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NetVault Bare Metal Recovery 11.0 - NetVault Backup Server ユーザー・ガイド

Dell™ NetVault™ Bare Metal Recovery for Dell™ NetVault™ Backup Serverの概要 オフライン・バックアップの実行 オフライン・リカバリの実行

Windows Server® 2012ベースの仮想マシンの使用

Windows Server 2012または2012 R2ベースのVMware®仮想マシン（VM）をお使いの場合、E1000アダプタを使用するには、VMware設定ファイルをアップデートする必要があります。

1
VMware設定ファイルを見つけて開きます。
このファイルは、通常、仮想マシンを作成したディレクトリにあります。例：C:\Documents and Settings\My Documents\My Virtual Machines\<machine>\*.vmx
2
E100OEエントリを見つけて、E1000に変更します。
3
.vmxファイルを保存して閉じます。

NetVault Bare Metal Recovery for NetVault Backup Serverの起動

NetVault Backup Serverのオフライン・バックアップを実行する前に、NetVault Bare Metal Recovery for NetVault Backup Server CDを作成してそこから起動する必要があります。

1
ブランクのCD-ROMディスクにNetVault Bare Metal Recovery for NetVault Backup Serverの「.iso」ファイルを焼きます。
2
「Step 1」で作成したCDを使用してサーバーを起動します（USBポートで接続されている場合、ポートで3.0以前のバージョンのプロトコルを使用する必要があります）。
 
* 
重要: お使いの環境にDHCP（Dynamic Host Configuration Protocol）サーバーが設定されていない場合、NetVault Backup Serverと通信するためdrdaemonに静的IPアドレスが必要になります。DHCPサーバーがない場合、IPアドレスを手動で設定します。

NetVault Backup Serverに対して同時に複数のNetVault Bare Metal Recoveryインスタンスを実行中に、任意のインスタンスでNetVaultサービスを停止すると、同一NVBUマシン名を持つその他のインスタンスでもサービスが停止する場合があります。このような干渉を防ぐには、VaultOSクライアント起動プロンプトでTabキーを押して起動プロセスを中断してから、カーネル引数を使用して各インスタンスについて固有のホスト名を入力します（例：hostname=samplehost1）。

3
［ネットワーク接続］ダイアログ・ボックスが表示されたら利用可能なインターフェイスを選択し、［編集］を押します。
4
次の［ネットワーク・インターフェイスの編集］ダイアログ・ボックスで、選択したネットワーク・
インターフェイスにIPv4およびIPv6を設定します。
5
完了したら、［適用］を押して［ネットワーク接続］ダイアログ・ボックスに戻り、［閉じる］を押します。
6
マルチパス・サポートを有効にしたい場合は、以下の手順を実行します。
a
NetVault Bare Metal Recovery Daemonプロセス・ターミナル（コマンド・プロンプト）で、<Ctrl+C>を押してプロセスを停止します。
b
新しいNetVault Bare Metal Recovery Daemonプロセス・ターミナルを開くには、デスクトップのターミナルのアイコンをダブルクリックします。
c
コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
cd /vaultos_file
./drdaemon -o mpath
 
* 
メモ: -o mpathおよび-p port_numberオプションは併用することができます。

NetVault Bare Metal Recovery for NetVault Backup Serverのデスクトップには、以下のアイコンがあります。これらのアイコンをいつでも必要なときにクリックして、さまざまなコンポーネントにアクセスすることができます。

 
表 1. アイコン
アイコン
説明

NetVault Backup：このアイコンをクリックすると、NetVault Backup WebUIが起動します。

drdaemon：このアイコンをクリックすると、drdaemonインターフェイスが起動します。

次の手順では、NetVault Backupを使用してローカル・アタッチド・テープ・ライブラリまたはスタンドア
ロン・テープ・デバイスを検知し追加します。後続の項では、手動またはVTLの使用によるライブラリの追加手順について説明しています。手順についての詳細は、『Dell NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。

ローカル接続されたライブラリの追加

1
NetVault Backup WebUIの［ナビゲーション］ペインで［デバイス管理］をクリックして、次に［デバイスの追加］をクリックします。
2
［テープ・ライブラリ/メディア・チェンジャ］オプションを選択して、［次へ］をクリックします。
3
［NetVault Backup Client］のリストで、ターゲット・デバイスに物理的に接続されているクライアントを選択します。
デバイスが複数のクライアントに接続されている場合、ライブラリ・コントローラとして指定するクライアントを選択します。
4
選択したクライアントをスキャンし、接続されたデバイスをリストするには、［次へ］をクリックします。
5
［ライブラリ選択］テーブルで、追加するデバイスを選択し、［次へ］をクリックします。
テープ・ドライブが検出され、該当するストレージ・ベイに割り当てられると、メッセージが表示されます。
デフォルトの設定を使用する場合は、これ以上の処理は必要ありません。設定ウィザードを終了しても構いません。

NFSで作成されたVTLの追加

1
NetVault Bare Metal Recovery for NetVault Backup Serverが起動した後、usr/netvault/configディレクトリに変更します。
2
diskdevices.cfgファイルを開き、[libraries]スタンザを検索します。
3
[libraries]スタンザの後に、以下の行を入力します。
location=/nfs-mount-dir/library-name
4
[drives]スタンザを検索し、次の行を挿入します。
location=/nfs-mount-dir/library-name/drives/1
5
複数のドライバがある場合、[drives]スタンザの後に追加の行を入力します。
location=/nfs-mount-dir/library-name/drives/2
location=/nfs-mount-dir/library-name/drives/3
…
6
ファイルを保存して閉じます。
7
NetVault Backup WebUIの［ナビゲーション］ペインで［デバイス管理］をクリックして、次に［デバイスの追加］をクリックします。
8
［仮想テープ・ライブラリ/メディア・チェンジャ］オプションと［以前生成された仮想デバイスを再追加］オプションを選択し、［次へ］をクリックします。
9
以前に追加したVTLが表示された後、必要に応じてドライブを追加します。
関連ドキュメント

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