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NetVault Plug-in for Hyper-V 12.2 - リリース・ノート

既知の問題

簡体字中国語、フランス語、ドイツ語、または韓国語のWindows Server 2008 R2にHyper-Vロールを使用している場合は、VMのリカバリ中に権限が正しく付与されないため、Hyper-V Managerで認識できないVMが表示されます。リストアしたファイルに手動で権限を付与するには、.vhd、.avhd、.xml、.bin、.vsvなど、リストアされたVMの全ファイルに次のコマンドを実行します。

icacls <restore_file> /grant "NT VIRTUAL MACHINE/<VMID>":F /l

「NT VIRTUAL MACHINE」は同等の言語に置き換えてください。

例:

VMIDは、VMのGUIDです。通常、GUIDは.xmlファイルの名前と同じです。

「/l」は、シンボリック・リンク・ファイルに必要です。

DNMHP-166(21572)

VM名が長すぎると、プラグインでバックアップ用のオンライン仮想マシンをマウントできません。名前が長すぎる場合、プラグインの作業ディレクトリと仮想ドライブのファイルへのパスを合わせた「公開パス」の長さが260文字を超えます。

DNMHP-209(22818)

ローカライズ版のNetVault Backupサーバーまたはクライアントのいずれか、あるいは両方を搭載したWindows Server 2012、2012 R2、または2016にHyper-Vロールを使用している場合は、イメージ・レベルのリカバリを開始する前に手動でVMを削除してください。VMを削除しないと、ファイルが作業ディレクトリ(プラグインのバージョン10.5以前)または指定された場所(バージョン11.1以降)に正常にリストアされる場合でもリカバリは失敗します。

DNMHP-226(28005)、FB 17369)

プラグインでファイル・レベルのリカバリ・プロセス中にシンボリック・リンクやハード・リンクが表示されません。

DNMHP-256

バックアップ・ターゲットのVM名には、Unicode文字は使用できません。名前にUnicode文字が含まれているVMをバックアップすると、「Error writing to backup media」(バックアップメディアへの書き込みエラー)メッセージが生成されます。

DNMHP-277(FB 17225、FB 18297)

ローカライズ版のプラグインを使用する場合は、次の項目が翻訳されていません。[アクション]リストと[プラグイン・オプション]ダイアログ・ボックスに含まれているオプション、および[ジョブ・ステータス]または[ログ参照]ページに表示されるメッセージ。

DNMHP-283、DNMHP-284、DNMHP-285(FB 17344、FB 17346、FB 17351)

ソースがホストと同じディスクIDを持つVMをリストアすると、VMはエラー(0xc000000e)を表示して起動に失敗します。

対処法:

FNVP-109(FB 17393)

パススルー・ディスクにオペレーティング・システム(OS)が存在するVMをターゲットとするバックアップ・ジョブを実行すると、正常に失敗しません。この設定はサポートされていません。バックアップ・ジョブは、失敗し、ディスクがバックアップされていないことを示す必要があります。ジョブが失敗せず、プラグインは、設定、.xml、およびrecover_ctx.datファイルを誤ってバックアップします。

FNVP-111(FB 17395)

Windows Server 2008 R2をHyper-V Serverとして使用している環境で、リストア中に[名前変更]機能を使用すると、VMバックアップが含まれるネットワーク・アダプタがリカバリに含まれません。リカバリが完了した後、Hyper-V Managerを使用して、VMのネットワーク・アダプタを追加します。

FNVP-175(FB 17804)

Windows Server 2008 R2をHyper-Vクラスタリングに使用している環境の場合、実行できる並列書き込みストリーム数は1つです。この数を変更すると、プラグインで複数のバックアップ・ストリームの同時実行が妨げられます。

FNVP-177(FB 17808)

ファイル・レベルのリストアを実行する場合は、VMノードに[アクション]リストの[名前変更]オプションを使用しないでください。オプションは有効になっていますが、プラグインは[名前変更]フィールドを無視します。リストアの完了時に警告が発せられます。

FNVP-190(FB 17824)

お使いの環境にLinux VMが含まれていて、大文字/小文字が異なる同じ名前のファイルを含むジョブのファイル・レベルのリカバリを実行した場合、ジョブは警告付きで完了する可能性があります。Windowsでは大文字と小文字が区別されないため、2つのファイルの違いは認識されません。選択された他のファイルはすべてリカバリされます。

FNVP-195(FB 17829)

プラグインは、Windows Server上の圧縮されたNTFS(New Technology File System)、またはスパースのNTFSファイルを正常にインデックス付けしません。この問題のため、ファイル・レベルのリカバリ時には圧縮NTFSファイル、またはスパースNTFSファイルはリカバリできません。

DNVMWARE-1456(29043, FB 17836)

プラグインは、Linuxの拡張ファイル・システム(EXT)のスパース・ファイルは正常にインデックス付けしません。この問題のため、ファイル・レベルのリカバリ時にはスパース・ファイルのリカバリはできません。

対処法:スパース・ファイルをリカバリする場合は、イメージ・レベルのリカバリを実行してください。

DNVMWARE-1365(27629, FB 17841)

プラグインは、バージョン1.7または10.0.1を使用して作成されたバックアップのリカバリはサポートしていません。

対処法:バージョン1.7を使用して作成されたバックアップのスパース・ファイルをリカバリする場合は、イメージ・レベルのリカバリを実行してください。

FNVP-206(FB 17843)

VMが仮想ドライブから作成されたストレージ・プールに依存している場合、バックアップ・ジョブは失敗します。

対処法:VMの電源をオフにして、バックアップ・ジョブをもう一度実行してください。

FNVP-211(FB 17851)

Windows Server 2012 R2以降、Hyper-Vは複数のVM間での仮想ハード・ディスク・ファイル(.vhdx)の共有をサポートしています。ただし、.vhdxファイルを共有している場合、サイズ変更、移行、レプリカの作成、レプリカのバックアップなどのHyper-Vタスクは、現在、プラグインではサポートしていません。

DNMHP-260(FB 18406)

ソースで複数のSCSIコントローラを使用しているVMをリストアした場合、SCSIコントローラに接続されているドライブがオフラインになることがあります。

対処法:ドライブをオンラインにするには、VMのディスク管理ユーティリティを使用します。

DNMHP-301

Windows Server 2016を使用している環境の場合、VMにNetVault Backupチェックポイントが存在するため、バックアップ・ジョブが失敗する可能性があります。

対処法:次のコマンドを使用してNetVault Backupチェックポイントを削除します。

DNMHP-304

Windows Server 2016の場合、プラグインはVM設定からDVDドライブをバックアップしません。

DNMHP-349

Windows Server 2016で、場所を英語以外のロケールに変更してから起動順序を変更すると、リストアの実行で、無効なネットワーク・アダプタがリストアされたVMに追加されます。

DNMHP-350

システム要件

Plug‑in for Hyper‑V 12.2をインストールする前に、お使いのシステムが『Quest NetVault Backup互換性ガイド』(https://support.quest.com/technical-documentsで入手可能)に記載の要件を満たしていることを確認してください。

このプラグインを使用するには、Windows PowerShell 3.0以降がインストールされている必要があります。Windows Server 2008 R2にデフォルトで含まれているのは、PowerShell 2.0であるため、3.0以降に更新する必要があります。Windows Server 2012、2012 R2、2016、2019には、デフォルトで3.0、4.0、5.0、5.1がそれぞれ同梱されています。

アップグレードと互換性

Plug‑in for Hyper‑V 12.2では、NetVault Backup 11.4.5以降が必要です。サポートされるプラットフォームの詳細については、『Quest NetVault Backup互換性ガイド』を参照してください。

注意: プラグインは、Plug‑in for Hyper‑Vバージョン1.7を使用して作成されたバックアップのリカバリはサポートしていません。バージョン1.7を使用して作成されたバックアップをリカバリする必要がある場合は、プラグインをアップグレードしないでください。

製品ライセンス

NetVault Backupサーバー環境でライセンス・キーを取得するには、メインNetVault BackupサーバーのNetVaultマシンIDを確認します。また、OracleやMySQL、PostgreSQL、SQL Server、Exchangeなどのアプリケーション・プラグインを実行しているクライアントのマシンIDも確認する必要があります。

NetVault設定ウィザードを使用して、製品のライセンス・キーをインストールできます。代わりに[クライアント管理]ページからライセンス・キーをインストールすることもできます。

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