高可用性環境でのプラグインのインストールでは、NetVault Backupサーバーに仮想クライアントを作成します。仮想クライアントとは、クラスタ内のノードのグループです。このグループは、NetVault Backupサーバーからは、1つのクラスタ化されたリソース(SQL Server仮想サーバーなど)をバックアップするために作成される、1つのクライアントとして認識されます。仮想クライアントの作成プロセスでは、プラグインがNetVault Backupサーバーからクラスタ内の選択したノードに転送され、そこにインストールされます。
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仮想クライアントに名前を付ける:Questでは、SQL Serverに割り当てられた仮想サーバーのネットワーク名(つまり、FQDN(Fully Qualified Domain Name:完全修飾ドメイン名))を、NetVault Backup仮想クライアント名として使用することを強くお勧めします。NetVault Backupでは、仮想クライアントを参照するときに、クラスタ・アプリケーションを管理しているノードが特定され、そのSQL Serverインスタンスが表示されます([NetVault Backup選択]ページなど)。仮想クライアント名としてSQL Serverの仮想サーバー・ネットワーク名と同じ名前を設定しておけば、作成された仮想クライアントに対応するSQL Serverインスタンスを識別できます。 |
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関連するクラスタ・ノードのみを仮想クライアントに追加する:バックアップ/リストア対象のSQL Server仮想サーバーに関連するホストのみを含めます。 |
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各SQL Server仮想サーバーに対してNetVault Backup仮想クライアントを1つずつ作成する:クラスタの各SQL Server仮想サーバーで、個別の仮想クライアントを作成します。作成時には、以下を実行します。 |
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SQL Server仮想サーバーのIPアドレス:[仮想クライアント]ページの[仮想クライアント・アドレス]フィールドに、適切なSQL Server仮想サーバーに割り当てられたIPアドレスを入力します。たとえば、フェイルオーバー・クラスタの2つのSQL Server仮想サーバーのうち最初のSQL Server仮想サーバーを作成するには、最初の仮想サーバーに割り当てられたIPアドレスを入力します。 |
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仮想クライアントにSQL Server仮想サーバーのネットワーク名に対応する名前を付ける:[仮想クライアント名]フィールドに、SQL Server仮想サーバーに関連付けられたネットワーク名を入力します。 |
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次のNetVault Backup仮想クライアントを作成する前にnvsqlserver.cfgファイルをコピーする:新規に仮想クライアントを作成すると、ログイン詳細情報を含む設定ファイルが上書きされるため、Questは以下の手順を実行することをお勧めします。 |
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安全な場所に最初のnvsqlserver.cfgファイルのコピーを格納します。 |
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次の仮想クライアントを作成し、そのnvsqlserver.cfgファイルのコピーを安全な場所に格納します。以降、新規仮想クライアントを作成するたびに、この手順を繰り返します。 |
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仮想クライアントを作成し終えたら、[Security-<インスタンス名>]および[ServerList:List]セクションでその情報を、各nvsqlserver.cfgファイルからプライマリ・ノード上に格納されているnvsqlserver.cfgファイルの同じセクションへコピーします。 |
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仮想クライアントを参照した場合は、[NetVault Backup選択]ページを閉じてから再度開きます。 |
本プラグインは、共有データのバックアップおよびリストアのみをサポートしています。SQL Serverフェイルオーバー・クラスタまたはAlwaysOn環境で必要な仮想クライアントのクラスタ・アプリケーション・ライセンスは1つのみです。
ライセンス・キーの入手などの手続きについて詳しくは、『QuestNetVault Backupインストレーション・ガイド』を参照してください。
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