移行ジョブを実行してエラーが発生しましたが、状況が掴めていません。
ログファイルから調査を行いたいのですが、ログファイルのサイズが大きいことや、ログファイルの格納フォルダーに拡張子が wlog と tsv の 2 つのファイルがあり、どのように確認してよいか解りません。
ログファイルから移行状況を確認する方法について教えてください。
拡張子が tsv のファイル | ユーザーごとの移行結果サマリー |
拡張子が wlog のファイル | 移行ジョブ全体の処理状態を記録したログファイル |
移行状況の概要を確認したい場合は、tsv ファイルから下記の手順で確認する事をお勧め致します。
tsv ファイルの確認手順:
1. タブ形式テキストファイルを整形して表示可能な Excel 等のアプリケーションで、拡張子が tsv のログファイルを開きます。
2. 列の表示を限定して見やすいようにします。
Target Address, Status, Error Count, Warning Count のみ表示します。
※ 移行件数など確認したい項目があればその項目も表示ください。
Target Address | Status | Error Count | Warning Count |
nobunaga.oda@jpn.sample.jp | OK, no warnings | 0 | 0 |
toyotomi.hideyoshi@jpn.sample.jp | OK, some warnings | 0 | 7 |
iyeyasu.tokugawa@jpn.sample.jp | Errors, please investigate | 2 | 4 |
3. 表示されている列のうち、Status を確認します。この値が移行状況の判断材料になります。
― “OK, no warnings” の場合は問題なくメッセージの移行が成功しています。
― “OK, some warnings” の場合は原則全てのメッセージが移行出来ていますが、一部情報の欠落などの警告レベルの問題が “Warning Count” の項目数だけ発生しています。
― “Errors, please investigate” のアカウントで移行の問題が ”Error Count” の項目数だけ発生しています。
上記の例では iyeyasu.tokugawa@jpn.sample.jp 宛への移行で 2 件のエラーが発生しています。
4. 以上で移行状況の確認は完了です。
引き続きエラーが発生したユーザーの処理を調査する場合は、拡張子が wlog のファイルを Quest Log Viewer で開いて確認してください。
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