Date: Jul 2007
NV Version: All
OS Version: All
Application version: n/a
Plugin version: n/a
現象/不具合内容:
NetVaultの仮想テープ・ライブラリ(以下VTL)機能を使ってVTLを作成する場合、"Add new virtual library"画面から使用するVTLのドライブ数、スロット数、メディア容量を任意に設定することが可能です。
原因:
n/a
対処方法:
設定可能なドライブ数、スロット数、メディア容量の範囲は以下の通りです。ご購入いただいたライセンスを上限とし、下記範囲内でご使用いただけます。
作成可能なドライブ数(Number of drives) :1-100
作成可能なスロット数(Number of slots) :1-999 (※1)
作成可能な1スロット辺りのメディア容量(Media Capacity) :NV7.45以前: 50MB~204,800MB (※2)
NV8.0以降: 50MB~819,200MB (※2)
(※1) VTLのスロット数は、2以上に設定してご使用ください。VTLは通常のテープ・ライブラリと同様にメディアのローテーションを行います。1スロットで使用すると、メディアのローテーションができなくなります。
(※2) VTLは、1スロットにつき1ファイルを作成します。そのため、OS側でハンドリング可能なファイル・システムの制限が1スロットのメディア容量以下の場合には、そのOSの上限がVTLの1スロットあたりの最大メディア容量となります。
【備考】
VTLを作成するには、物理的なディスク領域が必要です。例えば1スロット10GBのメディア容量で20スロット作成する場合、作成時に200GB以上のディスクの空き容量が必要になります。
【備考2】
尚、NVBU 10.x より、NetVault Backup として仮想テープを作成する際のサイズの上限はなくなりました。
しかしながら、仮想メディアを作成するOSや、作成先の File System の制限によってVTLメディアの最大サイズは決定されますので、仮想テープを作成する際にはこの点にご留意頂きますよう、お願いいたします。
ソリューション番号: 2430