この記事では Webミーティングツールを介して KACEアプライアンス内部のトラブルシューティングを行う際の必要事項について説明します。
KACEアプライアンスでは一部の操作(netdiag)の例外を除きオペレーティングシステムへのログインを許可しておりません。
そのため、アプライアンス内部の調査が必要な場合、通常は Tetherを使用して弊社エンジニアがリモートで調査・対処を行います。
様々な理由でTetherを使用できない場合には、Webミーティングサービス経由で画面を共有し、仮想マシンコンソールやSSH経由でシステム内のトラブルシューティングを行わせていただくことがございます。
通信要件
Webexクライアントアプリをインストールして、アプリから画面左下のヘルプ->ヘルスチェッカー にて要件を満たしているかをご確認いただけます。
Webex Meetings ネットワーク要件 (デスクトップまたはモバイルデバイス) - Cisco Community
1. サポートからミーティング参加URLを受け取ったらリンク先へジャンプします。
2. リンク先のページにて「Download the Webex app」をクリックして Webex_questsupport.webex.com... exeのダウンロードが促されるのでそれをインストールします。既にアプリケーションがインストールされている場合 Join from the Webex appのリンクをクリックするかブラウザ画面に アプリケーションでミーティングを開くか問われるので、OKで進んでください。
3. 入室後、ミーティングタイトルと主催者に通知された旨が表示されます(ロビー待機)。主催者による許可をお待ちください
ミーティングのリンク: https://questsupport.webex.com/questsupport/j.php?MTID=
ミーティングの番号: #### ### ####
ミーティングのパスワード: AAAAAAA
(管理者Webインターフェース)
単一組織ライセンスのアプライアンス: 左ペインから 設定 | セキュリティ設定 へ移動して、 SSHを有効にする にチェック
複数組織ライセンスのアプライアンス: システムに切り替えて 設定 | セキュリティ設定 へ移動して、SSHを有効にする にチェック
[保存]ボタンを押して警告に従ってシステムを再起動をさせます。
2FA(2要素認証)のオフライントークンの取得
(管理者Webインターフェースで行う)
単一組織ライセンスのアプライアンス: 設定 | サポート| トラブルシューティングツール | 2要素認証 へ移動
複数組織ライセンスのアプライアンス: システムに切り替えて 設定 | サポート | トラブルシューティングツール | 2要素認証 へ移動
(本体あるいは仮想マシンのコンソールから取得する方法)
netdiagログインして show_2fa を実行
表示される オフライントークン(8桁の数字)のすくなくとも1行(以上)をメモしてください。
-
(KACEシステム導入アプライアンス管理コンソール)
左ペインから 設定 | セキュリティ設定 へ移動して SSHルートログインの許可(KACEサポート) にチェック
[保存]ボタンを押します(再起動なし)
長期的な調査が必要な場合には Tether を利用することをご検討ください。