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タイトル
Windows 10 バージョン 1703 では"unattend.xml"内の複数回の自動ログオンの指示を受け付けない -
説明
Windows10(バージョン1703)では自動ログオン機能がうまく動きません。同じ応答ファイルでも Windows 10（1607）では適切に動作します。バージョン1703では出来なくなっています。詳細については こちら をご参照ください。 -
原因
このバージョンのオペレーティングシステム(Windows 10 バージョン 1703)で発生する問題です。この問題はMicrosoftにより KB4022716 にて解決されています。 -
対策
Sysprep・キャプチャの前に対象のOSに KB4022716 または その修正を含む置き換えの更新 がインストールされていることを確認してください。
June 27, 2017—KB4022716 (OS Build 15063.447)
https://support.microsoft.com/en-us/help/4022716/windows-10-update-kb4022716（この更新はKB4025342に置き換え済み）
July 11, 2017—KB4025342 (OS Build 15063.483)
https://support.microsoft.com/en-us/help/4025342/windows-10-update-kb4025342Microsoft Updateカタログから更新ファイル入手できます。https://www.catalog.update.microsoft.com/Home.aspx例: 2017-07 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1703 の累積更新プログラム (KB4025342)K2000での展開中に適用をおこなう例
中レベルタスクに以下のようなアプリケーションタイプのポストインストールタスクを構成し、イメージに割り当てることで展開中に更新を適用することが可能です。タイプ: アプリケーション
実行環境: "K2000ブート環境（Windows）" # この指定により中レベル用ポストインストールタスクになるパラメータ: applyMSU.bat添付ファイル: batandmsu.zip（zip形式であれば名前は任意）
batandmsu.zipの中身ファイル: windows10.0-kb######-x##.msu (対象の修正を含むMSUファイル)ファイル: applyMSU.bat
注意：ZIPアーカイブ内のファイルはアーカイブの直下に見えるように構成される必要があります。
○ batandmsu.zip > applyMSU.bat, ...msu× batandmsu.zip > workfolder > applyMSU.bat, ...msubatファイルの中身
IF EXIST W:\Windows (
set K2WINDRV=W:
) ELSE IF EXIST D:\Windows (
set K2WINDRV=D:
) ELSE (
set K2WINDRV=C:
)
mkdir %K2WINDRV%\Windows\Temp\k2_mid
DISM.exe /Image:%K2WINDRV% /ScratchDir:%K2WINDRV%\Windows\Temp\k2_mid /Add-Package /PackagePath:windows10.0-kb######-x##.msu中レベル（Mid-Level）タスクにこのタスクを割り当てると、K2000による展開中にストレージへのイメージの書き込みが行われた後でバッチファイルの内容が実行され、オフラインでのパッチ適用が行われます。