システム管理アプライアンスのダッシュボードに次のメッセージのアラートが表示されます。
'サポートされていないエージェントが検出されました。エージェントのアップデートに失敗するのは、機能が減ったことが原因の可能性があります。'
これはインベントリに古いエージェントが検出された時に管理者へ通知するための予防措置です。エージェントとサーバーでは多くの機能がコードが必要なため古いエージェントでは機能が低下している可能性があります。例えばエージェントはサーバーとの通信が完全にできなくなっている場合もあります。
現在のアプライアンス(サーバー)バージョンから n-2より古いエージェントバージョンについてはエージェントがサポートされない旨のメッセージを発生させる要因となります。
このメッセージをクリアするためにはサーババージョンからn-2よりバージョンのエージェントが存在しないようにしてください。
現在のエージェントバージョンの確認を行います:
メモ: もし「古いバージョン」に該当するエージェントバージョンが見当たらなかった場合にはテクニカルサポートへお問い合わせください。
すべてのエージェントサポートと機能が使えるように、KACEは サーバーとエージェントのメジャーバージョンとマイナーバージョンが一致する組み合わせで使用することを提案いたします。 ビルド番号は一致しなくて構いません。(Server 11.0.270 / Agent 11.0.119)
メモ: エージェントのサポートについては複数の異なるサポートレベルがあります。 フルエージェントサポート ではアプライアンス(サーバー)とエージェントが同じバージョンの組み合わせで(サーバー11.0.270 エージェント11.0.119 )すべての期待されるエージェント機能が動作することを想定しています。制限エージェントサポート は少なくとも限られた機能を持っており、典型的にはアプライアンス(サーバー)のバージョンからn-2以内です。アップグレードのためにサポートされるエージェント (リリースノート内での (エージェントをアップグレードするために必要な)最小のバージョン) は特定のアプライアンス(サーバー)バージョンにおいてエージェントアップグレード機能だけのために互換性があるとされる最小のエージェントバージョンを指します。 (例 サーバー11.0からアップグレードできる最小のエージェントバージョンは9.0)。
このことから、アプライアンス11.0.270 をお使いならば、11.0.x (11.0.119や11.0.123)のエージェントだけがフルサポートされるエージェントであり、アップグレードが可能な最小のエージェントバージョンは9.0です。これは 9.0で動いているエージェントをフルサポートされる11.0へ更新するために自動更新機能が使用できる、ということを意味します。
サーバーからアップグレード可能な最小のエージェントバージョンについてはSMAのリリースノートをご参照ください。
メモ: エージェントのバージョンがサーバーのバージョンより新しい組み合わせはあり得ません。 (例 エージェント 9.0 / サーバー8.1 )
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