Rapid Recoveryリストア方法について (4039892)

Rapid Recoveryはボリューム単位のバックアップを実施致しますが、バックアップしたデータ(リカバリポイント)を使用して様々な方法で復元することができます。ご使用環境や状況に合わせてリストア方法をご検討下さい。

Rapid Recoveryリストア方法選択は状況に応じてご選択ください。

方法1. 特定ファイルやディレクトリのみを復元したい場合

リカバリポイント(バックアップデータ)をマウントしてOSのエクスプローラから参照することができます。必要なファイルやディレクトリ等をコピーして頂くことが可能です。

方法2. データ領域のボリューム全体を復元

OSのシステム領域を含まないデータボリューム全体を復元したい場合には、対象OSが起動したままで復元可能です。

方法3. システム領域を含むボリューム全体を復元

大きく2つの方法があり、復元対象のマシンをブートCDから起動してシステム全体を復元する方法と、ハイパバイザー(Hyper-V、ESXi等)の仮想マシンとして復元することができます。

方法4. ツールを使用した復元

Microsoft Exchangeサーバのデータベース内のアイテムを選択して復元するには、Mailboxユーティリティという専用ツールを提供しております。また、SharePointサーバも同様にDocRetrieveというユーティリティを提供しております。また、Microsoft SQLサーバのデータベース内のデータを取り出しした場合には、リカバリポイントをマウントしてMicrosoft SQL Managementツールから一時的にアタッチしてデータを取り出すことが可能です。