Oracleデータベースで動作するようにSharePlexをセットアップする場合、ORACLE_SIDを指定すると、SharePlexはoratabファイル(Unix/Linux)からORACLE_HOMEを取得します。両方の値はSharePlexの環境に保存されます。SharePlexは、ORACLE_HOMEで指定された場所にあるOracleライブラリを使用します。
SharePlexで使用されているORACLE_SIDとORACLE_HOMEを特定するには:
sp_ctrlでorainfoコマンドを実行します。
sp_ctrl (mysysl11:2101)> orainfo
Oracle instance #1:
Oracle SID ora12
Oracle HOME /oracle/products/12
Oracle Version 12
Oracle instance #2:
Oracle SID ora12
Oracle HOME /oracle/products/12
Oracle Version 12
UNIXとLinuxでデフォルトのORACLE_SIDとORACLE_HOMEを特定するには:
ほとんどのUnixおよびLinuxシステムでは、oratabファイルは/etc/oratabの下にあります。Oracle Solarisシステムでは/var/opt/oracleの下にありますが、場合によってはoratabファイルは/etcディレクトリにもあります。
ファイル内のエントリは以下の例のようになります。
qa12:/qa/oracle/ora12/app/oracle/product/12.0
この例では、qa12はORACLE_SID、/qa/oracle/ora12/app/oracle/product/12.0はORACLE_HOME です。
以下のインストールおよびセットアップの設定は、ソースおよびサービスとしてのPostgreSQLデータベースに適用されます。
PostgreSQL向けSharePlexのインストール前のチェックリスト
PostgreSQL向けSharePlexインストーラのダウンロード
ソースとしてのPostgreSQL向けLinuxへのSharePlexのインストール
PostgreSQLからサポートされているターゲットタイプへのレプリケーションの設定
PostgreSQLからPostgreSQLへのレプリケーションの設定
PostgreSQLからOracleへのレプリケーションの設定
PostgreSQLからKafkaへのレプリケーションの設定
PostgreSQLからSQL Serverへのレプリケーションの設定
PostgreSQL向けクラウドホスト型データベースのインストールとセットアップ
クラウド上でのPostgreSQL向けSharePlexのセットアップの概要
PostgreSQLのソースサーバからPaaSクラウドへのポスト
PostgreSQLの中間サーバからPaaSクラウドへのポスト
PostgreSQL向けリモートキャプチャのインストールとセットアップ
PostgreSQL高可用性クラスタへのSharePlexのインストール
論理レプリケーションを使用した高可用性のPostgreSQL Azure Flexible ServerでのSharePlexの設定
競合解消のデモ - PostgreSQLからPostgreSQLへ
PostgreSQLからPostgreSQLへのレプリケーションの設定例
PostgreSQLソースでのレプリケーションの設定、アクティベーション、検証
SharePlexをインストールする前に、このチェックリストのすべての要件を確認し、満たしてください。
注意: 特に断りのない限り、このチェックリストの要件は、SharePlexがインストールされるすべてのソースおよびターゲットシステムに適用されます。
要件 | 完了済み(はい/いいえ) |
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SharePlexがホスト名を解決できることを確認します。 SharePlexをホストに接続できないことが分かった場合は、以下の場所でホスト名を英数字のエイリアスにマッピングしてみてください。 UnixとLinux: ローカル/etc/hostsファイル これらのファイルに、各エントリを個別の行に記述します。以下は一例で、sysAとsysBはエイリアスです。 111.22.33.44 sysA.company.com sysA # source system 55.66.77.88 sysB.company.com sysB # target system |
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SharePlexのポート番号を確認してください。 SharePlexは、デフォルトでTCP/IPとUDPの両方にポート番号2100(16進数は834)を使用します。ポート2100をSharePlexで使用できる場合は、これ以上の処置は必要ありませんインストール手順でSharePlexのポート番号を入力する必要がありますが、必要に応じて別のポート番号を指定できます。 重要! TCP/IP接続で通信できるように、SharePlexのポート番号はレプリケーション設定内のすべてのマシンで同じでなければなりません。SharePlexのポート番号がファイアウォールでTCP/IP用に開かれていることを確認してください。 |
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PostgreSQLのTCP/IP設定を確認します。 SharePlexは、あらゆるTCP/IPネットワーク接続を介してレプリケートします。通常、Postgresデータベースのすべてのテーブルがレプリケートされる場合、SharePlexはWALファイルデータの約54 %をレプリケーションのために処理し、残りはPostgresエンジンがメンテナンスのために使用する内部データがほとんどです。 したがって、WALファイルのサイズが16 MB(デフォルト設定)で、DB内のすべてのユーザテーブルがレプリケーションされている場合、SharePlexはレプリケーションのために約8.6 MB(16 × 0.54)のデータを消費することになります。 以下は、帯域幅を決定するための公式です。 (WALファイルのサイズ)×(1時間にWALファイルが切り替わる回数)× 0.54 = 1時間あたりのデータ量 例えば、WALファイルのサイズが16 MBで、1時間に5回切り替わる場合、SharePlexは毎時約43.2 MBをレプリケーションのために処理します。 16 x 5 x 0.54 = 43.2 MB/時 |
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