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NetVault 13.1.2 - インストール・ガイド

前書き NetVaultシステム構築例 インストール前要件の確認 NetVaultのインストール インストール後要件の確認 NetVaultのアップグレード NetVaultのライセンス NetVaultの削除 トラブルシューティング

アップグレードの要件と考慮事項

メモ: NetVault Backup 12.3 から NetVault 13.1.2 へのアップグレード中、さまざまな操作を実行している間に認証の問題が発生することはほとんどありません。これは、アルゴリズムが NetVault Backup 12.3 から NetVault 13.1.2 に変更されたためです。詳細は、「NetVault Backup 12.3 からのアップグレード」を参照してください。
重要: NetVault Backup は、NetVault になりました。この名前の変更に伴い、新しいライセンス形式が使用されます。NetVault では、ライセンスキーの代わりに、NetVault サーバマシンにインストールされている .dlv 形式のライセンスファイルが使用されます。バージョン 13.0 より前の NetVault クライアントまたはライセンスされたプラグインを使用する場合は、クライアントまたはプラグインマシンにある古いライセンスに加えて、NetVault サーバにインストールするライセンスファイルを取得する必要があります。詳細については、サポートポータルの関連 KB を参照してください。

NetVault システムをアップグレードする前に、以下の注意事項を確認してください。

www.quest.com/jp-ja/ で[マイアカウント]にアクセスし、NetVault クライアント用の .dlv ライセンスファイルと、各自の設定で使用されているすべてのライセンスされたプラグインをダウンロードして、ファイルを現在の NetVault サーバの \tmp フォルダに保存します。
注意: アップグレードする前に、必要なすべてのライセンスファイルを NetVault Backup サーバの \tmp フォルダにコピーすることが非常に重要です。アップグレード中に、NetVault Backup サーバの \tmp フォルダに .dlv ライセンスファイルが見つからない場合は、NetVault のデフォルトの 30 日間試用版ライセンスがインストールされます。試用版ライセンスに含まれていない、または許可されていない機能やプラグインを使用している場合は、インストールによって、NetVault 設定での予期しない変更や、バックアップジョブの失敗が生じるおそれがあります。アップグレード後にライセンスファイルをインストールするには、WebUI の[ライセンス管理]ページに移動します。リリースノート。
任意のクライアント・システムをアップグレードする前に、NetVaultサーバーをアップグレードします。
HP-UX または macOS オペレーティングシステムに NetVault クライアントをインストールしている場合は、Quest では、古いバージョンからアップグレードするのではなく、NetVault 13.1 の新規インストールを使用することをお勧めします。
NetVault サーバでサポートできるクライアントのバージョンは、サーバと同じバージョンか、それより古いバージョンのみです。NetVaultクライアントのソフトウェア・バージョンをNetVaultサーバーのソフトウェアよりも新しいバージョンにはできません。
10.0から、NetVaultサーバーのインストールは、WindowsおよびLinuxオペレーティング・システムでのみサポートされます。UNIX および Mac OS X オペレーティングシステムには、NetVault サーバをインストールできなくなります。
NetVault 13.1.2 へのアップグレードは、NetVault 11.4.5 以降からのみサポートされています。
LinuxベースのシステムでNetVaultのアップグレードを実行すると、netvault initスクリプトへの起動/停止リンクが、新しいバージョンのランレベルに再設定される前にすべて削除されます。アップグレード後にinitスクリプトへのユーザー定義リンクを保持する場合は、リンク名に「netvault」を使用しないでください。
NetVault クライアントソフトウェアを複数のマシンで同時にアップグレードするには、NetVault WebUI のプッシュインストール方式を使用できます。この方法は、新規インストールとアップグレード・インストールの両方に使用できます。この方式についての詳細は、『Quest NetVaultアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。
アップグレード中、言語はNetVaultを最初にインストールしたときと同じ言語にする必要があります。アップグレード中の言語が元の言語と異なると、デフォルトの管理者アカウントが正常に移行されずに、NetVaultインスタンスがロックされることがあります。
NetVault をアップグレードする前に、接続している DR アプライアンスをバージョン 4.0.3 以降にアップグレードする必要があります。
アップグレード処理中には、旧バージョンのNetVaultに接続しているすべてのDRデバイスを、接続可能でオンラインの状態にしておく必要があります。
NetVaultを円滑に動作させるには、NetVaultをバージョン13.1.2にアップグレードした後、ブラウザのキャッシュを消去する必要があります。
NetVault NetVault サーバをアップグレードする場合は、NetVault の以前のバージョンのインストールに使用したユーザーアカウントでログインし、セットアップを実行する必要があります。別のユーザーアカウントを使用して NetVault をアップグレードすると、アップグレードに失敗します。
NetVaultのインストールまたはアップグレードの直後では、[ダッシュボード]、[レポート表示]、[バックアップ・ジョブ作成]などのNetVaultのWebUIページをロードするときに数分間の遅延が予想され
ます。

NetVault Backup 12.3 からのアップグレード

NetVault Backup 12.3 の暗号化 / 復号化アルゴリズムの変更により、NetVault Backup 12.3.0.15 から NetVault 13.1.2 へのアップグレード後に認証関連の問題が発生することがあります。

既知の問題とその対処法については、次の表を参照してください。

テープライブラリまたは仮想テープライブラリ(VTL)の「バルクブランク」が認証エラーで失敗した場合...

同じ既存のパスワードを使用してパスワードをリセットします。詳細については、『NetVault 13.1.2 管理ガイド』の「NetVault パスワードの変更」を参照してください。

DR の「すべてを期限切れにする」が認証エラーで失敗した場合...

同じ既存のパスワードを使用してパスワードをリセットします。詳細については、『NetVault 13.1.2 管理ガイド』の「NetVault パスワードの変更」を参照してください。

アップグレード後にバックアップがカタログ化されない場合...

同じ既存のパスワードでカタログ検索を再設定します。詳細については、『NetVault 13.1.2 管理ガイド』の「カタログ検索の設定」を参照してください。

CLI ユーティリティが認証エラーで失敗した場合...

同じ既存のパスワードを使用して、CLI で使用した NetVault ユーザーのパスワードをリセットします。詳細については、『NetVault 13.1.2 管理ガイド』の「ユーザーアカウントの変更」を参照してください。

VMware のバックアップまたはリストアが失敗し、ログに認証エラーが記録される場合...

[サーバの編集]ダイアログボックスを使用して、vCenter または ESX Server のパスワードをリセットします。詳細については、『NetVault Plug-in for VMware 12.3 ユーザーズガイド』の「サーバの再設定」を参照してください。

NetVault の他の領域で認証の問題が発生した場合は、パスワードを再設定して、アクションを再度実行します。問題が解決しない場合は、NetVault サポートにお問い合わせください。

アップグレードの準備

NetVaultデータベースをバックアップする:NetVaultサーバーのアップグレード前の準備として、まず既存のNetVaultデータベースのバックアップを作成します。アップグレードに失敗した場合は、NetVaultの以前のバージョンを再インストールして、NetVaultデータベースをリカバリすることができます。これにより、設定済みのバックアップ・スケジュールに影響を及ぼすことなく、アップグレードの失敗原因を調べることができます。
Plug-in for Databasesを使用したNetVaultデータベースのバックアップについての詳細は、『Quest NetVaultビルトイン・プラグイン・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
NetVaultデータベースからデータをリストアする場合、ログはlogs_restored_<YYYYMMDD>ディレクトリにリストアされます。
マシン ID の収集:リリース 12.4 以前からアップグレードする場合は、各保護対象マシンのマシン ID を収集します。新しいライセンスファイルを取得するには、NetVault マシン ID が必要です。容量ライセンスをお持ちの場合は、NetVault サーバマシン ID のみが必要です。コンポーネントライセンスをお持ちの場合は、ライセンスされたプラグインを持つすべてのクライアントマシンのマシン ID が必要です。
ライセンスファイルのダウンロード:リリース 12.4 以前からアップグレードする場合は、NetVault サーバの .dlv ライセンスファイルと、設定で使用されているすべてのライセンスされたプラグインをダウンロードして、ファイルを現在の NetVault Backup サーバの \tmp フォルダに保存します。
注意: アップグレードする前に、必要なすべてのライセンスファイルを NetVault Backup サーバの \tmp フォルダにコピーすることが非常に重要です。アップグレード中に、NetVault Backup サーバの \tmp フォルダに .dlv ライセンスファイルが見つからない場合は、NetVault のデフォルトの 30 日間試用版ライセンスがインストールされます。試用版ライセンスに含まれていない、または許可されていない機能やプラグインを使用している場合は、インストールによって、NetVault 設定での予期しない変更や、バックアップジョブの失敗が生じるおそれがあります。アップグレード後にライセンスファイルをインストールするには、WebUI の[ライセンス管理]ページに移動します。リリースノート。
他のすべてのNetVaultアプリケーションを終了する:アップグレード手順を開始する前に、NetVault Configurator、ワークステーション・クライアント、PostgreSQL pgAdminなどの他のすべてのNetVaultアプリケーションを終了します。設定ファイルがある場合は、アップグレード手順を開始する前にそのファイルが閉じていることを確認します。Windowsでは、アップグレードを実行する前にイベント・ビューアを終了する必要がある場合もあります。Windowsでは、NetVaultディレクトリを参照したすべてのコマンド・プロンプトを閉じます。
ウイルス対策ソフトウェアを無効にするNetVaultのインストールまたはアップグレードを行う前に、ウイルス対策ソフトウェアを無効にしておくことをお勧めします。インストール・プロセスはウイルス対策ソフトウェアと競合する可能性があるため、ウイルス対策ソフトウェアを無効にしないと、インストール後に各種NetVault操作が失敗することがあります。

GUIモードでのNetVaultのアップグレード

GUIモードでのNetVaultのアップ
グレード

グラフィカル・モードは、グラフィカル環境を提供するサポートされているすべてのオペレーティング・システムで使用できます。このモードを使用するには、LinuxおよびWindowsベースのシステム上にGTKパッケージまたはX Window Systemライブラリが必要です。

グラフィカル・モードでNetVaultサーバーまたはクライアントをアップグレードするには:
メモ: デフォルトでは、[言語選択]ダイアログ・ボックスに、既存のNetVaultインストールの言語が表示され、アップグレードのインストールでも同じ言語が表示されます。言語は、NetVaultを最初にインストールしたときと同じ言語にする必要があります。アップグレード中の言語が元の言語と異なると、デフォルトの管理者アカウントが正常に移行されずに、NetVaultインスタンスがロックされることがあります。
4
5
[使用許諾契約書]ダイアログ・ボックスで、すべての規約に同意する場合は[同意します]をクリックします。
[次へ]をクリックして作業を継続します。
6
NetVaultサーバーをアップグレードする前に、NetVaultデータベースのバックアップが実行されていることを確認します。
7
[アップグレード可能]ダイアログ・ボックスで、[はい]をクリックしてインストールを開始します。
9
マシンにソフトウェアが正常にインストールされた後に、セットアップ完了ダイアログ・ボックスが表示されます。[完了]をクリックしてこのダイアログ・ボックスを閉じ、インストーラを終了します。
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