Rapid Recoveryは変更ブロックのみの増分リカバリポイントを取得しますが、増分リカバリポイントが取得できない状況時にベースリカバリポイントを自動的に取得します。増分リカバリポイントが取得できない状況はバックアップ対象のボリュームにdirtyフラグがマークされた時に、いかなる場合にもベースリカバリポイントが取得されます。以下はボリュームがDirtyとマークされた際にロギングされるメッセージの例になります。
- AppRecovery.log抜粋 (デフォルトパス Core側 C:\ProgramData\AppRecovery\Logs)
Rapid Recoveryドライバはベースリカバリポイントの取得が必要であるかを判定するため、各ボリュームが正常にシャットダウンされたかを確認しています。
またRapid Recoveryはボリュームがdirtyとマークされた理由を示すイベントを検知することはできないことに注意してください。
ボリュームがdirtyであると判定される理由について、主に以下のシナリオが考えられます。
その他のHDD上のボリュームはCleanとマークされるため、ベースと増分の2種のリカバリポイントが取得されている状況となります。
4.あるスナップショットと次に取得するスナップショット間の変更点の追跡ログ(AALog)が破損、もしくはアクセス不能の場合。
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