リカバリ・カタログを使用する場合、リカバリ・カタログ・スキーマの管理はユーザーが行う必要があります。リカバリ・カタログは、このスキーマのデフォルト・テーブルスペースに保存されます。SYSをリカバリ・カタログの所有者にすることはできません。リカバリ・カタログ・スキーマのインストールに使用するデータベースを決定してください。Questでは、リカバリ・カタログ用に別のデータベースを作成し、カタログ・データベースをARCHIVELOGモードで実行することをお勧めします。
次に、カタログ・スキーマで使用する容量を割り当てます。リカバリ・カタログ・スキーマのサイズは、カタログで管理するデータベースの数によって異なってきます。また、アーカイブREDOログ・ファイルおよび各データベースのバックアップの数に伴って大きくなります。リカバリ・カタログ・スキーマのサイズについて詳しくは、『Oracle® Database Backup and Recovery Advanced User's Guide』の「Planning the Size of the Recovery Catalog Schema」を参照してください。
リカバリ・カタログ・データベースを選択し、必要な容量を作成したら、以下の手順に従ってリカバリ・カタログの所有者を作成し、このユーザーに必要な権限を与えます。
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SQL*Plusを起動し、リカバリ・カタログが保持されているデータベースに管理者権限で接続します。 |
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スキーマの所有者にRECOVERY_CATALOG_OWNERのロールを与えます。 |
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rmanユーザーにCONNECTのロールを与えます。 |
カタログの所有者を作成したら、RMANのCREATE CATALOGコマンドを使用してカタログ・テーブルを作成します。このコマンドにより、カタログの所有者のデフォルト・テーブルスペースにカタログが作成されます。
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CREATE CATALOGコマンドを実行してカタログを作成します。 |
リカバリ・カタログをターゲット・データベースで使用するための最初の手順は、このデータベースをリカバリ・カタログに登録することです。
DBIDが重複していなければ、複数のターゲット・データベースを1つのリカバリ・カタログに登録することができます。RMANでは、DBIDによってデータベースが識別されます。
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