OEMライセンスのメディアは、付属のリカバリメディアを用いてデバイスへ個別に復元する場合に利用できます。
1. システムに最初にプリインストールされていた製品のバージョンと一致する必要があります。
2. それが同梱されていたデバイスにのみイメージングを実行できます。
3. デバイスに回復する前にイメージを変更することはできません。
マイクロソフトのライセンス許諾によると、OEMメディア展開後に修正を加えたイメージを、複数のコンピュータにキャプチャ、展開することはできません。
マイクロソフトの使用許諾契約書に抵触するため、OEMイメージとソースメディアは、Quest SoftwareならびにKACEにてサポートされません。
詳しくは下記の記事を確認するようお願いいたします。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/manufacture/desktop/sysprep--system-preparation--overview
Q & A
OEMもしくはリテール版のメディアとライセンスキーを使用して、再イメージングができますか?
いいえ、できません。
OEMもしくはリテール版のメディアとライセンスキーは標準イメージを作成するようデザインされていません。
加えて再イメージング権は、適切なボリュームライセンスとキーを所有するボリュームライセンスの使用者にのみ認められます。
もしOEMライセンスの適用されたシステムのカスタムイメージを展開したい場合は、お使いのWindowsバージョンとエディションに対応したボリュームライセンスメディアとライセンスキーを入手して(あるいは、ダウングレード権が許可されている場合はダウングレードバージョンとエディション)、それを使用してイメージを作成してください。
マイクロソフトのライセンス許諾では、「ボリューム ライセンス メディアを使用して、適切なライセンスを取得した任意のデバ イスに再イメージングできます。」と記述されております。
なお、OEMライセンスのマシンについて1台分ずつボリュームライセンスメディアとキーを購入する必要は無い点につき注意してください。
特定のWindowsOSのバージョンとエディションについて、ボリュームライセンスのライセンス許諾、キー1つ、メディア1枚が必要です。
ボリュームライセンスの簡易ガイドには再イメージング権についての説明があります。
ボリューム ライセンス簡易ガイド - マイクロソフト ボリューム ライセンス (www.microsoft.com)
- "再イメージング権" (PDF)
【補足】
一般にKACE SDA(KACEに限らずほとんどのシステムイメージ展開製品)から複数のクライアントデバイスへ展開するためのWindowsイメージを作成する際に必要な手続きは以下のとおりです。
■再イメージングに必要な手続き(基本的にはMicrosoftとお客様が行う必要がある作業)
・ボリュームライセンスのプロダクトキーの入手ボリューム ライセンス/VLSC
https://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/default.aspx
■SDAにキャプチャするまでのマスター機での作業
・VLメディアを使用したOSインストール
・必要な構成の実施
・応答ファイルの作成
・sysprepの実行
© ALL RIGHTS RESERVED. Feedback 利用規約 プライバシー Cookie Preference Center