この記事ではKACE SDAのメディアマネージャについて説明します。
7.x以上メディアマネージャでは従来KBE Manipulatorで実装していた機能を取り込み、以前のバージョンより高機能になりました。
SDAホスト名:接続先SDAのホスト名を入力します。
SDA IPアドレス: 接続先SDAの(IPv4)IPアドレスを入力します。
SDA Samba Password: SDA Samba共有のadminユーザーに対するパスワードを入力します。
その他の設定: メディアマネージャが動作するシステムのWindows AIKまたはWADKのパス を指定します。
ブート環境の名前: ブート環境につける名前を指定します。デフォルトは KBE PE日付 がセットされます。
アーキテクチャ: 作成するKBEのアーキテクチャ(32bit or 64bit )を指定します。
言語: KBEのベースであるWinPEの言語を指定します。※ SDAを日本語環境で使用する場合、日本語(日本)を選択してください。
KBEのアップロードボタン: 設定に従ってKBEを作成します。
カスタムISOのアップロードボタン: ブータブルISOをKBEとしてアップロードします。
カスタムWIMのアップロードボタン: boot.wimをKBEとしてアップロードします。
KBE接続オプション(KBE Connection Options): KBEがどの方法を使用して接続先のSDA/RSAを見つけるかを設定します。
DHCPを使用してRSAを検索する: (デフォルト、従来) DHCPオプション066/244からSDAあるいはRSAのIPアドレスを探します。
SDA静的IPアドレスの使用: メディアマネージャが接続している接続先のSDAのIPアドレスを固定で埋め込みます。
RSA静的IPアドレスの使用: 指定したアドレスを接続先として埋め込みます。
KBEを起動したデバイスにIPアドレスを割り当てる方法を設定します。
DHCPごとにデバイスのIPアドレスを検索: (デフォルト、従来): ブートしたマシンが接続されているセグメントのDHCPサーバーからIPアドレスが割り振られます。
静的IPアドレスの割り当て: KBEブートしたデバイスのネットワークインターフェースへここで指定した固定IPアドレスを設定します。
静的IPアドレスの範囲の設定:KBEブートしたデバイスのネットワークインターフェースへここで指定したIPアドレスを範囲で指定します。
※静的IPアドレスの割り当ては、サーバ設定タブでDHCPが選択されているとグレーアウトしています。
スクラッチベースの設定: PE dismのオプションに割り当てるスクラッチサイズを指定します。中レベルタスクで大きなパッチを適用するときに調整が必要になることがあります。通常は変更不要です。
KBEネットワークの起動遅延: KBE(WinPE)が起動した直後ネットワークの設定を遅延させる時間を設定します。通常は変更不要です。
UEFI ISO: (デフォルトはOff)UEFIデバイス用のKBE起動ISOをダウンロード可能にするにはこのオプションが必要です。PXEブート、USBブート用では不要です。
UltraVNCの起動: (デフォルト On) : v6.1以前バージョンでは SDAサーバー側にて設定していました。
KACE 展開メニュー (デフォルト On):KBEホームでの展開メニューを表示させる
Driver Feed Advisorの実行 (デフォルト On): 起動時にこのシステムでドライバフィードを実行させるために適切なパスを調べて出力します。
(.Net 4およびPowerShell、SecureStartupコンポーネントの追加はメニューから外されました(常に有効))
重要 v9.2 以上のメディアマネージャでは日本語オプションフォント追加が常に有効となったためこのタブは廃止されました。v9.1までは KBE作成 メニューにおける 一般設定タブの言語選択と フォントサポート タブ KBEオプションフォントサポート のフォント設定 を忘れると文字化けが発生する場合があります。作成前に十分に確認いただくことをお勧めします。
KBE(WinPE)起動時に最初に実行されるstartnet.cmd内にユーザー固有のコマンドを設定します。
ソースメディアをアップロードする画面です。古い一部のOSを除き、ソースメディアのタイプ選択は不要となりました。
USMTをアップロードする画面です。
WADKインストール時にUSMTを選択してインストールしていればそのフォルダからUSMTをアップロードします。
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