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NetVault 12.1 - リファレンス・ガイド

前書き はじめに コマンドライン・ユーティリティの使用
クライアント固有ユーティリティ デバイス固有ユーティリティ メディア固有ユーティリティ ジョブ固有ユーティリティ ログ固有ユーティリティ その他のユーティリティ
nvreportユーティリティの使用

nvsmartdisk

以下の機能を実行します。

--add

Quest NetVault SmartDiskを追加します。 -addオプションは、以下のオプションと組み合わせて使用します。

--host: Quest NetVault SmartDiskがインストールされているホストのDNS名またはIPアドレスを指定します。 このオプションは、デバイスがNetVault Backupサーバーに配備されている場合でも設定する必要があります。 NetVaultサーバーがホスト名を解決できない場合、デバイスは追加されません。
--force: デバイスが同名の別のQuest NetVault Backupサーバーにすでに追加されている場合でも、NetVault SmartDiskを追加します。 このオプションは、ディザスタ・リカバリを実行してNetVault Backupサーバーを再構築した場合に役立ちます。
--port: Quest NetVault SmartDiskインスタンスとの通信用ポートを指定します。 このオプションは、デバイスがデフォルト以外のポートを使用するよう設定されている場合のみ指定します。
--server: デバイスを追加するNetVault Backupサーバーの名前を指定します。 このコマンドをサーバー上で実行する場合、このオプションは必要ありません。

--remove

Quest NetVault SmartDiskを削除します。 -removeオプションは、以下のオプションと組み合わせて使用します。

--device: NetVault WebUI、CLI、およびレポートに表示されるQuest NetVault SmartDiskの名前を指定します。
--force: デバイスにアクセスできないか、その他のエラーが原因で削除操作がブロックされる場合でも、Quest NetVault SmartDiskを削除します。

--list

NetVault Backupサーバーに追加されているすべてのQuest NetVault SmartDiskインスタンスのマシン名を一覧表示します。

nvsvtlgrow

以下の機能を実行します。

このユーティリティは<NetVault Backup home>\binディレクトリにあります。

表33. nvsvtlgrow

display

マシン上のすべてのSVTLを表示します。

マシン上の単一のSVTLのステータスを表示するには、以下のコマンドを使用します。

nvsvtlgrow display -device <svtl-device>

test

テスト拡張を実行します。 testオプションは、以下のオプションと組み合わせて使用します。

-device: ターゲットSVTLの名前を指定します。
-size: メディアのサイズを指定します(例:800MBの場合は800m、40GBの場合は40g、2TBの場合は2t)。
-count: 追加するメディア・アイテム数を指定します。

これらの値が空き領域と比較され、これらのメディア・アイテムが作成可能かどうかを示すレポートが作成されます。 SVTLが実際に変更されることはありません。

grow

SVTL容量を拡張します。 growオプションは、以下のオプションと組み合わせて使用します。

-device: ターゲットSVTLの名前を指定します。
-size: メディアのサイズを指定します(例:800MBの場合は800m、40GBの場合は40g、2TBの場合は2t)。
-count: 追加するメディア・アイテム数を指定します。

nvsvtlgrowユーティリティは、オプションをチェックし、ユーザーからの確認応答があり次第、新しいメディア・アイテムを追加して、SVTLサイズを拡張します。 追加されたメディアを使用するには、SVTLを再追加するか、NetVault Backupサービスを再起動します。

メディア固有ユーティリティ

nvblankmedia

メディアをブランクにします。

-servername

ジョブを管理するNetVault Backupサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。 ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。 サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-libraryname

ターゲット・メディア・アイテムを含むライブラリの名前を指定します。

-barcode

ターゲット・メディア・アイテムのバーコードを指定します。

-medialabel

ターゲット・メディア・アイテムのラベルを指定します。

このオプションは、メディア・ラベルで検索する場合のみ使用します。 メディア・ラベルにスペースが含まれている場合は、二重引用符("")で囲みます。

例: “Full DB Backups”

メディア・ラベルが、すべての使用可能なデバイス内のメディア中で一意でない場合は、このオプションを、‑librarynameまたは-drivenameオプションと組み合わせて使用します。

-slotspec

ターゲット・メディア・アイテムが存在するライブラリの名前とスロット番号を指定します。 この2つの値は、二重コロン区切り文字(::)を使用して区切る必要があります。 このオプションは、ライブラリ・スロットで検索する場合のみ使用します。

-drivename

ターゲット・メディア・アイテムを含むドライブの名前を指定します。

このオプションは、ドライブにすでにターゲット・メディアがロードされている場合は無視されます。間違ったドライブを指定しても、当該メディア・アイテムはブランクになります。

-wait

タスクが完了するまで待機します。

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