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お客様の説明に基づいて、以下の記事が問題解決に役立つ可能性があります。
このトピックでは一般的なエラーとその解決方法について説明します。この表に記載されていないエラーが発生した場合は、NetVault BackupログからSQL Serverエラー番号を取得し、関連するSQL Serverドキュメントで解決手段を参照してください。
トランザクション・ログ・バックアップに失敗した
単純復旧モデル・データベースでは、トランザクション・ログのバックアップを実行できません。
トランザクション・ログのバックアップを実行するには、データベースの復旧モデルを完全復旧モデルに設定する必要があります。
または、単純復旧モデル・データベースの選択を解除してください。
バックアップに失敗した
ファイルおよびファイルグループのバックアップに失敗すると、ログに以下のエラー・メッセージが表示されます。
“The primary filegroup cannot be backed up as a file backup because the database is using the SIMPLE recovery model.Consider taking a partial backup by specifying READ_WRITE_FILEGROUPS.(データベースで単純復旧モデルを使用しているため、ファイルのバックアップとしてプライマリ・ファイルグループをバックアップできません。READ_WRITE_FILEGROUPSを指定して部分バックアップを実行することを検討してください。)”
単純復旧モデル・データベースのセカンダリ・ファイルグループのみを含めるようセレクション・セットを変更するか、バックアップ・タイプとして部分データベースのバックアップまたは差分部分データベースのバックアップを選択してください。
ユーザー<ユーザー名>のログインに失敗しました。
プラグインのパスワードの入力が正しいかどうかを確認します。
バックアップが警告と共に完了した
バックアップ完了時にこのステータスが表示された後、ジョブに対するNetVault Backupログ・エントリで以下の一方または両方のメッセージが表示されているかを確認します。
これらのメッセージは、選択されたデータのバックアップは完了したものの、NetVault Backupによってジョブのインデックス情報がデータベースに適切に追加されなかったことを示します。このインデックス情報が追加されていないと、データは正しくリストアされません。
方法1:
[デバイス管理]ページを開いてバックアップ・メディアを選択し、[スキャン]をクリックします。NetVault Backupでは、バックアップ・ジョブのインデックス情報はNetVaultデータベースとバックアップ対象メディアの双方に保存されます。このスキャンを実行することで、インデックス情報が、NetVaultデータベースに書き込まれます。情報が追加されたことを確認するには、[ジョブ定義管理]ページを開いて対象のジョブを見つけます。ジョブを実行できるようになった場合、スキャン・プロセスにより問題が修正されています。
方法2:
方法1が失敗した場合は、バックアップ・ジョブを再実行します。
LinuxまたはUNIX上にインストールされているNetVault BackupサーバーからのVSSリストアが失敗します。
本プラグインでは、デフォルトでバックアップ・テープのメディア・フォーマットはMTFであると想定しています。これは、Windowsで通常最もよく使われているためです。ただし、LinuxおよびUNIXはメディア・フォーマットにCPIOを使用します。
プラグインを設定して、VSSリストア中のメディア・フォーマットにCPIOを使用するよう指定する必要があります。詳細は、「プラグイン・オプションの設定」を参照してください。
仮想クライアントの下にAlwaysOn可用性グループが表示されない
仮想クライアントの下にグループが表示されない場合、SQL Serverインスタンスのサービスが実行されていない可能性があります。有効なログイン認証情報が[すべてのインスタンス]レベルでプラグインに設定されなかった可能性もあります。
ノードを開くのに時間がかかる
ノードの次のレベルを展開するために、プラグインはSQL Serverに対しインスタンスおよびクラスタ情報を問い合わせます。プラグインがWindowsサービスが実行されていないインスタンスに対し問い合わせまたはログインを行うと、SQL Serverによる長時間のタイムアウトが発生することがあります。NetVault Backupでは5分間のタイムアウトを使用します。NetVault Backupのタイムアウトを超えると、プラグインはエラー・メッセージを表示し、ノードは開きません。ログインおよびクエリ・プロセスで遅延を発生させている問題に対処します。
VSSバックアップおよびリストア・ジョブは、NetVault BackupからOS上で実行されている同時バックアップ・ジョブによって、失敗する場合があります。
スナップショットを使用している2つのバックアップ/リストア・ジョブが同時に実行するようスケジュールされていると、いずれかのジョブが失敗する場合があります。ログにはVSS_E_SNAPSHOT_SET_IN_PROGRESSと表示されます。このメッセージは、VSSが2つの異なるスナップショット・セットの同時取得をサポートしていないことを示します。
対象のクライアントで複数のジョブを同時に実行しないことをお勧めします。
ジョブを再スケジュールするか、1回限りのジョブの場合、30分後にジョブに戻り再実行します。
SQL ServerのVSSバックアップおよびリストア・ジョブは、ログにエラーが表示されて失敗する場合があります。
VSSオプションを使用したSQL Serverのバックアップおよびリストア・ジョブは、ログに次のいずれかのエラーが表示されて失敗する場合があります。
VSS_E_WRITERERROR_RETRYABLE
VSS_E_SNAPSHOT_SET_IN_PROGRESS
VSS_E_FREEZE_TIMEOUT
失敗したバックアップ/リストア・ジョブを30分後に再実行/再試行します。
プラグインのアップグレードに失敗します。
Plug‑in for SQL Serverプロセスの実行中には、プラグインのアップグレードに失敗し、アップグレード中にエラー・メッセージが表示されることがあります。
ソフトウェアのインストールに失敗したキーをインストールできない
SQL Serverが実行中のNetVault BackupClientでは、nvsqlserverという名前の1つまたは複数のPlug‑in for SQL Serverプロセスが実行されているか確認してください。Plug‑in for SQL Server、nvsqlserver、プロセスの実行を終了します。Windows Process Explorerユーティリティ、またはNetVault Backup nvpviewユーティリティを使用して、プロセスを表示および終了します。
あるいは、SQL Serverを実行しているNetVault BackupClientでNetVault Backupサービスを再起動(いったん停止してから起動)します。
VDIバックアップ・ジョブは、NetVault Backupのバイナリ・ログに次のようなメッセージを表示します。
ODBCエラー:バックアップまたはリストア履歴/詳細レコードをmsdbデータベースに挿入できません。
バックアップには、名前の長さが117文字を超えるデータベースが1件または複数含まれます。名前の長さが117文字を超えるデータベースそれぞれに対して、ODBCエラー・メッセージが表示されます。
VDIバックアップ方法を使用してバックアップを実行している場合は、環境内にあるデータベース名を長さ117文字以内にしてください。
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