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NetVault Plug-in for SQL Server 12.0 - ユーザー・ガイド

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データのリストア トラブルシューティング

Plug-in for SQL Serverを使用したオンラインVDIリストア用システム・データベースのリストア

システム・データベースのリストアは、インスタンスが稼働しているSQL Serverのバージョンで作成されたバックアップからのみ行えます。たとえば、SQL Server 2008で稼働しているインスタンスのシステム・データベースをリストアするには、インスタンスをSQL Server 2008にアップグレードした後に作成されたバックアップを使用します。

SQL Serverインスタンスを開始するには、masterデータベースがアクセス可能で、少なくとも部分的に使用可能である必要があります。masterデータベースが使用不可になった場合、現在のデータベースのバックアップからmasterをリストアするか、masterを再構築することによって、データベースを使用可能な状態に戻すことができます。

フル・データベースのバックアップからmasterデータベースをリストアできるのは、サーバー・インスタンスを開始できる場合のみです。masterデータベースの重大な損傷によりSQL Serverを起動できない場合に可能な唯一の方法は、masterを再構築することです。詳しくは、SQL Server Books Onlineの「Rebuilding the master Database」セクションを参照してください。

masterデータベースのリストアには、以下の作業が含まれます。

masterデータベースのフル・データベース・バックアップをリストアします。
最後のバックアップ以降にmasterに対して行われた変更は失われるため、その手順を再実行して再作成する必要があります。
masterをリストアして変更を再適用したら、すぐにmasterをバックアップします。

詳細は、「代替SQL Serverへのデータのリストア」を参照してください。

以下の状況では、modelまたはmsdbデータベースをバックアップからリストアする必要があります。

masterデータベースを再構築した場合。この場合、masterの再構築によってmodelが再作成されるため、バックアップからmodelをリストアします。
modelまたはmsdbデータベースが損傷した場合(メディア障害などによって)。

modelまたはmsdbのリストア手順は、ユーザー・データベースの完全リストアを実行する場合と同じです。

msdbをリストアする前に、[コントロール パネル]で[SQL Server エージェント]サービスを停止する必要があります。また、リストア手順では必要に応じてユーザーとの接続が切断されるため、Questでは、事前にアプリケーションをシャットダウンすることをお勧めします。

オンラインVDIリストア用レプリケーションに含まれるデータベースのリストア

最新のバックアップが使用可能な場合、適切な手順に従ってレプリケーション・トポロジ内のすべてのデータベースをリストアできます。パブリケーション・データベースのリストア手順は、レプリケーションのタイプと使用オプションによって異なりますが、その他すべてのデータベースのリストア手順は、レプリケーションのタイプおよび使用オプションには依存しません。

レプリケーションでは、レプリケートされたデータベースを、バックアップの作成元と同じSQL Serverインスタンスおよびデータベースにリストアできます。バックアップからレプリケートされたデータベースを別のインスタンスにリストアする場合、レプリケーションの設定は維持されません。この場合、バックアップのリストア後に、すべてのパブリケーションとサブスクリプションを再作成します。

詳しくは、SQLServerオンライン・ブックの「スナップショット・レプリケーションおよびトランザクション・レプリケーションのバックアップと復元の方式」および「 マージ・レプリケーションのバックアップと復元の方式」セクションを参照してください。

オンラインVDIバックアップからのデータのリストア

SQL ServerでPlug‑in for SQL Serverを使用して標準リストアを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。

リストアするオンラインVDIデータの選択

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for SQL Server]を選択します。
3
セーブセットのテーブルに表示されている項目をさらにフィルタリングするには、[クライアント][日付][ジョブID]リストを使用します。

フル・データベースのバックアップ

VDI FULL(全体)

差分データベースのバックアップ

VDI DIFFERENTIAL(差分)

コピーのみ

VDI Copy - ONLY (VDI コピーのみ)

増分トランザクション・ログのバックアップ

VDI INCREMENTAL(増分)

トランザクション・ログのバックアップ

VDI INCREMENTAL(増分)

Tail-Logバックアップ

VDI TAIL-LOG

フル・ファイルおよびファイルグループのバックアップ

VDI FILEGROUP(ファイルおよびグループ)

ファイルおよびファイルグループの差分バックアップ

VDI FILEGROUP DIFFERENTIAL(差分)

部分データベースのバックアップ

VDI PARTIAL(部分)

差分部分データベースのバックアップ

VDI PARTIAL DIFFERENTIAL(部分差分)

セーブセットを選択すると、以下の情報が[セーブセット情報]に表示されます。ジョブID、ジョブ・タイトル、サーバー名、クライアント名、プラグイン名、セーブセットの日時、リタイア設定、増分バックアップかどうか、アーカイブかどうか、セーブセットのサイズ、スナップショットベースのバックアップかどうかなど。
5
[次へ]をクリックします。
6
[セレクション セット作成]ページで、リストアするデータを選択します。
ノードをさらに開くと、データベース名が表示されます。フル・ファイルおよびファイルグループのバックアップ、差分ファイルおよびファイルグループのバックアップ、部分データベースのバックアップ、差分部分データベースのバックアップの各タイプでは、データベース・ノードを開いて、ファイルまたはファイルグループを個別に選択することができます。その他のバックアップ・タイプでは、さらにドリルダウンするとアイテムが表示されますが、これらのアイテムを選択することはできません
RESTOREDATABASE <データベース名> <読み書きファイル・グループ・オプション>
<リストアおよびリカバリ・オプション>
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