ファイル・システム・クリーナの機能を使用しスケジュールにて定期的に実行する設定しているにも関わらず、ファイル・システム・クリーナが長期間完了していないことを示す、以下アラート・メッセージを検知することがあります。
<出力結果例>
Dear Dell Storage Appliance Alert Recipient, A critical event has occurred on Dell Storage Appliance host <host name> at time Sun Nov 5 10:58:42 2017. Filesystem cleaner is behind. It could not complete a full cycle in the last few weeks. Please check events for more details.
※コマンドにて確認をする場合には AdministratorアカウントでCLIにログイン後に “alerts –show” にて上記のようなアラート・メッセージを確認することができます。
ファイル・システム・クリーナは、コンテナ上のデータが削除され空き領域を検知した場合に、リクレーム(Reclaim)とよばれる空き領域の開放処理を実施し、完了後にファイル・システム・クリーナの完了日付が更新されます。
しかし、データが削除されない状況が長期間続くと、ファイル・システム・クリーナのスケジュールを定期的に実行するように設定していてもReclaimが実行されない状況が発生します。この状況となるとファイル・システム・クリーナの完了日付が更新されなくなり、本アラート・メッセージが検知されます。アラート・メッセージの出力を抑止したい場合には、ファイル・システム・クリーナによるReclaimが意図的に発生するように「一時的に削除可能なデータをコンテナに保存しそれを削除する」作業を実施しReclaim完了日時が更新されるようにすることが可能です。
クリーナーの完了日時を確認する方法につきましては、以下ナレッジベースをご確認ください。
関連ナレッジベース:
ファイル・システム・クリーナの完了日時を確認する方法(234507)
https://support.quest.com/ja-jp/dr-series/kb/234507
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