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NetVault 11.4.5 - リファレンス・ガイド

前書き はじめに コマンドライン・ユーティリティの使用
クライアント固有ユーティリティ デバイス固有ユーティリティ メディア固有ユーティリティ ジョブ固有ユーティリティ ログ固有ユーティリティ その他のユーティリティ
nvreportユーティリティの使用

nvscheddbcheck

スケジューラ・データベースの構造、エンティティ、および参照の整合性を検証します。以下の内容がチェックされます。

List

Schedulerデータベースに保存されているさまざまなレコードを一覧表示します。出力には、以下のアイテムが含まれています。

このオプションは、削除するレコードを判断するときに使用できます。

Check

データベースのチェックを実行し、ステータスを表示します。

-v

表示されるメッセージの最低重要度レベルを指定します。-vには以下の値を指定することができます。

all:すべてのメッセージ
back:バックグラウンド・メッセージ
inf:情報メッセージ
job:ジョブ・メッセージ
warn:警告
error:エラー
severe:重大なエラー

重要度レベルを設定すると、そのレベル以上のメッセージのみが表示されます。

nvsendmail

指定したアドレスに電子メールを送信します。

表84. nvsendmail

-d

特定の受信者の電子メール・アドレスを指定します。

-r

特定の受信者の実名を指定します。

-s

電子メールの件名を指定します。

-f

送信する電子メール・メッセージ・ファイルを指定します。

-a

送信する添付ファイルを指定します。添付ファイルのフル・パスを指定します。

-m

MIMEフォーマットを強制的に使用します。

-n

必要なパラメータをホスト環境から取得する通知モードを指定します。

nvsendopmsg

オペレータ・メッセージを送信します。

-n

環境変数から通知を送信します。

-test

テスト・メッセージを送信します。

nvtrace

このユーティリティを使用すると、以下のタスクを実行できます。

表86. nvtrace

--status

指定したマシンのトレースが有効か無効かを表示します。--statusオプションは、以下のオプションと組み合わせて使用できます。

--client:NetVault Backupクライアントを指定します。クライアント名を指定しない場合、サーバーのトレースのステータスが表示されます。

--enable

指定したマシンのトレースを有効にします。‑‑enableオプションは、以下のオプションと組み合わせて使用できます。

--client:NetVault Backupクライアントを指定します。クライアント名を指定しない場合、NetVault Backupサーバーのトレースが有効になります。
--startat:トレースをマシンで開始する日時を指定します。このオプションの指定時の形式はYYYYMMDDHHMMSSです。
--stopat:トレースをマシンで停止する日時を指定します。このオプションの指定時の形式はYYYYMMDDHHMMSSです。
即座にトレースを開始する場合、--startatオプションと--stopatオプションを省略できます。
--process:トレース・ファイルが必要なプロセスを指定します。指定したプロセスのトレース・ファイルを生成するために、カンマ区切りのプロセスID番号のリストを指定できます。

--disable

指定したマシンのトレースを無効にします。‑‑disableオプションは、以下のオプションと組み合わせて使用できます。

--client:NetVault Backupクライアントを指定します。クライアント名を指定しない場合、サーバーのトレースが無効になります。
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