設定の非アクティベーションを含む、システム上の現在のレプリケーション状態を削除するには、ora_cleanspユーティリティを使用します。
警告:
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UnixおよびLinux上のOracle
ora_cleanspを実行する前に、以下の代替手法を検討してください。
このユーティリティを使用するには、Korn(ksh)シェルがシステムにインストールされていなければなりません。ユーティリティは処理中にこのシェルを呼び出します。
ora_cleanspは以下のように2段階でレプリケーションを初期状態に戻します。
内部テーブルの切り捨て: 最初にora_cleanspは、安全に切り捨てることができるSharePlex内部テーブルを切り捨てます。SharePlex Oracleユーザ、パスワード、デモオブジェクトは削除しません。
変数データディレクトリのクリーンアップ: 次にora_cleanspは、SharePlex変数データディレクトリから以下のコンポーネントを削除します。
ora_cleanspは、設定ファイル、コンフリクト解決ファイル、トランスフォーメーションファイル、ヒントファイル、paramdb、oramsglistファイルなど、ユーザが作成したファイルを維持します。
ora_cleanspは設定を非アクティベーションします。ora_cleanspを実行した後にレプリケーションを開始するには、設定をアクティベーションする必要があります。
ora_cleanspを実行するには:
重要! レプリケーションを初期状態に戻すには、すべてのソースシステムとターゲットシステムでora_cleanspを実行する必要があります。ora_cleanspがシステム上で実行されたかどうか、またいつ実行されたかを確認するには、そのシステムのイベントログを表示します。
[UnixおよびLinuxのみ] SharePlex変数データディレクトリを指すようにSP_SYS_VARDIR環境変数を設定します。複数の変数データディレクトリを使用してsp_copの複数のインスタンスを実行している場合は、クリーンアップしたい変数データディレクトリに対してSP_SYS_VARDIRを設定します。
kshシェル:
cshシェル:
sp_copを停止します。
[Unix および Linux のみ] まだ実行していない場合は、oratabファイルを表示して、インスタンスのORACLE_HOMEおよびORACLE_SIDの値を確認します。
[UnixおよびLinuxのみ] ORACLE_HOMEおよびORACLE_SID環境変数を設定します。
kshシェル:
cshシェル:
オペレーティングシステムのコマンドラインで、ディレクトリをSharePlex製品ディレクトリのbinサブディレクトリに変更します。
注意: これは現在の作業ディレクトリである必要があります。
OracleインスタンスでSharePlexユーザアカウントとしてora_cleanspを実行します。注意: 別のユーザとして実行すると、ora_cleanspはSharePlexテーブルを切り捨てません。
さらに、UnixとLinuxでは、connection.yamlファイルで定義されているデータベース/データソース名(Oracle_SID)を含めます。
UnixおよびLinux:
$ ./ora_cleansp database_name/SharePlex_username[/SharePlex_password]
(Oracle PDBの場合): $./ora_cleansp tns_alias for pdb/SharePlex_username[/SharePlex_password]
ユーティリティを実行した後、イベントログを表示して結果を確認します。
注意: ユーティリティが .../save_SharePlex_versionディレクトリを削除できないというエラーメッセージを生成した場合、メッセージを無視してこのディレクトリを削除することができます。
SharePlexがPostgreSQL Database as a ServiceからPostgreSQLターゲットにデータをレプリケートしているシステム上の現在のレプリケーションの状態を削除するには、pg_cleanspユーティリティを使用します。
警告: pg_cleanspの結果は元に戻すことはできません。
このユーティリティを使用するには、Korn(ksh)シェルがシステムにインストールされていなければなりません。ユーティリティは処理中にこのシェルを呼び出します。
pg_cleanspはソースシステム上で以下を行います。
pg_cleanspは以下を保持します。
PostgreSQLのソースとターゲット上でpg_cleanspユーティリティを実行するには:
SharePlex製品ディレクトリのbinサブディレクトリから、pg_cleanspユーティリティを以下の構文で実行します。
<installationDirectiory\ProductDirectory>/binpg_cleansp [portnumber ] database_name/user_name
ここで:
プロンプトでパスワードを入力します。
Enter the password for the SharePlex User :
「Y」と入力し、このSharePlexインスタンスのクリーンアップを実行することを確認します。
Are you sure you want to perform the clean for '/splex/vardir/var2' and port 2200? [N] :Y
正常にセットアップされると、次のようなメッセージで終了します:
Clean port 3800
sh: /splex/atul/1100B51/opt/.app-modules//clean_vardir.sh: /bin/ksh: bad interpreter: No such file or directory
postgress internal tables are cleaned up.
注意: SharePlex 11.1では、アクティベーションの際に作成された物理スロットまたは論理スロットは、クリーンアップ後にデータベースから削除されます。
SharePlexがSnowflakeターゲットにレプリケートしているシステム上の現在のレプリケーション状態を削除するには、snowflake_cleanspユーティリティを使用します。
警告: snowflake_cleanspの結果は元に戻すことはできません。
snowflake_cleanspは、ターゲットシステムで以下の処理を実行します。
snowflake_cleanspは以下を保持します。
Snowflakeターゲットでsnowflake_cleanspユーティリティを実行するには:
SharePlex製品ディレクトリのbinサブディレクトリから、snowflake_cleanspユーティリティを以下の構文で実行します。
<installationDirectiory\ProductDirectory>/binsnowflake_cleansp [portnumber ] database_name/ schema name / user_name
ここで:
schema_nameはShareplexスキーマの名前です。
プロンプトでパスワードを入力します。
Enter the password for the SharePlex User :
注意: このオプションは、RSAベースのユーザには表示されません。
「Y」と入力し、このSharePlexインスタンスのクリーンアップを実行することを確認します。
Are you sure you want to perform the clean for '/splex/vardir/var2' and port 2200? [N] :Y
正常にセットアップされると、次のようなメッセージで終了します:
Clean port 5626
Cleaning /splex/aparopka/sf_datatypes/var subdirectories
DEMO_SCHEMA_20.SHAREPLEX_OPEN_TRANS table truncated.
SharePlexレプリケーション環境内のホストのライセンスキーの表示、追加、削除を行うには、SharePlexライセンスユーティリティを使用します。SharePlexの各インストールには、有効なライセンスキーが必要です。
SharePlexのライセンスキーは、サポート対象のプラットフォームごとに3種類あります。
トライアルライセンスキー
以下は、ライセンスが利用可能なサポート対象プラットフォームのリストです。
Oracle
File
JMS
Kafka
SQL Server
Postgres
MySQL
Snowflake
Event Hubs
All Platforms
注意: SharePlexの評価版をインストールするには、SharePlexのインストール中またはsplex_add_keyユーティリティの実行中に、プロンプトが表示されたら、「All Platforms(すべてのプラットフォーム)」オプションを選択する必要があります。
SharePlexのライセンス情報は、『Quest Software Product Guide(Questソフトウェア製品ガイド)』に記載されています。ご不明な点は、担当のアカウントマネージャまでお問い合わせください。
有効なライセンスキーをお持ちでない場合は、QuestテクニカルサポートまたはQuestの販売代理店を通じて、上記のサポート対象プラットフォームリストの中から必要なプラットフォームのライセンスキーを入手できます。このドキュメントの適切な手順を使用して、ライセンスリクエストをサポートするために必要な情報を入手してください。
UnixシステムとLinuxシステムでは、以下を実行するために異なるユーティリティを使用します。
splex_add_keyユーティリティを使用して、SharePlexのインストール中にマシンにライセンスキーを追加したり、インストール後にライセンスを異なるタイプのライセンスに変換したりできます。
splex_add_keyユーティリティは以下のように使用できます。
splex_add_keyを実行するには:
SharePlexが実行中であればシャットダウンします。
sp_ctrl> shutdown
SharePlex製品ディレクトリのinstallサブディレクトリからsplex_add_keyを実行します。
$ /proddir/install/splex_add_key
ライセンスキーを追加/更新するプラットフォームを選択します。
SharePlex License Utility
1) Oracle
2) File
3) JMS
4) Kafka
5) SQL Server
6) Postgres
7) MySQL
8) Snowflake
9) Event Hubs
10) All Platforms
q) Quit License Utility
Enter option:
注意: SharePlexの評価版をインストールするには、「All Platforms(すべてのプラットフォーム)」オプションを選択する必要があります。
上記のリストから適切な番号を入力してプラットフォームを選択します。
Questから受け取ったキーを手動で入力します。キーの入力が終わったら、Enterを押します。
SharePlexライセンスキーに関連する詳細を表示するには、splex_get_keyユーティリティを使用します。SharePlex製品ディレクトリのinstallディレクトリからこのユーティリティを実行します。
$ /proddir/install/splex_get_key
以下のような情報が表示されます。
$ /splex/proddir/install/splex_get_key
Platform = All
Product Name = SharePlex
Product Version = 11
License Number = 123-456-789
License Key Type = Trial
License Expiry = Midnight of Jan 01, 2050
License Key = lxxjLny9CqMCqdPZKZGRXIjnz7vpbTPQANliJi7PXJ7+Q8=
特定のプラットフォームにインストールされているSharePlexライセンスキーを削除するには、splex_remove_keyユーティリティを使用します。マシンにライセンスキーがインストールされていない場合、「No license installed(ライセンスがインストールされていません)」というメッセージが表示されます。
splex_remove_keyを実行するには:
SharePlex製品ディレクトリのinstallサブディレクトリからsplex_remove_keyを実行して、ライセンスキーを削除します。実行すると、以前に追加されたライセンスキーのリストが表示されます。
$ /proddir/install/splex_remove_key
ライセンスキーを削除する適切なプラットフォームを選択します。
SharePlex License Utility
1) Oracle
2) Postgres
q) Quit License Utility
Enter option: 1
ライセンスが正常に削除されると、次のようなメッセージが表示されて終了します。
The SharePlex for Oracle license has been successfully removed.
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