Rapid Recoveryコアはオンラインライセンス認証(インターネット経由)を行い、Rapid Recoveryエージェントにライセンスを配布する仕組みとなります。Rapid Recoveryコアマシンからインターネットに直接アクセスできる環境であれば問題ございませんが、プロキシ経由(※)でインターネットに接続されている環境では接続に失敗します。
(※) ウェブブラウザならびにOS設定でプロキシ設定をしてインターネットに接続する環境。明示的にプロキシサーバを指定してなくても接続可能な環境は問題ありません。
Rapid Recoveryコアのライセンス認証をプロキシサーバ経由で接続する設定を実施して下さい。
手順1. Rapid Recoveryコアサービスを停止
OSのコントロールパネル> 管理ツール> サービス から [Dell Data Protection | Rapid Recovery Core Service]を停止します。
手順2. configファイルを修正
デフォルトインストールした環境では以下のファイルをnotepad等のテキストエディタで修正します。
C:\Program Files\AppRecovery\Core\Core.Service.exe.config
name="PhoneHomeClient"で検索して頂き、そこから数行先の<binding name="ServiceBinding" …> タグ内に以下を追加して頂きます。
proxyAddress="http://xxx.xxx.xxx.xxx:yyyy" useDefaultWebProxy="false"
xxxxはプロキシサーバのIPアドレス、yyyyはポート番号となります。詳細につきましては添付PDFをご確認ください。
手順3. Rapid Recoveryコアサービスを起動
OSのコントロールパネル> 管理ツール> サービス から [Dell Data Protection | Rapid Recovery Core Service]を起動します。