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NetVault Plug-in for Hyper-V 12.2 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for Hyper-V - はじめに プラグインのインストールまたは削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア トラブルシューティング

データのバックアップ:概要

Plug‑in for Hyper‑Vは、イメージレベルのバックアップとリストアをサポートします。イメージレベルのバックアップには、特定のVMに関連するすべてのディスクおよび設定ファイルが含まれるため、VM全体のリストアが可能になります。このバックアップ・タイプは、ハードウェアに障害が発生した場合や、VMのディスク・ファイルを削除した場合に使用可能です。ファイルレベル・インデックス作成機能を使用すると、ファイルレベル・インデックス作成を有効化してイメージをバックアップし、ファイルレベルのリストアを実行できます。次のトピックで説明するように、VSSに対応していないVMで使用すると、ネットワーク接続の問題が発生します。

Plug‑in for Hyper‑Vは、VM上に配置されたデータベースのバックアップをサポートし、これによりデータベースは常に整合の取れた状態に保たれます。SQL ServerやOracle用のVSS Writerなどのサードパーティ製品は、データをプラグインに提供する前に、データ整合性処理をサポートしている必要があります。本プラグインは、整合性が取れていないスナップショットのエラー(VSS_E_WRITERERROR_INCONSISTENTSNAPSHOT)が発生した場合も、この情報をデバッグ・トレースに記録してバックアップ・プロセスを続行します。

VMの包含および除外に使用するパターンの追加

バックアップ・セレクション・ツリーからVMを選択するだけでなく、バックアップ・ジョブに包含および除外するVM名のパターンを作成して保存することができます。包含または除外するVM名パターンのいずれか、または両方を指定すると、プラグインは、そのパターンをバックアップ・セレクション・セットとともに保存します。バックアップ・ジョブを送信するときに、保存したパターンを持つセットを選択することができます。すると、プラグインによって、指定したパターンに一致する名前を持つVMがバックアップ・リストに入力されます。

1
[ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
2
[選択]リストの隣にある、[新規作成]をクリックします。
3
[NetVault Backupセレクション]ページのプラグインのリストで、[Hyper-V Plugin]を開きます。
localhostまたは<clusterName>ノードの下に、[包含の指定][除外の指定]の2つの追加項目が表示されます。[包含の指定]をクリックすると、[包含パターンを表示]および[包含パターンを追加]の追加オプションが表示されます。[包含パターンを表示]を選択すると、オプションは[包含パターンを非表示]に変わります。[除外の指定]をクリックすると、[除外パターンを表示]および[除外パターンを追加]の追加オプションが表示されます。[除外パターンを表示]を選択すると、オプションは[除外パターンを非表示]に変わります。パターンを追加すると、保存された各パターンの情報ノードが表示されます。
4
バックアップに含めるパターンを追加するには、[包含パターンを追加]をクリックします。
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[包含パターンの入力]ダイアログ・ボックスで、検索するパターンを入力します。
検索するパターンの一部として、アスタリスク(*)ワイルドカード文字を使用します。たとえば、名前がSQLで始まるすべてのVMを検索するには、「SQL*」と入力します。
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パターンを保存するには、[OK]をクリックします。
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バックアップから除外するパターンを追加するには、[除外パターンを追加]をクリックします。
9
[除外パターンの入力]ダイアログ・ボックスで、前述の包含パターンで説明した同じガイドラインを使用して検索するパターンを入力し、[OK]をクリックします。
前の例を続けると、SQL Server VMの特定のバージョンを除いた、名前がSQLで始まるすべてのVMを検索するには、除外するVMの完全な名前(SQLQATest1など)を入力します。
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作業が終了したら、localhostまたは<clusterName>ノードの下の必要なVMをすべて選択し、該当する包含および除外パターンを選択します。
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[保存]をクリックして、[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスに名前を入力し、[保存]をクリックします。

バックアップの実行

インデックス作成の有無に関わらず、イメージレベルのバックアップを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。

バックアップ対象データの選択

バックアップ・ジョブを作成するには、セット(バックアップ・セレクション・セット、バックアップ・オプション・セット、スケジュール・セット、ターゲット・セット、および詳細設定セット)を使用する必要があります。

ヒント: 既存のセットを使用するには、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックして、[選択]リストからセットを選択します。
1
[ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
[ガイド付き設定]リンクからウィザードを開始することもできます。[ナビゲーション]パネルで、[ガイド付き設定]をクリックします。[NetVault設定ウィザード]ページで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
2
[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。
3
[選択]リストの隣にある、[新規作成]をクリックします。
4
[NetVault Backup選択]ページのプラグインのリストで、[Hyper-V Plugin]を開き、localhostまたは<clusterName>ノードを展開してVMのリストを表示します。
5
localhostまたは<clusterName>ノードを選択し、バックアップ時に存在したすべてのVMを含めるか、個別VMを選択し特定のVMセットをバックアップします。
6
セットを保存するには[保存]をクリックして、[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスに名前を入力し、[保存]をクリックします。
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