NetVault Backupのユーザー権限のタイプについて簡単な説明を以下の表に示します。
Plug-in for FileSystemバックアップを再起動する権限。 | |
[今すぐ実行]コマンドを実行する権限。 | |
アクティブなPlug-in for FileSystemバックアップを停止する権限。 | |
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管理者:この役割では、ユーザーはNetVault Backupを管理し、NetVault Backup内のすべての機能を実行できます。 |
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バックアップ管理者:この役割では、ユーザーはバックアップ・ジョブとリストア・ジョブを管理し、デバイスおよびメディア関連の機能を実行できます。 |
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バックアップ・オペレータ:この役割では、ユーザーはバックアップ・ジョブを実行および管理できます。また、リストア・ジョブを管理することもできます。 |
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ヘルプデスク:この役割では、ユーザーはリストア・ジョブを実行できます。 |
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メディア・オペレータ:この役割では、ユーザーはデバイスおよびメディア関連の機能を実行できます。 |
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モニタ:この役割では、ユーザーはクライアント、デバイス、ジョブ、およびストレージ・メディアを監視できます。 |
次の表に、事前定義されたプリセットに含まれる権限を一覧します。
WindowsまたはLinuxのマシンにインストールされているNetVault Backupは、AD(Microsoft Active Directory)と通信することができます。また、LinuxマシンにインストールされているNetVault Backupは、OpenLDAPディレクトリ・サービスおよびSamba Active Directoryと通信することができます。ADとNetVault Backupを統合すると、NetVault Backupでロールベースのアクセス制御を行うことができます。これにより、NetVault BackupユーザーがAD資格情報を使用してログインできるようになります。さらに、ADユーザーがNetVault Backupユーザーを管理することもできます。
ADグループをNetVault Backupに追加して、グループの特権、アクセス・レベル、および通知を指定することで、初めてログオンしたときから対応するアクセス権がグループのメンバーに付与されます。
AD(Active Directory)をLinuxベースのインストールと統合する前に、NetVault Backupに、次の条件と前提条件を考慮してください。
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Linuxマシンのホスト名をFQDNに設定する必要があります。(例:mymachine.mydomain.com) |
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Samba Winbind:[Global] セクションで、smb.confに次のエントリを持たせます。 |
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SSSD:[domain/<domain name>]セクションで、sssd.confに次のエントリを持たせます。 |
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Samba Winbind:[Global] セクションで、smb.confに次のエントリを持たせます。 |
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SSSD:[domain/<domain name>]で、ドメイン・コントローラ・グループを取得し、子ドメインと信頼されたドメインからグループをフェッチするため、sssd.conf に次のエントリを持たせます。 |
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ドメイン・ユーザーをログインまたは追加する際には、ドメイン名のDNSサフィックスを使用することをお勧めします。たとえばdomain.local\userまたはusername@dns.localなどです。 |
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