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NetVault 11.4.5 - リファレンス・ガイド

前書き はじめに コマンドライン・ユーティリティの使用
クライアント固有ユーティリティ デバイス固有ユーティリティ メディア固有ユーティリティ ジョブ固有ユーティリティ ログ固有ユーティリティ その他のユーティリティ
nvreportユーティリティの使用

nvjobresume

以前に保留されたジョブを再開します。このコマンドの1回の実行で再開できるジョブは1つのみです。

-servername

ジョブを管理するNetVault Backupサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-jobid

再開するジョブのIDを指定します。このオプションで指定できるジョブIDは1つのみです。

-phaseid

フェーズIDを指定します。

このオプションは、特定のジョブ・フェーズを再開する場合に使用します。このオプションを省略すると、指定したジョブの既知のすべてのフェーズが再開されます。

-version

マシンにインストールされているNetVault Backupディストリビューションのビルド日付を表示します。

nvjobstart

ジョブID、フェーズ番号、およびインスタンス番号を使用してジョブを実行します。

表57. nvjobstart

-servername

ジョブを管理するNetVault Backupサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-jobid

実行するジョブのIDを指定します。

-phaseid

フェーズIDを指定します。このオプションのデフォルト値は1です。

-instance

インスタンスIDを指定します。

このオプションが指定されていないか、指定したインスタンスが存在しない場合は、ジョブの最後のインスタンスが実行されます。

-wait

タスクが完了するまで待機します。

-version

マシンにインストールされているNetVault Backupディストリビューションのビルド日付を表示します。

nvjobstartユーティリティでは、デフォルトで、ジョブ終了コードに応じて以下のメッセージを返します。

0

Job completed successfully(ジョブが正常に終了しました)

1

Job Failed with error(ジョブがエラーで終了しました)Job Failed(ジョブが失敗しました)

このメッセージは、以下のジョブ終了状態の場合に返されます。

nvjobstart Enhanced Job Completion Statusオプションを有効にすると、このユーティリティで、以下のコードおよびメッセージが返されます。

0

Job completed successfully(ジョブが正常に終了しました)

1

Job Failed(ジョブが失敗しました)

2

Job Completed with Warnings(警告付きでジョブが完了しました)

3

Job Aborted(ジョブが中断されました)

4

Job Stopped(ジョブが停止しました)

5

Job Died(ジョブが異常終了しました)

-1

Job Failed with Undefined Error(ジョブが未定義のエラーで終了しました)

このオプションについての詳細は、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。

nvpolicy

以下のタスクを実行します。

表60. nvpolicy

-list

既存のポリシーを表示します。ポリシーに定義されているジョブのリストを表示するには、ポリシー名を指定してこのオプションを使用します。たとえば、以下のコマンドでは、ポリシー「p1」に定義されているすべてのジョブが一覧表示されます。

nvpolicy -list p1

-delete

指定したポリシーを削除します。

-ack

エラーを確認します。

-addclient

クライアントをポリシー定義に追加します。たとえば、以下のコマンドでは、クライアント「Client-A」と「Client-B」がポリシー「p1」に追加されます。

nvpolicy -addclient p1 Client-A Client-B

-addgroup

クライアント・グループをポリシー定義に追加します。たとえば、以下のコマンドでは、クライアント・グループ「Group-A」と「Group-B」がポリシー「p1」に追加されます。

nvpolicy -addgroup p1 Group-A Group-B

-create

ポリシー定義ファイルで指定した詳細を使用してポリシーを作成します。このファイルは、以下の形式で作成する必要があります。

例:

 

メモ: Sourceオプションは、Plug-in for ConsolidationまたはPlug-in for Data Copy、あるいはその両方のジョブを定義する場合に限り必要です。

ポリシーには1つ以上のジョブ定義を含むことができます。ジョブが複数ある場合は、以下の例に示すように、各ジョブに[Job]セクションを含めます。

例:

-state

ポリシーの現在の状態(非アクティブ、アクティブ、休止中)を表示します。

quiesce

アクティブなポリシーを休止状態にします。

nvrestore

以下のタスクを実行します。

NetVault Backupサーバーによって管理されているリストア・ジョブを一覧表示するには、以下のオプションを使用します。

-list

NetVault Backupサーバーによって管理されているすべてのリストア・ジョブを表示します。

-client

ターゲットのNetVault Backupクライアント名を指定します。指定したクライアントでリストをフィルタリングするには、このオプションを使用します。

-plugin

プラグイン名を指定します。指定したプラグインでリストをフィルタリングするには、このオプションを使用します。

-select

リストア・セレクション・セット名を指定します。指定したセットでリストをフィルタリングするには、このオプションを使用します。

メモ: -pluginオプションおよび-selectオプションは、相互に排他的であるため、nvrestore -listコマンドの同じインスタンスで併用することはできません。

-startdate

開始日を指定します。開始日から終了日までの間に実行されたジョブを表示するには、このオプションを使用します。終了日が指定されていない場合、開始日から最後のジョブまでに開始したすべてのジョブが一覧表示されます。開始日の有効なフォーマットはDD/MM/YYです。

-enddate

終了日を指定します。開始日から終了日までの間に実行されたジョブを表示するには、このオプションを使用します。開始日が指定されていない場合、最初のジョブから指定した終了日までに開始したすべてのジョブが一覧表示されます。開始日の有効なフォーマットはDD/MM/YYです。

リストア・ジョブを作成するには、以下のオプションを使用します。

-create

リストア・ジョブを作成し、必要に応じて、スケジュールします。

リストアするバックアップ・セーブセットのIDを指定します。セーブセット番号の他、ターゲットのクライアント名と使用するプラグイン(これらの間はコロンで区切る)をセーブセット番号の前に指定します。

例:

59:NVSERVER:filesystem

これにより、セーブセットの特定にかかる時間を短縮できます。

-title

ジョブの名前を指定します。

-path

リストアするディレクトリまたはファイルを指定します。アイテムへのフル・パスを指定します。

-relocate

選択したアイテムの場所を指定したパスまたはディレクトリに変更します。リストア・ジョブの実行前に、指定したパスが作成されていることを確認します。

-rename

選択したアイテムの名前を変更します。このオプションは、既存のファイルまたはディレクトリが上書きされないようにする場合に使用できます。

-run

ジョブを実行します。このオプションを選択しない場合は、リストア・ジョブは作成および保存されますが、実行はスケジュールされません。

-wait

タスクが完了するまで待機します。

このオプションを指定すると、ユーティリティが、追加のコマンドのプロンプトが表示される前に、「job succeeded」または「job failed」という結果を返します。

ジョブ定義ファイルからリストア・ジョブを作成するには、以下のオプションを使用します。

-create

リストア・ジョブを作成し、必要に応じて、スケジュールします。

リストアするバックアップ・セーブセットのIDを指定します。セーブセット番号の前に、ターゲットのクライアント名と使用するプラグインも指定できます(これらの間はコロンで区切ります)。

例:59:NVSERVER:filesystem

これにより、セーブセットの特定にかかる時間を短縮できます。

-definition

ジョブ定義ファイルの名前を指定します。ファイルのフル・パスを指定します。

定義ファイルには、含めるまたは除外するファイルまたはディレクトリのリストが含まれます。このオプションは、次の形式で使用する必要があります。

Relocate=<Relocation path>(ジョブの実行前にパスが作成されていることを確認します)。
Rename=<New name for the item>(既存のファイルまたはディレクトリが上書きされないようにする場合に、このオプションを使用できます)。

-run

ジョブを実行します。このオプションを選択しない場合は、リストア・ジョブは作成および保存されますが、実行はスケジュールされません。

-wait

タスクが完了するまで待機します。

このオプションを指定すると、ユーティリティが、追加のコマンドのプロンプトが表示される前に、「job succeeded」または「job failed」という結果を返します。

リストア定義ファイルには、以下のルールが適用されます。

RenameオプションおよびRelocateオプションでは、各アイテムに個別の[Include]スタンザを作成する必要があります。正しい例
RenameオプションおよびRelocateオプションを[Include]スタンザの同一のインスタンス内に指定すると、1つのファイルまたはディレクトリで両方の操作を実行できます。
path=C:\data\new(リストア対象のデータとその元のパス)
relocate=C:\saved\data(移動先のパス)
rename=C:\saved\data\old (新しいディレクトリ名を使用した移動先のパス)
移動先のディレクトリは、リストア・ジョブが実行される前に、ターゲット・システムに存在している必要があります。このコマンドでは、-runパラメータを使用しないで、ジョブを作成して保存し、移動先の新しいディレクトリを作成できます。ただし、ジョブを実行する場合は、ターゲットの移動先のディレクトリが存在している必要があります。
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