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NetVault Plug-in for Hyper-V 11.1 - ユーザー・ガイド

Dell™ NetVault™ Backup Plug-in for Hyper-V® - はじめに プラグインのインストールまたは削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア トラブルシューティング

データのバックアップ:概要

Plug‑in for Hyper‑Vは、イメージレベルのバックアップとリストアをサポートします。イメージレベルのバックアップには、特定のVMに関連するすべてのディスクおよび設定ファイルが含まれるため、VM全体のリストアが可能になります。このバックアップ・タイプは、ハードウェアに障害が発生した場合や、VMのディスク・ファイルを削除した場合に使用可能です。ファイルレベル・インデックス作成機能を使用すると、ファイルレベル・インデックス作成を有効化してイメージをバックアップし、ファイルレベルのリストアを実行できます。次のトピックで説明するように、VSSに対応していないVMで使用すると、ネットワーク接続の問題が発生します。

Hyper‑V® ServerまたはClusterがメンテナンス・モードに入っていたり、アクセスできない場合、バックアップは実行できません。

バックアップの実行

インデックス作成の有無に関わらず、イメージレベルのバックアップを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。

バックアップ対象データの選択

バックアップ・ジョブを作成するには、セット(バックアップ・セレクション・セット、バックアップ・オプション・セット、スケジュール・セット、ターゲット・セット、および詳細設定セット)を使用する必要があります。

ヒント: 既存のセットを使用するには、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックして、[選択]リストからセットを選択します。
1
[ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
[ガイド付き設定]リンクからウィザードを開始することもできます。[ナビゲーション]パネルで、[ガイド付き設定]をクリックします。[NetVault設定ウィザード]ページで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
2
[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。
3
[選択]リストの隣りにある、[新規作成]をクリックします。
4
[NetVault Backup選択]ページのプラグインのリストで、[Hyper-V Plugin]を開き、localhostまたは<clusterName>ノードを展開してVMのリストを表示します。
5
localhostまたは<clusterName>ノードを選択し、バックアップ時に存在したすべてのVMを含めるか、個別VMを選択し特定のVMセットをバックアップします。
重要: 最後のバックアップ以降に新しいVMがHyper‑V® Serverに追加されても、VMが緑のチェックマーク付きで選択されている場合、そのVMだけがバックアップに含まれます。
6
セットを保存するには[保存]をクリックして、[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスに名前を入力し、[保存]をクリックします。
名前には英数字と英数字以外の文字を使用できますが、非ラテン語系の文字を含めることはできません。Windows®の場合、長さ制限はありません。ただし、すべてのプラットフォームで、40文字以内にすることをお勧めします。

バックアップ・オプションの設定

次の手順には、バックアップ・オプション・セットの作成または既存のセットの選択が含まれています。[パラレル・ストリームの最大数][ファイル・レベルのリカバリでインデックス作成を有効化]、および[Active Block Mappingの有効化]の3つのオプションを利用できます。

[パラレル・ストリームの最大数]のデフォルト値は、Windows Server® 2012および2012 R2の場合は4、Windows Server 2008 R2の場合は1です。お使いの環境でWindows Server 2012または2012 R2が使用されている場合は、設定値を32まで増やすことができます。
[ファイル・レベルのリカバリでインデックス作成を有効化]オプションは、デフォルトでは無効になっています。インデックス作成により、VMのイメージレベルのバックアップからファイルやディレクトリを個別にリストアすることができます。
Windows®NTFS
[Active Block Mappingの有効化]オプションは、デフォルトで有効になっています。ネットワークおよびストレージの要件を軽減するため、ABM技術により、ゼロが書き込まれたブロックをバックアップ時に削除するためのフィルタが提供されます。これらのブロックを削除することで、バックアップ・サイズおよびネットワーク経由で転送されるデータの量が削減されます。ABMを無効にすると、プラグインは自動的にゼロブロックの除外を使用して、ゼロが書き込まれたブロックをバックアップ時に除外するようにします。
WindowsNTFS
ヒント: 既存のセットを使用するには、[プラグイン・オプション]リストで、使用するセットを選択します。
1
[プラグインオプション]リストの隣りにある、[新規作成]をクリックします。
2
[最大パラレル・ストリーム数]ボックスに、該当する数を入力します。
3
ファイル・レベルでのリストアを実行する場合は、[ファイル・レベルのリカバリでインデックス作成を有効化]オプションを選択します。
4
何らかの理由によりABMを無効にした場合は、[Active Block Mappingの有効化]オプションの選択を解除します。
5
[保存]をクリックして、[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスにセットの名前を入力し、[保存]をクリックします。
名前には英数字と英数字以外の文字を使用できますが、非ラテン語系の文字を含めることはできません。Windows®の場合は長さ制限はありませんが、40文字以内に収めることをお勧めします。
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