SharePlex管理者グループ(デフォルト名はspadmin)のメンバーだけがsp_copを起動できます。このグループのメンバーでないrootユーザはsp_copを起動できますが、(rootを含む)どのユーザも、sp_ctrlによって接続し、コマンドを発行することはできません。詳細については、SharePlexセキュリティグループへのユーザの割り当てを参照してください。
UnixおよびLinuxシステムでは、ファイルシステムがnosuidとしてマウントされている場合、SharePlexはインストールオーナーによって起動されていなければなりません。この場合、インストールオーナー以外のSharePlex管理者グループ(デフォルトではspadmin)のメンバーはSharePlexを実行できません。
1人のSharePlexユーザ、つまりSharePlexのバイナリおよびファイルを所有する管理者がSharePlexのインストール時に作成されます。その他のユーザは、適切なSharePlexユーザグループに割り当てる必要があります。これらのグループは、さまざまなSharePlex機能の認証レベルを制御します。
特定のコマンド(activate configやstop exportなど)を発行するには、ユーザはそのコマンドの認証レベルまたはそれ以上のユーザでなければなりません。例えば、SharePlex管理者(認証レベル1)はどのようなコマンドも発行できますが、spviewグループのメンバーはステータスコマンドと、レプリケーションプロセスに直接影響を与えない他のいくつかのコマンド以外は発行できません。
詳細については、SharePlexセキュリティグループへのユーザの割り当てを参照してください。
SharePlexでホスト名を解決できない場合は、単純な英数字を使ってそのホスト名のエイリアスを作成してみてください。
以下の場所で、名前をエイリアスにマッピングします。
hostsのファイルに、各エントリを個別の行に記述します。以下は一例で、sysAとsysBはエイリアスです。
111.22.33.44 sysA.company.com sysA # source system 55.66.77.88 sysB.company.com sysB # target system
このセクションでは、SharePlexのアンインストールプログラムを使用して、システムからSharePlexを削除するための手順について説明します。アンインストーラは、レプリケーション環境をシステムから完全に削除します。
データを格納するキューを含め、レプリケーション環境を保持するには、SharePlexをアンインストールするのではなく、SharePlexのアップグレードをインストールするか、最新バージョンを再インストールすることができます。SharePlexをアップグレードまたは再インストールする前に、インストールするバージョンのリリースノートで、特別なアップグレード要件やインストール要件があるかどうかを確認してください。
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