このトピックでは、Plug‑in for Exchangeで実行したバックアップを利用したExchangeシステムのリカバリ方法の概要を説明します。この手順は、Exchange Serverが破損した場合や使用できない場合に、Exchange Serverを再構築するときに使用できます。Exchange Serverを再構築する場合、障害回復モードでActive Directoryサービスが利用可能である必要があります。
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Exchange 2007 損失した Exchange Server を回復する方法http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb123496.aspx |
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このタイプのリストアを実行する前に、リストア済みExchange Serverデータ用の新しい対象として稼働するマシンで以下のアクションを実行する必要があります。
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新しいターゲット・サーバーでExchangeがクリーン・インストールされている:Questは、この手順を既存のExchange Serverではなく、新規にインストールされたExchange Serverで実行することをお勧めします。 |
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ターゲット・サーバーが異なるネットワーク・ドメインに確立されている(ESEベース・バックアップのみ):この操作を機能させるため、この操作用のターゲット・マシンが、元のExchange Serverが存在するドメインとは必ず異なる場所に存在する必要があります。もしこれらふたつのマシンが同じドメインに構成されている場合、NetVault Backupは常に元のExchange Serverに選択されたデータをリカバリしようとします。VSSベースのバックアップでは同じネットワーク・ドメインのターゲット・サーバーにリストアすることが可能です。 |
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ESEベースのバックアップ(Exchange 2007のみに適用):特定のストレージ・グループのリストアを実行する前に、対象となるマシンは元のマシンに表示されているとおりのストレージ・グループ構造(名前およびディレクトリ・パス)をミラーリングするよう設定されている必要があります。たとえば、ストレージ・グループに5つの個別メールボックス・データベースが含まれ、もともとC:\パーティションのルートに存在していたとします。この場合、ストレージ・グループはターゲット・マシンに同じ名前で確立され、5つのメールボックス・データベースはすべてオリジナルと同一の名前を付けて含まれ、さらにストレージ・グループはC:\パーティションのルートに存在する必要があります。 |
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VSSベースのバックアップ(Exchange 2010以降に必須):対象のストレージ・グループ/メールボックス・データベース名、データベース名、データベース・ファイル名、およびデータベース・ファイル・パスまたはディレクトリが、元のストレージ・グループ/メールボックス・データベースと一致せず、異なっている必要があります。 |
重要: Exchange管理コンソールを使用して対象のExchange Serverにターゲット・データベースを作成する場合、[データベースのマウント]オプションを選択しないでください。このオプションを選択すると、Exchangeはデータベース・トランザクション・ログの初期セットを生成します。これらのログがリストア・ジョブに干渉して、ジョブが失敗する可能性があります。データベースのマウント・オプションを選択しなければ、ExchangeはデータベースをExchange Serverに追加し、データベースの空のディレクトリを作成します。リストア・ジョブはジョブの完了時にこのディレクトリに書き込みを行います。 |
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NetVault BackupおよびPlug‑in for Exchangeが両方のマシンにインストールされている必要がある:この操作を機能させるには、元のExchange Serverと新規対象として設定したマシンの両方にNetVault Backupとプラグインがインストールされている必要があります。 |
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両方のマシンがNetVault Backupサーバーにクライアントとして追加される必要がある:NetVault Backupサーバーの[クライアント管理]ページで、両方のマシンがNetVault Backupクライアントとして正常に追加されている必要があります。NetVault Backupサーバーへのクライアントの追加について詳しくは、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。 |
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[セレクション・セット作成]ページで、元のデータベースを選択します。 |
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[アクション]リストから、[名前変更]を選択します。 |
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[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで、[データベースに「このデータベースはリストアで上書きできます」フラグを設定(オリジナル・データベースへのESEリストアには不要)]を選択します。 |
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利用可能であれば、[リストアとリカバリのオプション]タブでその他のオプションを変更します。 |
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[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]フィールドを入力します。 |
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[Exchange管理者のユーザー名]:このフィールドにはデフォルトで、対象となる元のExchange Serverのバックアップに使用された管理者レベル・アカウントが表示されます。この値は必要に応じて変更することができますが、指定されたアカウントはリストアの対象として稼働するマシンについて適切なバックアップ/リストア権限を持つ必要があります。 |
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[パスワード]:上記のフィールドに指定したユーザー名に対応するパスワードを入力します。 |
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[Windowsドメイン]:異なるExchange Serverへのリカバリには必要ではないので、このフィールドをブランクのままにしても構いません。 |
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デフォルト設定を使用しない場合は、[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。 |
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[クライアント指定]リストで、ターゲット・データベースが作成されたExchange Serverを選択します。 |
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[保存]または[保存 & 実行]の、どちらか適切な方をクリックします。 |
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Exchange 管理シェルを開きます。 |
NetVault Backupログや個別のジョブ・ログのほかに、バックアップおよびリストア・ジョブにおけるVSS関連問題の診断を迅速に処理するため、以下のリソースが用意されています。
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Windowsアプリケーション ログ:VSS Writersは、NetVault Backupログに記録されていないエラー・ログをこのログに詳細に記録します。詳しくは、http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms157312.aspxの「Windows アプリケーション ログ」を参照してください。 |
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VssadminとDiskShadow:Vssadminを利用して、Writers/Providerとそのステータスを含む検証をすることが可能です。これにより、VSS Writersが依存するプラグインが有効で使用可能であることを確認します。またそれらにエラーが発生していないか確認することができます。新規ユーティリティのDiskShadowも有益な情報を提供します。詳しくは、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb491031.aspxおよびhttp://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc772172(v=WS.10).aspxを参照してください。 |
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