Foglight シリーズの問題の調査あるいはトラブルシュートに取り組むにあたって、Support Bundleには調査を助けるために収集される様々な情報が含まれます。それらは原因の特定、挙動に対処する手順の開発、あるいはFoglightコンポーネントの構成を確認する目的でQuestサポートにより使用されることがあります。
本記事では以下の項目の作業手順を紹介します。
メモ: それぞれの作業は独立しています。すべての手順を通して実施しなければならないものではありません。
メモ: 以下のいずれの手順もUIあるいはコマンドラインを介して実行できます。UI経由の方法は古いFoglightのバージョンでは使用できないことがあります。FMSのUIメニューに見つからなければコマンドラインの手順を使用してください。
FMSをデバッグモードに設定する:
UI経由:
Homes の "Administration | Server | Configuration" あるいは
Dashboardsの "Administration | Setup | Management Server Configuration" へ移動します。
"Server" の Debug Level の値を編集してSaveをクリックします。
デバッグモードを停止するには "Debug logging disabled" を選択して "Save" をクリックします。
コマンドライン経由:
FMSが動作中の場合:
Windows: %FMS_HOME\bin\fms --set-global-debug-level 1
UNIX: $FMS_HOME/bin/fms --set-global-debug-level 1
デバッグログを無効する:
Windows: %FMS_HOME\bin\fms --set-global-debug-level 0
UNIX: $FMS_HOME/bin/fms --set-global-debug-level 0
デバッグモードでFMSを起動する:
$FGLHOME\bin\fms -Dquest.debug=1
FMS のサポートバンドルを生成する:
UI経由:
"Administration | Support | Support Bundles" へ移動して "Create Management Server Support Bundle" をクリックしOKすると開始します。Download Bundleボタンからダウンロードするか、あるいは後で一覧から取得することもできます。
コマンドライン経由:
Windows: %FGLHOME%\bin\fglcmd -usr foglight -pwd foglight -cmd support:bundle -f "c:\temp\SupportBundleName.zip"
UNIX: $FGLHOME/bin/fglcmd.sh -usr foglight -pwd foglight -cmd support:bundle -f /temp/SupportBundleName.zip
メモ: 適切なユーザ名パスワード名を指定してください。またhttp port 8080を使用していない場合、-port オプションを与えて適切な値を指定します。
FMS のスレッドダンプを生成する:
UI経由:
"Administration | Support | Support Bundles" へ移動して"Create Server Thread Dumps Support Bundle"をクリックしダイアログを開いてOKします。Download Bundleボタンからダウンロードするか、あるいは後で一覧から取得することもできます。
コマンドライン経由
$FGLHOME/bin/fms -t
以下のパスにthread dumpが記録されます。
$FGLHOME/state/quest-thread-dump-dateTtime.txt
FglAMをデバッグモードに設定する:
UI経由:
"Administration | Agents | Agent Managers" へ移動して "Debug level"の列を見つけます。デバッグモードにしたい FglAM の"Edit"アイコンをクリックして、レベルを選択して "Save"をクリックして保存します。
デバッグモードを停止するには "Debug logging disabled" を選んで "Save" をクリックします。
コマンドライン経由:
FglAM が実行中の場合:
Windows: %FGLAM_HOME\bin\fglam --set-global-debug-level 1
UNIX: $FGLAM_HOME/bin/fglam.bin --set-global-debug-level 1
デバッグモードを無効にするには:
Windows: %FGLAM_HOME\bin\fglam --set-global-debug-level 0
UNIX: $FGLAM_HOME/bin/s.bin --set-global-debug-level 0
メモ: もしFglAM を定義済みの'state'フォルダで使用している(同じマシンに複数のエージェントマネージャがインストールされているような)場合には --locationスイッチを使用してstateフォルダを与える必要があります。:
例. %FGLAM_HOME\bin\fglam --set-global-debug-level 1 --location state_folder_name
メモ: 組み込みのFglAMについては、FglAM ディレクトリのパスはFoglightインストールディレクトリ内にあります。
たとえば:
Windows: %FMS_HOME\fglam\bin\fglam --set-global-debug-level 1
UNIX: $FMS_HOME/fglam/bin/fglam.bin --set-global-debug-level 1
デバッグモードでFglAMを開始するには:
Windows: %FGLAM_HOME\bin\fglam -Dquest.debug=1
UNIX: $FGLAM_HOME/bin/fglam.bin -Dquest.debug=1
参照: Starting or Stopping the Foglight Agent Manager
Out Of Process (OOP) エージェントをデバッグモードに設定する:
Windows: %FGLAM_HOME\bin\fglam --internal-this-is-oop --location %FGLAM_HOME\default\process\AGENT_PACKAGE_NAME --set-global-debug-level 1
UNIX: $FGLAM_HOME/bin/fglam --internal-this-is-oop --location %FGLAM_HOME/default/process/AGENT_PACKAGE_NAME --set-global-debug-level 1
メモ: "AGENT_PACKAGE_NAME" を実際のエージェントパッケージ名に置き換えてください。
FglAM のサポートバンドルを生成する:
UI経由:
"Administration | Support | Support Bundles" へ移動して "Create Agent Manager Support Bundle" をクリックしてOKします。バンドル生成後、Download Bundleボタンからダウンロードするか、あるいは後で一覧から取得することもできます。
コマンドライン経由:
Windows: %FGLAM_HOME\bin\support-bundle.bat
UNIX: $FGLAM_HOME/bin/support-bundle.sh
メモ: コマンドラインで生成されたFglAM Support Bundleは次の場所にあります:
$FGLAM_HOME/state/default/support
もし FglAM バージョン5.8 およびそれ以上のバージョンでは, その場所は
C:\Users\your_user_name\AppData\Local\Temp です。
FglAM のスレッドダンプを生成する:
UI経由:
"Administration | Support | Support Bundles" へ移動して"Create Agent Manager Thread Dumps Support Bundle"をクリックしダイアログを開いてOKします。Download Bundleボタンからダウンロードするか、あるいは後で一覧から取得することもできます。
コマンドライン経由:
$FGLAM_HOME/bin/fglam -t
このスレッドダンプは次の場所に出力されます: $FglAM_Home/state/default/quest-thread-dump-dateTtime.txt
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