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NetVault 12.2 - ビル ト イ ン ・ プ ラ グイ ン ユーザーズ ・ ガ イ ド

Plug-in for Databasesの使用

Plug-in for Databasesの使用

デフォルト設定の構成

1
バックアップ・ジョブ・ウィザードを開始して、[セレクション]リストの隣りにある[新規作成]をクリックします。NetVault Backupサーバーまたはクライアント・ノードを開きます。[NetVaultデータベース]を選択して、[設定]をクリックします。
デフォルト設定は、[設定変更]ページからも設定できます。[ナビゲーション]パネルで、[設定変更]をクリックします。[設定]ページで[サーバー設定]をクリックし、[NetVaultサーバー設定]ページで[プラグイン・オプション]をクリックします。
2
[NetVaultデータベース・バックアップ]で、以下の設定を行います。

警告が出る前のデータベース・デバイスの最小空きスペース

この設定は、dbディレクトリが存在しているドライブまたはパーティションに必要な最小空きディスク容量を示しています。デフォルト値は、NetVaultデータベースの合計サイズの20パーセントです。

この制限値を変更するには、新たな値を入力または選択します。

利用可能な空きスペースが指定レベルを下回ると、警告メッセージがログに記録されます。

警告が出る前のログ・デバイスの最小空きスペース

この設定は、logsディレクトリが存在しているドライブまたはパーティションに必要な最小空きディスク容量を示しています。デフォルト値は、ログ・ファイルの合計サイズの10パーセントです。

この設定を変更するには、新たな値を入力または選択します。

利用可能な空きスペースが指定レベルを下回ると、警告メッセージがログに記録されます。

警告が出る前のレポート・デバイスの最小空きスペース

この設定は、reportsディレクトリが存在するドライブまたはパーティション上に必要なディスクの最小空き容量を指定します。デフォルト値は、レポート・データベースの合計サイズの10パーセントです。

この設定を変更するには、新たな値を入力または選択します。

利用可能な空きスペースが指定レベルを下回ると、警告メッセージがログに記録されます。

NetVaultデータベースのバックアップ中に使用するフォーマット

NetVaultデータベースのバックアップは、tarおよびcustomフォーマットで生成できます。デフォルトでは、customフォーマットが使用されます。

tarフォーマットには、以下の制限があります。

バックアップ中、一時ファイルを格納するため、大きなディスク容量が必要です。NetVault Backupのインストール・ディレクトリのtmpディレクトリにファイルを格納するための十分なスペースがないと、バックアップに失敗する可能性があります。
3
[OK]または[実行]をクリックして設定を保存します。

NetVaultデータベースのバックアップ

NetVault Backupサーバーを保護するには、NetVaultデータベースの定期的なバックアップが必要です。NetVaultデータベースのバックアップが存在すれば、何らかの災害が発生した際にNetVault Backupサーバーのリカバリが可能となります。他のすべてのジョブの完了後に、NetVaultデータベースのバックアップを毎日実行するようにスケジュールできます。このようなバックアップ専用のメディアまたはメディア・グループを使用してください。

1
[ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
[ガイド付き設定]リンクからウィザードを開始することもできます。[ナビゲーション]パネルで、[ガイド付き設定]をクリックして、次に[NetVault設定ウィザード]ページで[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
2
[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。ジョブの進行やデータのリストア状態を監視する際に識別しやすい、分かりやすい名前を割り当てます。
3
[セレクション]リストで既存のバックアップ・セレクション・セットを選択するか、以下の手順に従ってセットを作成します。
a
[新規作成]をクリックして、[NetVault Backupセレクション]ページを表示します。
c
[NetVaultデータベース]ノードを選択します。
d
[保存]をクリックして、[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスにセットの名前を入力します。[保存]をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。
4
[プラグイン・オプション]リストで既存のバックアップ・オプション・セットを選択するか、以下の手順に従ってセットを作成します。
a
[新規作成]をクリックして、[NetVaultデータベース・バックアップ・オプション]ページを表示します。
[バックアップの前にデータベース・テーブルをチェックする]:このオプションを使って、バックアップ前に、スケジューラおよびMediaデータベース用の構造、エンティティ、および参照整合性を検証することができます。これは、処理中に何らかの不整合を検出すると、警告またはエラーのログを生成します。
[バックアップ中にオンライン・インデックスを除外する]:このオプションは、オンライン・バックアップ・インデックス(ローカルのファイルシステムに保存されるバックアップ・インデックス)をNetVaultデータベース・バックアップから除外して、必要なバックアップ・ウィンドウ内でNVDBバックアップを完了させる場合に使用できます。
[バックアップ中にカタログ・データベースを除外する]:このオプションは、カタログ検索データベースをNetVaultデータベース・バックアップから除外して必要なバックアップ・ウィンドウ内でNVDBバックアップを完了する場合に使用できます。
c
[保存]をクリックして、[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスにセットの名前を入力します。[保存]をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。
6
ジョブ実行をスケジュールするには、[保存 & 実行]をクリックします。[ジョブ・ステータス]ページではジョブの進捗をモニタしたり、[ログ]ページではログを参照表示することができます。
スケジュールしないでジョブ定義を保存するには、[保存]をクリックします。このジョブは、[ジョブ定義管理]ページから、表示、編集、または実行することができます。実行しない限り、[ジョブ・ステータス]ページにこのジョブは表示されません。
[ジョブ・ステータス][ログ参照][ジョブ定義管理]についての詳細は、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。

NetVaultデータベースのリストア

以下の目的で、NetVaultデータベースのバックアップをリストアすることができます。

NetVaultデータベースのバックアップのリストアには、以下の手順が含まれます。

関連ドキュメント

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