以下に、SQL Serverのデータ保護要件を満たすために実装できる、複数のリストア・シナリオに対応可能なバックアップ・シーケンス例をいくつか示します。
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フル・データベースのバックアップのみ:要件で前日までのデータ保護が保証されている状況で、以下の1つ以上の条件に該当する場合、フル・データベースのバックアップを毎晩実行すれば十分です。 |
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フル・データベースのバックアップと差分データベースのバックアップの併用:要件で前日までのデータ保護が保証されており、バックアップを迅速に実行する必要がある場合、フル・データベースのバックアップと差分データベースのバックアップを組み合わせたバックアップ戦略が有効です。たとえば、フル・データベースのバックアップを毎週日曜日の夜11:00に実行し、差分データベースのバックアップを月曜日から土曜日の午後11:00に実行します。データベースの各差分バックアップには、最後のフル・データベースのバックアップ(差分ベース)以降のすべての変更が含まれます。 |
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フル・ファイルおよびファイルグループのバックアップと部分データベースのバックアップの併用:単純復旧モデル・データベースに読み取り専用のセカンダリ・ファイルグループが含まれている場合、プライマリおよび読み取り/書き込み可能ファイルグループに対して部分データベースのバックアップ、読み取り専用のセカンダリ・ファイルグループに対してフル・ファイルおよびファイルグループのバックアップを実行する戦略が有効です。この戦略により、読み書き可能ファイルグループをバックアップするたびに、読み取り専用ファイルグループをバックアップする必要なく、データベース全体のリカバリ可能性が確保されます。 |
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フル・ファイルおよびファイルグループのバックアップ、部分データベースのバックアップ、差分部分データベースのバックアップの併用:要件で前日までの読み取り/書き込みデータの保護が保証されており、バックアップを迅速に実行する必要がある場合、読み取り/書き込みデータに対して部分データベースのバックアップと差分データベースのバックアップ、読み取り専用のセカンダリ・ファイルグループに対してフル・ファイルまたはファイルグループのバックアップを実行するバックアップ戦略が有効です。 |
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フル・データベースのバックアップと増分トランザクション・ログのバックアップの併用:要件でPITのデータ保護が要求されており、以下の1つ以上の条件に該当する場合、フル・データベースのバックアップを毎晩実行し、かつ増分トランザクション・ログのバックアップを4~8時間おきに実行すれば十分です。 |
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フル・データベースのバックアップ、差分データベースのバックアップ、増分トランザクション・ログのバックアップの併用:要件でPITデータ保護が要求されており、データベース全体のリストアを迅速に実行する必要がある場合、フル・データベースのバックアップ、差分データベースのバックアップ、および増分トランザクション・ログのバックアップを併用する戦略が最適です。 |
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フル・ファイルおよびファイルグループのバックアップ、差分ファイルおよびファイルグループのバックアップ、増分トランザクション・ログのバックアップの併用:要件でPITデータ保護が要求されており、リストアを迅速に実行する必要がある場合、フル・ファイルおよびファイルグループのバックアップ、差分ファイルおよびファイルグループのバックアップ、増分トランザクション・ログのバックアップを併用する戦略が最適です。この戦略では、データベース全体あるいは損傷したファイルまたはファイルグループをリストアできます。必要なものだけをリストアできるため、リストア時間が短くなり、データ損失が最小限に抑えられます。 |
Plug‑in for SQL Server では、以下のVSSバックアップ・タイプを使用できます。
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フル・データベースのバックアップ:フル・データベースのバックアップは以下でサポートされます。 |
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SQL Serverバージョン:2008以降 |
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復旧モデル:すべて |
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差分データベースのバックアップ:差分データベースのバックアップは以下でサポートされます。 |
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SQL Serverバージョン:2008以降 |
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復旧モデル:すべて |
重要: アクティブ/パッシブ・フェイルオーバー・クラスタでフェイルオーバーが発生し、VSSベースのバックアップ戦略に差分データベース・バックアップが含まれている場合、可能な限り早急に、変更された構成のフル・データベース・バックアップを実行してください。プラグインでフェイルオーバーの発生が検出され、別のノードでアクティブな役割が保持されている場合、プラグインはスケジュール設定されている次のバックアップ用にフル・バックアップを自動的に実行します。ただし、新しいフル・バックアップが実行される前に新しいアクティブ・ノードにリストアを実行する必要がある場合、最後のフル・バックアップと新しいフル・バックアップの間に発生したデータベースの変更は失われる可能性があります。 |
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コピーのみバックアップ:コピーのみバックアップは以下でサポートされます。 |
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SQL Serverバージョン:2008以降 |
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復旧モデル:すべて |
以下に、SQL Serverのデータ保護要件を満たすために実装できる、複数のリストア・シナリオに対応可能なバックアップ・シーケンス例をいくつか示します。
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フル・データベースのバックアップのみ:要件で前日までのデータ保護が保証されている状況で、以下の1つ以上の条件に該当する場合、フル・データベースのバックアップを毎晩実行すれば十分です。 |
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フル・データベースのバックアップと差分データベースのバックアップの併用:要件で前日までのデータ保護が保証されており、バックアップを迅速に実行する必要がある場合、フル・データベースのバックアップと差分データベースのバックアップを組み合わせたバックアップ戦略が有効です。たとえば、フル・データベースのバックアップを毎週日曜日の夜11:00に実行し、差分データベースのバックアップを月曜日から土曜日の午後11:00に実行します。データベースの各差分バックアップには、最後のフル・データベースのバックアップ(差分ベース)以降のすべての変更が含まれます。 |
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コピーのみバックアップ:要件として、定期的にスケジュールされたバックアップ・シーケンスを妨げることなくバックアップを作成する必要がある場合、コピーのみバックアップは適した戦略です。場合によっては、テスト環境の更新など、定期的なバックアップ・スケジュール以外にフル・バックアップを作成する必要があるでしょう。このプロセスでは、定期バックアップ・スケジュールが影響を受け、後続の差分バックアップが混乱する可能性があります。コピーのみバックアップを使用することにより、定期バックアップ・スケジュールに影響を与えることなく、いつでも不定期のフル・データベース・バックアップを実行することができます。 |
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