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NetVault 12.3 - インストール・ガイド

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GUIモードでのNetVault Backupのインストール

グラフィカル・モードは、グラフィカル環境を提供するサポートされているすべてのオペレーティング・システムで使用できます。このモードを使用するには、LinuxおよびWindowsベースのシステム上にGTKパッケージまたはX Window Systemライブラリが必要です。

インストールが完了したら、[Finder]ウィンドウで仮想ドライブ・アイコンの横にある[イジェクト]アイコンをクリックして、ディスク・イメージをマウント解除することができます。または、デスクトップの仮想ドライブアイコンをクリックし、CMD + Eキーを押します。

3
[言語選択]ダイアログ・ボックスで、NetVault Backupのインストールで使用する言語を選択します。
[OK]をクリックします。
4
標準:このオプションでは、NetVault Backupサーバーをスタンドアロン・モードで使用できます。
マネージド・サービス・プロバイダ:このオプションでは、NetVault Backupサーバーを使用して、バックアップをクライアントまたは顧客へのサービスとして提供します。
6
[使用許諾契約書]ダイアログ・ボックスで、すべての規約に同意する場合は[同意します]をクリックします。
[次へ]をクリックして作業を継続します。
7
[インストール・ディレクトリ]ダイアログ・ボックスで、インストール・パスを指定します。
Linux:/usr/netvault
Solaris:/opt/netvault
Windows:C:\Program Files\Quest\NetVault Backup or C:\Program Files (x86)\Quest\NetVault Backup
デフォルトのパスを使用する場合は、[次へ]をクリックします。
場所を変更する場合は、新しいパスを入力して[次へ]をクリックします。指定したパスが存在しない場合、インストール時にパスが自動的に作成されます。[参照]をクリックし、エクスプローラ・ウィンドウでターゲット・ディレクトリを選択することもできます。
[はい]オプションを選択してから[次へ]をクリックして続行します。
8
[マシン名]ダイアログ・ボックスで、NetVault Backupサーバーの一意の名前を指定します。[次へ]をクリックします。
9
[マシンのパスワード]ダイアログ・ボックスで、NetVault Backupマシンのパスワードを指定します。
[パスワードの再入力]ボックスで、確認用にパスワードを再度入力します。[次へ]をクリックします。
10
NetVault Backupサーバーをインストールするときには、次に[NetVault Backupデータベース・ディレクトリ]ダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスは、クライアントのインストールの際には表示されません。
[データベース・ディレクトリ]ダイアログ・ボックスで、NetVaultデータベースのインストール・パスを指定します。
Linux:/usr/netvault/db
Windows:C:\Program Files\Quest\NetVault Backup\dbまたはC:\Program Files (x86)\Quest\NetVault Backup\db
場所を変更する場合は、新しいパスを入力して[次へ]をクリックします。指定したパスが存在しない場合、インストール時にパスが自動的に作成されます。[参照]をクリックし、エクスプローラ・ウィンドウでターゲット・ディレクトリを選択することもできます。
NetVault Backupで PostgreSQL Linuxユーザーの作成を許可:デフォルトでは、このオプションは選択されていません。
Linuxユーザー名:既存のLinuxユーザー・アカウントを使用する場合は、このオプションを選択します。
[次へ]をクリックして作業を継続します。
[パスワード]ボックスで、PostgreSQLデータベース・スーパー・ユーザーのパスワードを指定します。
[パスワードの再入力]ボックスで、確認用にパスワードを再度入力します。
13
[インストールの準備完了]ダイアログ・ボックスで、インストール・パラメータを確認し、[次へ]をクリックしてインストールを開始します。
15
マシンにソフトウェアが正常にインストールされた後に、セットアップ完了ダイアログ・ボックスが表示されます。[完了]をクリックしてこのダイアログ・ボックスを閉じ、インストーラを終了します。

テキスト・モードでのNetVault Backupのインストール

テキスト・モードは、Windowsを除くサポートされているすべてのオペレーティング・システムで使用できます。

メモ:  
リモートターミナル(SSHまたはtelnet)からMac OS X上でインストーラを実行する場合は、--mode textオプションの使用が必要になることがあります。このオプションを使用しないと、インストーラが完全なグラフィック・モードで実行され、コンソールに何も出力が表示されない場合があります。
ご自分のNetVault Backupインストールに対応する言語を選択します。英語を選択するには、1またはEnterを押します。別の言語を選択する場合は、対応するキーを押します。
4
次に[使用許諾契約書]画面が次に表示されます。Enterキーを押して、契約書を読みます。
Linux:/usr/netvault
Solaris:/opt/netvault
場所を変更する場合は、新しいパスを入力してEnterキーを押します。指定したパスが存在しない場合、インストール時にパスが自動的に作成されます。
y」を押して、続行します。
別の名前を割り当てる場合は、名前を入力してEnterキーを押します。マシン名についての詳細は、「NetVault Backupの名前とパスワードの決定」を参照してください。
場所を変更する場合は、新しいパスを入力してEnterキーを押します。指定したパスが存在しない場合、インストール時にパスが自動的に作成されます。
y」を押して、続行します。
Linuxユーザー名を指定して、Enterキーを押します。
11
[インストールの準備完了]画面で、インストール・パラメータを確認し、Enterキーを押してインストールを開始します。

無人モードでのNetVault Backupのインストール

無人モードはすべてのオペレーティング・システム上でサポートされています。無人インストールを実行するときには、コマンド・ラインまたはオプション・ファイル内でインストール・オプションを指定できます。

オプション・ファイルとは、インストール・プロセス中に提示される質問に対する回答を記述したテキスト・ファイルです。各回答はオプション・ファイルで識別される変数の値として保存されています。オプション・ファイルは任意のディレクトリに保存し、有効な任意のファイル名を付けることができます。

インストーラは、省略されているオプションにはデフォルト値を使用します(デフォルト値がないPostgreSQLデータベース・スーパーユーザーのパスワードを除きます)。

警告メッセージの例:

unaligned access to 0x6000000005642f7c, ip=0x2000000004dbe520

これらの警告メッセージを抑制するには、以下のコマンドを実行して、インストーラを起動します。

prctl --unaligned=silent ./<インストール・ファイルの名前> --mode unattended <オプション>

– または –

prctl --unaligned=silent ./<インストール・ファイルの名前> --mode unattended --optionfile <ファイル名>

コマンド・ラインまたはオプション・ファイル内で次のパラメータを指定することができます。

メモ: インストール・オプションのヘルプを参照するには、次のように--helpオプションを指定してインストーラを実行します。

LinuxおよびUNIX:./<インストール・ファイルの名前> --help

Windows:<インストール・ファイルの名前> --help

--unattendedmodeui <操作レベル>

無人インストールの操作レベルを指定します。

次の値を指定できます。

none:これは、無人インストールのデフォルトのモードです。このモードでは、インストーラはメッセージや進行状況情報を表示しません。
minimal:このモードでは、メッセージは表示されませんが、ポップアップ・ウィンドウに進行状況情報が表示されます。
minimalWithDialogs:このモードでは、いくつかメッセージが表示され、ポップアップ・ウィンドウに進行状況情報が表示されます。

--optionfile <ファイル名>

オプション・ファイルの名前を指定します。ファイルが現在のディレクトリにない場合は、フルパスを指定します。

--installer-language <NetVault Backup言語>

NetVault Backupインストールに使用する言語を指定します。次の言語がサポートされます。

en:英語
zh_CN:簡体中国語
fr:フランス語
de:ドイツ語
ja:日本語
ko:韓国語

デフォルトは英語(en)です。

--setup-type <セットアップ・タイプ>

NetVault Backup サーバーのセットアップ・タイプを指定します。セットアップ・タイプは次のとおりです。

標準:デフォルトのオプションです。NetVault Backupサーバーをスタンドアロン・モードで使用することができます。
MSP:このオプションを使用すると NetVault Backupサーバーを使用して、クライアントまた顧客へのサービスとしてバックアップを提供できます。マネージド・サービス・プロバイダ(MSP)のオプションは、WindowsとLinuxの純粋な64ビット・バージョンのサーバーでサポートされています。

--prefix <インストール・ディレクトリ>

NetVault Backupのインストール・パスを指定します。パスにスペースが含まれている場合は、二重引用符("")で囲みます。

デフォルトのパスは次のとおりです。

Linux:/usr/netvault
Windows:“C:\Program Files\Quest\NetVault Backup” or “C:\Program Files (x86)\Quest\NetVault Backup”

--logical-name <NetVault Backupマシン名>

NetVault Backupマシン名を指定します。

デフォルトでNetVault BackupはOSが割り当てたマシン名を使用します。マシン名についての詳細は、「NetVault Backupの名前とパスワードの決定」を参照してください。

--password <パスワード>

NetVault Backupマシンのパスワードを指定します。

マシンのパスワードは、NetVault Backupクライアントをサーバーに追加する際に使用します。パスワードには、最大100文字を使用することができます。以下の文字を使用することはできません。

\およびスペース

パスワードについての詳細は、「NetVault Backupの名前とパスワードの決定」を参照してください。

インストール時にパスワードを設定しない場合、NetVault Backupはシステムのrootまたは管理者パスワードを使用します。

--db-dir <NetVaultデータベース・インストール>

NetVaultデータベースのインストール・パスを指定します。NetVault Backupサーバーのインストールの場合にのみ、このパラメータを指定できます。

パスにスペースが含まれている場合は、二重引用符("")で囲みます。

NetVaultデータベースのデフォルトのパスは次のとおりです。

Linux:/usr/netvault/db
Windows:“C:\Program Files\Quest\NetVault Backup\db” or “C:\Program Files (x86)\Quest\NetVault Backup\db”

--pg-linuxuser-option <pg-linuxuser-option>

PostgreSQL Linuxユーザー・アカウントのオプションを指定します。NetVault Backup PostgreSQL Linuxユーザー・アカウントについての詳細は、「NetVault Backup PostgreSQL Linuxユーザー・アカウントの決定」を参照してください。ここで入力しない場合は、デフォルトのオプションが選択されます。

デフォルト: auto

使用可能:auto custom

--pg-linuxuser-name <pg-linuxuser-name>

--pg-linuxuser-option」がcustomに設定されている場合のみ必須です。

デフォルト:netvault-pgsql

--pg-su-passwd <パスワード>

PostgreSQLデータベース・スーパーユーザーのパスワードを指定します。NetVault Backupサーバーのインストールの場合にのみ、このパラメータを指定できます。

パスワードには、最大100文字を使用することができます。以下の文字を使用することはできません。

\およびスペース

PostgreSQLデータベース・スーパー・ユーザーのパスワードを指定する方法についての詳細は、「NetVault Backupの名前とパスワードの決定」を参照してください。

このセクションでは、NetVault Backupインストーラを無人モードで使用する例をいくつか紹介します。

./<インストール・ファイルの名前> --mode unattended --pg-su-passwd MyDbPassword
./<インストール・ファイルの名前> --mode unattended --installer-language ja
--pg-su-passwd MyDbPassword
./<インストール・ファイルの名前> --mode unattended
./<インストール・ファイルの名前> --mode unattended --installer-language ja

このセクションでは、サンプル・オプション・ファイルを示します。

グループ・ポリシーによるWindowsへのNetVault Backupクライアントのインストール

このセクションには、以下のトピックが含まれています。

Active Directory(AD)ドメインでは、グループ・ポリシー・オブジェクト(GPO)を作成して、ドメイン内の複数のマシンにNetVault Backupクライアント・ソフトウェアをインストールできます。

a
[スタート]をクリックして、[管理ツール][グループ・ポリシーの管理]をクリックします。
b
ドメインを右クリックして、[このドメインに GPO を作成し、このコンテナにリンクする]をクリックします。
d
[グループ・ポリシー管理コンソール]の左パネルで、適用するノードを開き、GPOを選択します。右パネルで、[セキュリティフィルタ処理]セクションに移動します。
e
デフォルトでは、ポリシーはクライアント・マシンに適用されません。マシンを追加するには、[追加]をクリックします。表示されたダイアログ・ボックスで、[オブジェクトの種類]をクリックして、[コンピュータ]を選択します(まだ選択されていない場合)。
a
[グループ・ポリシー管理コンソール]で、ポリシーを選択して、[編集]をクリックします。[コンピュータの構成][ソフトウェアの設定]を展開します。
b
[ソフトウェア・インストール]を右クリックして、[新規作成][パッケージ]をクリックします。[開く]ダイアログ・ボックスで、共有インストーラ・パッケージのフルUNCパス(たとえば、\\<ファイル・サーバー>\<共有>\<インストール・ファイル名>)を入力し、[開く]をクリックします。
メモ: UNCパスを使用していることを確認します。[参照]ボタンを使用して共有の場所にアクセスしないでください。
c
[ソフトウェアの展開]ダイアログ・ボックスで、[割り当て済み]オプションが選択されたままにして、[OK]をクリックします。
[グループ・ポリシー管理エディタ]の右側のパネルに、NetVault Backupインストール・パッケージが表示されます。
d
[グループ・ポリシー管理エディタ]および[グループ・ポリシー管理コンソール]を閉じます。
1
[スタート]をクリックして、[管理ツール][グループ・ポリシーの管理]をクリックします。
2
パッケージの展開に使用したグループ・ポリシー・オブジェクトを選択し、[編集]をクリックします。
3
[グループ・ポリシー管理エディタ][ソフトウェアの設定]を展開します。
4
[アプリケーションの管理]ノードを開きます。
5
[グループ・ポリシー管理エディタ]の右側のパネルで、NetVault Backupエントリを右クリックして、[すべてのタスク][アプリケーションの再展開]をクリックします。
6
確認ダイアログ・ボックスで、[はい]をクリックします。
7
[グループ・ポリシー管理エディタ]および[グループ・ポリシー管理コンソール]を閉じます。
1
[スタート]をクリックして、[管理ツール][グループ・ポリシーの管理]をクリックします。
3
[グループ・ポリシー管理エディタ][ソフトウェアの設定]を展開します。
4
[アプリケーションの管理]ノードを開きます。
5
[グループ・ポリシー管理エディタ]の右側のパネルで、NetVault Backupエントリを右クリックして、[すべてのタスク][削除]をクリックします。
7
[グループ・ポリシー管理エディタ]および[グループ・ポリシー管理コンソール]を閉じます。
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