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NetVault Plug-in for SQL Server 10.0.6 - ユーザーズ・ガイド

Dell™ NetVault™ Backup Plug-in for SQL Server® - はじめに SQL Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ
バックアップ戦略の定義 圧縮機能の確認 オンラインVDIのバックアップの実行 SQL ServerでVSSバックアップを実行する® AlwaysOn可用性グループのVDIによるフル・バックアップの作成例
データのリストア トラブルシューティング Dellについて

プラグインのインストール

1
[NetVault設定ウィザード]または[クライアント管理]ページにアクセスします。
[NetVault設定ウィザード]ページにアクセスするには:
a
[ナビゲーション]パネルで、[ガイド付き設定]をクリックします。
b
[NetVault設定ウィザード]ページで、[プラグインのインストール]をクリックします。
[クライアント管理]ページにアクセスするには:
a
[ナビゲーション]パネルで、[クライアント管理]をクリックします。
b
[クライアント管理]ページで、SQL Server®があるマシンを選択して、[管理]をクリックします。
c
[クライアント表示]ページで、[プラグインのインストール]ボタン()をクリックします。
2
[プラグイン・ファイルの選択]をクリックして、プラグイン用の.npkインストレーション・ファイルの場所(インストール用CDまたはWebサイトからファイルをダウンロードして保存したディレクトリなど)を探します。
3
ファイルsql-x-x-x-x.npk(ここで、xxxxは、バージョン番号を示します)を選択し、[開く]をクリックします。
4
インストールを開始するには、[プラグインのインストール]をクリックします。

高可用性環境へのプラグインのインストール

高可用性環境でのプラグインのインストールでは、NetVault Backupサーバーに仮想クライアントを作成します。仮想クライアントとは、クラスタ内のノードのグループです。このグループは、NetVault Backupサーバーからは、1つのクラスタ化されたリソース(SQL Server仮想サーバーなど)をバックアップするために作成される、1つのクライアントとして認識されます。仮想クライアントの作成プロセスでは、プラグインがNetVault Backupサーバーからクラスタ内の選択したノードに転送され、そこにインストールされます。
仮想クライアントに名前を付ける:Dellでは、SQL Server®に割り当てられた仮想サーバーのネットワーク名(つまり、FQDN(Fully Qualified Domain Name: 完全修飾ドメイン名))を、NetVault Backup仮想クライアント名として使用することを強くお勧めします。NetVault Backupでは、仮想クライアントを参照するときに、クラスタ・アプリケーションを管理しているノードが特定され、そのSQL Serverインスタンスが表示されます([NetVault Backup選択]ページなど)。仮想クライアント名としてSQL Serverの仮想サーバー・ネットワーク名と同じ名前を設定しておけば、作成された仮想クライアントに対応するSQL Serverインスタンスを識別できます。
関連するクラスタ・ノードのみを仮想クライアントに追加する:バックアップ/リストア対象のSQL Server仮想サーバーに関連するホストのみを含めます。
各SQL Server®仮想サーバーに対してNetVault Backup仮想クライアントを1つずつ作成します。各仮想サーバーは独自のネットワーク名とIPアドレスを持ち、NetVault Backupでは別々の仮想クライアントとして表示されます。
各SQL Server仮想サーバーに対して個別にNetVault Backup仮想クライアントを作成する:クラスタ内の各SQL Server仮想サーバーに対して個別に仮想クライアントを作成します。作成時には、以下を実行します。
SQL Server仮想サーバーのIPアドレス:[仮想クライアント]ページの[仮想クライアント・アドレス]フィールドに、適切なSQL Server仮想サーバーに割り当てられたIPアドレスを入力します。たとえば、フェイルオーバー・クラスタの2つのSQL Server仮想サーバーのうち最初のSQL Server仮想サーバーを作成するには、最初の仮想サーバーに割り当てられたIPアドレスを入力します。
仮想クライアントにSQL Server仮想サーバーのネットワーク名と同じ名前を付ける:[仮想クライアント名]フィールドに、SQL Server仮想サーバーに関連付けられたネットワーク名を入力します。
次のNetVault Backup仮想クライアントの作成前にnvsqlserver.cfgファイルをコピーする:新規に仮想クライアントを作成すると、ログイン詳細情報を含む設定ファイルが上書きされるため、以下の手順を実行することをお勧めします。
1
安全な場所に最初のnvsqlserver.cfgファイルのコピーを格納します。
このファイルは、\\<NetVaultBackupInstallDirectory>\configにあります。
2
次の仮想クライアントを作成し、そのnvsqlserver.cfgファイルのコピーを安全な場所に格納します。以降、新規仮想クライアントを作成するたびに、この手順を繰り返します。
3
仮想クライアントを作成し終えたら、[Security-<インスタンス名>および[ServerList:List]セクションでその情報を、各nvsqlserver.cfgファイルからプライマリ・ノード上に格納されているnvsqlserver.cfgファイルの同じセクションへコピーします。
4
仮想クライアントを参照した場合は、[NetVault Backup選択]ページを閉じてから再度開きます。

プラグインのライセンス

本プラグインは、共有データのバックアップおよびリストアのみをサポートしています。SQL Server®フェイルオーバー・クラスタまたはAlwaysOn環境で必要な仮想クライアントのクラスタ・アプリケーション・ライセンスは1つのみです。

プラグインの削除

高可用性システムでのPlug‑in for SQL Serverの削除について詳しくは、『Dell NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』で該当するトピックを参照してください。
1
[ナビゲーション]パネルで、[クライアント管理]をクリックします。
2
[クライアント管理]ページで、利用可能なクライアントを選択して、[管理]をクリックします。
3
[クライアント表示]ページの[Installed Software]テーブルで、[Plug‑in for SQL Server]を選択して[Remove Plugin]ボタン()をクリックします。
4
[確認]ダイアログ・ボックスで、[削除]をクリックします。
関連ドキュメント

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