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NetVault 13.0 - リファレンス・ガイド

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NetVaultのコマンド・ライン・インターフェイスについてコマンドライン・ユーティリティの操作

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コマンドライン・ユーティリティの使用

クライアント固有ユーティリティ

nvclient nvclientaccess nvclientadd nvclientlist nvclientname nvclientremove

デバイス固有ユーティリティメディア固有ユーティリティ

nvblankmedia nvsetmedia nvbulkblankmedia nvexportmedia nvlabelmedia nvlistblankmedia nvlistmedia nvloadmedia nvmakemedia nvmediadetails nvremovemedia nvreusemedia nvscanmedia nvsyncronizesilomedia nvupdateserialnumber

ジョブ固有ユーティリティ

nvexpiresaveset nvjobabort nvjobcreate nvjobdelete nvjobhold nvjoblist nvjobmodify nvjobresume nvjobstart nvpolicy nvrestore nvsetcreate

バックアップ・セレクション・セットリストア・セレクション・セットバックアップ・オプション・セットスケジュール・セットバックアップ・ターゲット・セットバックアップ詳細設定セットリストア詳細設定セット

nvsetdelete nvsetexport nvsetimport nvsetmodify nvtrigger

ログ固有ユーティリティ

nvlogdump nvlogpurge nvreadlog

その他のユーティリティ

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nvreportユーティリティの使用

nvreportユーティリティについてレポート・クラスプレーン・テキストのテンプレート・ファイルレポートの書式設定

formatオプションの使用 sortオプションの使用 includeオプションの使用 titleオプションの使用

外部レポート・ファイルの作成 HTMLテンプレート・ファイル

nvmediadetails

メディア・アイテムおよびメディア・グループに関する詳細を表示します。

nvmediadetails [-label <Media Label>] [-group <Group Label>] [-all]
[-listlabels] [-listgroups] [-version]

オプション

表44. nvmediadetails
オプション	説明
-label	ターゲットのメディア・アイテムのメディア・ラベルを指定します。最初の数文字を指定することで、それに一致するラベルを持つメディア・アイテムを検索できます。
-group	ターゲットのメディア・アイテムのメディア・グループのラベルを指定します。
-all	すべてのメディア・アイテムの詳細を表示します。
-listlabels	メディア・ラベルに割り当てられているすべてのメディア・アイテムの詳細を表示します。このオプションと「-group」オプションを併用すると、特定のメディア・グループのメディアの詳細を表示できます。
-listgroups	使用可能なメディア・グループを一覧表示します。
-version	マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

•

「MyTape」というラベルのメディアの詳細を表示します。

nvmediadetails -label MyTape

•

メディア・グループ「MyGroup」に属しているすべてのメディア・アイテムの詳細を表示します。

nvmediadetails -group MyGroup -all

nvremovemedia

メディアに関するすべての情報をNetVaultデータベースから削除します。


	メモ：このコマンドを発行する前に、ターゲットのメディア・アイテムをオフラインにする必要があります。

nvremovemedia [-medialabel <Media Label>] [-displaymedialist] [-version]

オプション

表45. nvremovemedia
オプション	説明
-label	ターゲットのメディア・アイテムのメディア・ラベルを指定します。
-displaymedialist	メディア・ラベルのあるメディア・アイテムのリストを表示します。
-version	マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

nvreusemedia

メディアを再利用可能にします。

nvreusemedia [-servername <Server Name>] -barcode <Barcode> |
-medialabel <Media Label> | -slotspec <Library Name::Slot Number>

オプション

表46. nvreusemedia
オプション	説明
-servername	ジョブを管理するNetVaultサーバー名を指定します。このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。
-barcode	ターゲット・メディア・アイテムのバーコードを指定します。
-medialabel	ターゲット・メディア・アイテムのラベルを指定します。このオプションは、メディア・ラベルで検索する場合のみ使用します。メディア・ラベルにスペースが含まれている場合は、二重引用符（""）で囲みます。例：“Full DB Backups”
-slotspec	ターゲット・メディア・アイテムが存在するライブラリの名前とスロット番号を指定します。この2つの値は、二重コロン区切り文字（::）を使用して区切る必要があります。このオプションは、ライブラリ・スロットで検索する場合のみ使用します。

•

このコマンドは、選択されたメディアでのバックアップのすべてのバックアップ・インデックスをNetVaultから削除します。

•

このユーティリティでは、ACSLS/ADIC DASライブラリ・システムはサポートされていません。

•

このユーティリティでは、Quest NetVault SmartDisk、Quest DR Seriesシステム、Data Domainシステムなどのディスク・ベースのストレージ・システムはサポートされていません。

nvscanmedia

メディア・アイテムをスキャンします。

このユーティリティを使用すると、テープに保存されているすべてのバックアップを照会して、特定のNetVaultサーバーのデータベースでインデックス付けされていないバックアップをインポートできます。［スキャン］を使用して、「Foreign」テープをNetVaultデータベースにインポートすることもできます。

バックアップをデータベースにインポートするには、NetVaultサーバーのNetVaultマシン名を、バックアップを実行した元のサーバーと同じにする必要があります。テープのスキャンに要する時間は、インポートするバックアップ数およびバックアップ・インデックスのサイズによって異なります。スキャン・プロセスでは、テープのデータは読み取られず、バックアップの先頭と末尾の間がスキップされて、バックアップ・セーブセットごとにインデックスが読み取られます。

NetVaultがそのアイテムに関する情報をNetVaultデータベースで検索できないと、テープには「Foreign」というマークが付きます。これは、テープがライブラリ間で交換されたとき、NetVaultサーバーから削除されたとき、または異なるNetVaultサーバーが管理しているデバイスにロードされたときに発生します。NetVaultは、テープがスキャンされ、NetVaultデータベースにメディア情報がインポートされるまでは、Foreignテープに保管されているデータを処理できません。スキャン・プロセスにより、テープからヘッダー情報が取得され、その情報がNetVaultデータベースに追加されます。

nvscanmedia [-servername <Server Name>]
-barcode <Barcode> | -medialabel <Media Label> |
-slotspec <Library Name::Slot Number> | -rasdevice <Device name>
-scanall | -force -minlifedays <Minimum Life> [-wait]

オプション

表47. nvscanmedia

オプション

ジョブを管理するNetVaultサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

メディア・アイテムのすべてのラベルとドライブをスキャンします。このオプションでは、テープ・ライブラリ/VTLのマシン名は必須です。たとえば、次のようになります。

nvscanmedia.exe -servername HIPUNP57176 -scanall "HIPUNP57176: C:\vtl".

ターゲット・メディア・アイテムのバーコードを指定します。

ターゲット・メディア・アイテムのラベルを指定します。

このオプションは、メディア・ラベルで検索する場合のみ使用します。メディア・ラベルにスペースが含まれている場合は、二重引用符（""）で囲みます。

例：“Full DB Backups”

ターゲット・メディア・アイテムが存在するライブラリの名前とスロット番号を指定します。この2つの値は、二重コロン区切り文字（::）を使用して区切る必要があります。このオプションは、ライブラリ・スロットで検索する場合のみ使用します。

スキャンするディスク・ベースのデバイスの名前を指定します。

NetVaultに強制的に不明なメディア・アイテムのスキャン操作を実行させます。このオプションはディスク・ベース・ストレージ・デバイスでは使用できません。

NetVaultデータベースにインポートされたバックアップ・データの保存期間を指定します。このオプションは、NetVaultデータベース内で使用可能でないバックアップのみに適用されます。

保存期間は日数で指定します。

このオプションに設定された値に応じて、インポートされたバックアップのリタイア時間が次のように変更されます。

•

バックアップがすでにリタイアされている場合、そのリタイア時間は指定された保存期間に設定されます。ゼロに指定すると、リタイアされたセーブセットのリタイア時間は1時間に設定されます。

•

指定された期間の前にリタイアするようにバックアップがスケジュールされている場合、そのリタイア時間は指定された保存期間に設定されます。

•

指定された期間の後にリタイアするようにバックアップがスケジュールされている場合、そのリタイア時間は変更されません。このようなバックアップの場合、バックアップの保存期間の設定によってリタイア時間が決まります。

メモ：ディスク・ベースのストレージ・デバイスに保管されているバックアップがリタイアした場合、そのバックアップはデバイスから削除されます。デバイスをスキャンして、削除されたバックアップをインポートすることはできません。

タスクが完了するまで待機します。

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