2つのストリームをバックアップに使用します。 プラグインで可能なパラレル・ストリームは最大8つです。 | |
大量ボリュームをバックアップする際、プラグインで同時にデータを複数の選択グループに分割し、複数のパラレル・ストリームでグループをバックアップすることができます。 増分バックアップでは、トップレベルの選択グループのみが個々のデータ・ストリームを使用します。子プロセスは選択グループの分割は行いません。 | |
このチェックボックスを選択すると、プラグインが個々のストリームを使用して、ボリュームに存在するマウント・ポイントをバックアップします。 このオプションは、[大量の単一ボリュームをバックアップする場合に経験則を使用する]オプションと併用できます。 |
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スケジュール・セット、ターゲット・セット、および詳細設定セットを選択または作成します。 これらの設定についての詳細は、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。 |
メモ: マルチ・ストリーム・バックアップを実行するときは、[バックアップを必ずターゲット・メディアの先頭に書き込み]チェック・ボックスを選択しないでください。 マルチ・ストリーム・バックアップでこのチェック・ボックスをオンにすると、各データ・ストリームでは別々のメディアがターゲットとなり、そのメディア・アイテムで最初のバックアップとして存在することになります。 バックアップで5つのストリームが生成される場合は、5つのブランク・メディア・アイテムまたは新しいメディア・アイテムの取得がジョブによって試されます。
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