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NetVault 13.0 - リファレンス・ガイド

前書き はじめに コマンドライン・ユーティリティの使用
クライアント固有ユーティリティ デバイス固有ユーティリティ メディア固有ユーティリティ ジョブ固有ユーティリティ ログ固有ユーティリティ その他のユーティリティ
nvreportユーティリティの使用

nvjobabort

アクティブなジョブを中止します。

表52. nvjobabort

-servername

ジョブを管理するNetVaultサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-jobid

中止するジョブのIDを指定します。

-instanceid

中止するインスタンスのIDを指定します。このオプションのデフォルト値は1です。

nvjobcreate

バックアップ・ジョブまたはリストア・ジョブを作成してスケジュールを設定します。また、このユーティリティを使用すると、スケジュールすることなく、ジョブの定義を保存できます。

nvjobcreateユーティリティでは、リストア・オプションを設定するためのオプションがありません。これらのオプションは、リストア・セレクション・セットで指定する必要があります。nvsetcreateユーティリティには、リストア・オプションをリストア・セレクション・セットに組み込むために使用できるオプションが用意されています。詳細は、「nvsetcreate」を参照してください。

-servername

ジョブを管理するNetVaultサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-jobtitle

ジョブの名前を指定します。

-type

ジョブ・タイプ(backupまたはrestore)を指定します。このオプションのデフォルト値はbackupです。

-selectionsetname

バックアップまたはリストア・セレクション・セット名を指定します。NetVault WebUIまたはnvsetcreateユーティリティを使用すると、このセットを作成できます。

-selectionoptionsset
name

バックアップ・オプション・セット名を指定します。バックアップ・ジョブを作成するときは、このオプションを指定する必要があります。

バックアップ・ジョブの作成時にこのオプションを指定しなくても、ジョブは正常に作成されます。ただし、CLIまたはWebUIからジョブを実行しようとすると、エラーが表示されジョブは失敗します。WebUIからジョブ定義を表示しようとしても、[ジョブ定義管理 - ジョブの表示]ページに詳細情報が表示されません。

-schedulesetname

スケジュール・セット名を指定します。このオプションを省略すると、ジョブがすぐに実行されるようにスケジュールされます。NetVault WebUIまたはnvsetcreateユーティリティを使用すると、このセットを作成できます。

-backupoption

ジョブのバックアップ・オプションを指定します。

このオプションを使用するには、設定するオプションの「タグID」が必要です。タグIDには、CLIが認識するバックアップ・オプション名か、NetVaultによってオプションに割り当てられている数値のいずれかを指定できます。これらの値はどちらも、nvsetmodify.cfgファイルの[プラグイン・オプション]セクションでグループ分けされています。

このオプションの指定時の形式は、以下のとおりです。

-backupoption <Tag ID>=<value>

例:

-backupoption <Tag ID>=True/False

-targetsetname

ターゲット・セット名を指定します。NetVault WebUIまたはnvsetcreateユーティリティを使用すると、このセットを作成できます。ターゲット・セットを指定しない場合、NetVault WebUIで表示されているデフォルトのターゲット・オプションが使用されます。

-advoptssetname

バックアップまたはリストア詳細設定オプション・セットの名前を指定します。NetVault WebUIまたはnvsetcreateユーティリティを使用すると、このセットを作成できます。詳細設定オプション・セットを指定しない場合、NetVault WebUIに表示されているデフォルトのターゲット・オプションが使用されます。

-jobidfile

ジョブIDを保存している出力ファイルの名前を指定します。

このオプションは、nvjobcreateユーティリティがジョブIDではなく終了ステータスを返すように設定されている場合に役立ちます。設定オプションについての詳細は、『Quest NetVaultアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。

ファイルの絶対パスまたは相対パスを指定できます。このファイルでは、ジョブIDを文字列として保存しています。スクリプトを使用すると、この文字列を読み取ることができます。このファイルは、使用後、手動で削除する必要があります。

-submit

ジョブをスケジュールし、アクティブなジョブとして一覧表示します。

このオプションを省略すると、ジョブ定義の保存のみが行われ、実行はスケジュールされません。このジョブは、後でnvjobmodifyユーティリティを使用してスケジュールできます。

-parameters

パラメータ・ファイルからオプションを読み取ります。

パラメータ・ファイルは、任意のテキスト・エディタを使用して作成できます。1行に1つのオプションとその値を指定し、オプションの前の「-」は省略します。オプションと値を区切るには、スペースまたはタブを使用します。コメントを含めるには、その行の先頭に「#」文字を付けます。

例:

# nvjobcreate example file

jobtitle cli job 1

selectionsetname cliselset

このファイルは、次のように、-parametersオプションと併用できます。

./nvjobcreate -parameters example.txt

-version

マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

ジョブの作成にnvjobcreateコマンドを使用した後、次のnvreportコマンドを実行すると、スケジューラがクラッシュする可能性があります。

対処法:NetVault WebUIから、編集するジョブを開いて、変更することなくジョブを保存します。

nvjobdelete

指定した条件に一致するジョブを削除します。

-servername

ターゲットNetVaultサーバーの名前を指定します。

-jobid

削除するジョブのIDを指定します。このオプションで指定できるジョブIDは1つのみです。

-type

削除するジョブのタイプ(backupまたはrestore)を指定します。

このオプションは、特定のジョブ・タイプを削除する場合に使用します。すべてのジョブ・タイプを削除する場合は、このオプションを使用しないでください。

-jobrange

削除する必要のある一連のジョブに該当するジョブID番号の範囲を指定します。開始ジョブID番号と終了ジョブID番号の間はハイフンで区切ります。

例:

-jobrange 30-45

-jobtitle

削除するジョブの名前を指定します。フルネームを指定し、引用符で囲む必要があります。

例:

-jobtitle “Full_Backup_1”

-jobtitleオプションは1つのジョブを削除します。

-jobrangeオプションと-jobtitleオプションを併用すると、同じジョブ・タイトルを使用する複数のジョブを削除できます。

-client

ジョブのターゲットとしての役割を果たすNetVaultクライアント名を指定します。指定したクライアントのすべてのジョブを削除するには、このオプションを使用します。

-client “NV_Client_MKTG”

-plugin

ジョブの実行に使用するプラグイン名を指定します。特定のプラグインを使って実行されたすべてのジョブを削除する場合は、このオプションを使用します。プラグイン名は、引用符で囲む必要があります。

例:

-plugin “File System”

-selectionsetname

ジョブの作成で使用したバックアップまたはリストア・セレクション・セット名を指定します。

-schedulesetname

ジョブの作成で使用したスケジュール・セット名を指定します。

-targetsetname

ジョブの作成で使用したターゲット・セット名を指定します。

-advoptssetname

ジョブの作成で使用した詳細設定オプション・セット名を指定します。

-force

実行がスケジュールされている、一致するジョブを削除します。

他のオプションが設定した条件に一致するジョブがキュー内にある(後で実行するようにスケジュールされている)場合、削除を試みるとすべて失敗します。このようなジョブを削除するには、「-force」オプションを使用します。

-scheduleonly

NetVaultデータベースからジョブを削除することなく、ジョブ・キューからジョブを削除します。このオプションは、-forceの代わりに使用します。

-version

マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

この注意事項は、nvjobdeleteコマンドで以下のオプションを使用する場合に該当します。
特定のジョブを削除するには、オプションを組み合わせて使用します。たとえば、-jobrangeオプションを-pluginオプションと共に指定すると、指定したジョブIDの範囲に該当するジョブのみが削除されます。

nvjobhold

ジョブを保留します。nvjobresumeユーティリティを使用すると、ジョブを後で再開できます。

表55. nvjobhold

-servername

ジョブを管理するNetVaultサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-jobid

保留するジョブのIDを指定します。このオプションで指定できるジョブIDは1つのみです。

-phaseid

フェーズIDを指定します。

このオプションは、特定のフェーズを保留にする場合に使用します。このオプションを省略すると、指定したジョブのすべてのスケジュール・フェーズが保留されます。

-version

マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

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