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NetVault Plug-in for VMware 12.1 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for VMware- はじめに プラグインのインストール プラグインの設定 バックアップ戦略の策定 イメージ・レベル・バックアップ方式の使用 ファイル・レベル・バックアップ方式の使用 イメージ・レベルのバックアップのリストア ファイル・レベルのバックアップのリストア トラブルシューティング

さまざまなディスク・タイプのバックアップ・データおよびリストア・データ

Plug‑in for VMwareには、以下のCBT対応バックアップおよびリストア・データが含まれます。

シン

(必要なスペースが割り当てられ、必要に応じてゼロ・アウトされます)

使用済みディスク・セクタのみをバックアップ。

更新されたディスク・セクタのみをバックアップ。

使用済みセクタのみをリストア。

使用済みディスク・セクタのみをリストア。各セクタは1回のみリストアされます。

Zeroedシック

(すべてのスペースは作成時に割り当てられ、未使用部分は初回書き込み時にゼロ・アウトされます)

使用済みディスク・セクタのみをバックアップ。

更新されたディスク・セクタのみをバックアップ。

使用済みセクタのみをリストア。

使用済みディスク・セクタのみをリストア。各セクタは1回のみリストアされます。

Eager Zeroedシック

(すべてのスペースは作成時に割り当てられ、ゼロ・アウトされます)

すべてのディスク・セクタをバックアップ。

更新されたディスク・セクタのみをバックアップ。

ディスク全体をリストア。

ディスク全体をリストア。各セクタは1回のみリストアされます。

仮想互換性RDM(Raw Device Mapping)

すべてのディスク・セクタをバックアップ。

更新されたディスク・セクタのみをバックアップ。

ディスク全体をリストア。

ディスク全体をリストア。各セクタは1回のみリストアされます。

ネットワーク・ファイル・システム(NFS)

すべてのディスク・セクタをバックアップ。

更新されたディスク・セクタのみをバックアップ。

ディスク全体をリストア。

ディスク全体をリストア。各セクタは1回のみリストアされます。

また、CBTに対応していないバックアップをリストアする場合、すべてのブロックがリストアされて割り当てられます。このため、ディスクがCBTに対応していないバックアップからリストアされると、後続のCBT対応フル・バックアップではディスク全体がバックアップされることに注意してください。

RDMディスク

以下の表は、プラグインによるRDM(Raw Device Mapping)ディスクの処理方法を表しています。

物理互換モード

ディスクはバックアップされません。警告メッセージはNetVault Backupバイナリ・ログおよびジョブ・ログに出力されます。

仮想互換モード(独立ディスク)

ディスクはバックアップされません。警告メッセージはNetVault Backupバイナリ・ログおよびジョブ・ログに出力されます。

仮想互換モード

ディスクはバックアップされますが、データはフラット・ファイルのみにリストアされます。タイプ変更に関する警告メッセージは、NetVault Backupバイナリ・ログおよびジョブ・ログに出力されます。

オプションで、仮想互換モードで実行中のRDMディスクをリストア時にスキップすることができます。

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vmware.cfgファイルをテキスト・エディタで開きます。
このファイルは、Windowsでは<NetVault Backup home>\config、Linuxでは<NetVault Backup home>/configにあります。

バックアップおよびリカバリ戦略

適切なバックアップ計画を策定しておくことで、障害が発生した場合でも正常にリカバリして、すばやく日常運用を再開できるようになります。データのバックアップを開始する前に、メディア障害、データ損傷、ユーザー・エラー、データ・センター全体の完全な消失など、さまざまな障害/事態を想定した適切な計画を策定する必要があります。

バックアップ計画には、使用するバックアップ手段、バックアップの実行時期と間隔、バックアップの保管方法、バックアップの保持期間、バックアップ・メディアの再利用方法を定義する必要があります。

ガイドラインとして、以下に、バックアップ・シーケンスの例をいくつか示します。

フル・バックアップのみ:バックアップ・サイズが小さい、バックアップ・ウィンドウは重要ではない、またはストレージ・メディアの制約がない場合は、フル・バックアップのみを実行することができます。このようなシナリオの場合、フル・バックアップのタイミングを、更新頻度に応じて、毎晩またはN時間ごとに設定することができます。
フル・バックアップと増分バックアップ:短時間でバックアップを行い、ストレージ・メディアの消費を最低限に抑えるには、フル・バックアップと増分バックアップを計画に含めることができます。たとえば、データの更新頻度に応じて、毎週日曜日にフル・バックアップを実行し、毎日またはN時間ごとに増分バックアップを実行するようにスケジュールできます。
フル・バックアップと差分バックアップ:短時間でバックアップを行い、メディアの消費を減らすには、フル・バックアップと差分バックアップを計画に含めることができます。たとえば、データの更新頻度に応じて、毎週日曜日にフル・バックアップを実行し、毎日またはN時間ごとに差分バックアップを実行するようにスケジュールできます。

イメージ・レベル・バックアップ方式の使用

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