NetVault 13.0 - 管理ガイド

スケジュール・マネージャのデフォルトの設定

［NetVaultサーバー設定］ページの［サービス］で、［スケジュール・マネージャ］をクリックします。［スケジュール・マネージャ］ダイアログ・ボックスで、以下の設定を行います。

表131. スケジュール・マネージャの設定
設定	説明
ジョブ状態保持日数	この設定は、ジョブ・ステータス・レコードの表示期間を決定します。デフォルト設定は7日間です。表示期間を変更するには、新たな値を入力または選択します。表示期間は日数で指定します。メモ：この設定では、NetVault WebUIのジョブ・ステータス・レコードが非表示にされるだけです。レコードはスケジューラ・データベースから削除されません。
レポート・ジョブ履歴をデータベースに保持する日数	この設定は、レポート・ジョブ履歴の保持期間を決定します。デフォルト設定は90日間です。保持期間を変更するには、新たな値を入力または選択します。保持期間は日数で指定します。保持期間が切れた後、これらのレコードはScheduler Databaseから削除されます。
その他のジョブ履歴をデータベースに保持する日数	この設定は、バックアップおよびリストア・ジョブ履歴の保持期間を決定します。デフォルト設定は90日間です。保持期間を変更するには、新たな値を入力または選択します。保持期間は日数で指定します。保持期間が切れた後、これらのレコードはScheduler Databaseから削除されます。
スケジュールされていないジョブをデータベースに保持する日数	この設定は、繰り返さないジョブの保持期間を決定します。この設定のデフォルト値は、0（ゼロ）です。デフォルト設定では、繰り返さないジョブのジョブ定義は無期限に保持されます。指定した期間の経過後にこれらのジョブを削除するには、新しい値を入力または選択します。保持期間は日数で指定します。メモ：「トリガ」スケジュール・タイプを使用しているジョブには物理的にスケジュール時間が設定されていないため、指定時間が経過すると、「トリガ」スケジュール・タイプを使用するジョブも削除されます。ご使用のNetVault環境でトリガ・ジョブを使用している場合は、この設定を使用しないでください。メモ：この設定は、繰り返さないスケジュール・タイプを使用するレポート・ジョブにも適用されます。そのため、この設定のデフォルト値は変更しないことをお勧めします。デフォルト値が変更された場合、非繰り返しスケジュール・タイプを使用して1回実行された通常レポートは、指定時間後に［レポート表示］ページから削除されます。
同時にアクティブになるジョブの最大数	この設定は、NetVaultで同時に実行できるジョブの最大数を決定します。スケジュール・マネージャは、デフォルトで、バックアップ、リストア、およびレポート・ジョブを含む最大で「200」件の同時実行ジョブをサポートします。この設定を変更するには、新たな値を入力または選択します。メモ：各アクティブ・ジョブには共有メモリが必要です。アクティブ・ジョブ数が増えると、NetVaultの全体的なパフォーマンスに影響することがあります。
ジョブ管理表示からレポート・ジョブを除外する	［ジョブ・ステータス］ページにレポート・ジョブを表示するには、このチェック・ボックスの選択を解除します。デフォルトでは、これらのジョブは除外されています。
ポリシー管理表示からレポート・ジョブを除外する	［ポリシー管理］ページにレポート・ジョブを表示するには、このチェック・ボックスの選択を解除します。デフォルトでは、これらのジョブは除外されています。
ポリシー管理表示からリストア・ジョブを除外する	［ポリシー管理］ページにリストア・ジョブを表示するには、このチェック・ボックスの選択を解除します。デフォルトでは、これらのジョブは除外されています。

新しい設定を保存してダイアログ・ボックスを閉じるには、［実行］をクリックします。

デフォルトのジョブ優先順位の設定

スケジュール・マネージャがデフォルトの優先順位を各ジョブ・タイプ（バックアップ、リストア、およびレポート）に割り当てます。これらのデフォルト設定は、バックアップ、リストア、およびレポートのすべてのジョブにグローバルに適用されます。この優先順位設定は、2つ以上のジョブが同時に実行するようにスケジュールされているときの、リソース割当の優先順位付けに用いられます。デフォルトのジョブ優先順位設定を変更するには、［設定変更］ページを使用します。

デフォルトでは、スケジュール・マネージャによって次の優先度レベルが割り当てられます。

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バックアップ・ジョブ：30

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リストア・ジョブ：20

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レポート・ジョブ：50

すべてのジョブの優先順位設定をグローバルに変更するには、次の手順を実行します。個別のジョブの優先順位設定に優先する設定を行うには、スケジュール・セット内に［ジョブ優先順位］オプションを設定します。詳細は、「スケジュール・セットの作成、Table 35」を参照してください。

デフォルトのジョブ優先順位を設定するには：

［ナビゲーション］パネルで、［設定変更］をクリックします。

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デフォルトのバックアップ・ジョブ優先度

•

デフォルトのリストア・ジョブ優先度

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デフォルトのレポート・ジョブ優先度

1～100の値を入力または選択します。「1」は最高優先度を、「100」は最低優先度を表しています。優先度レベル0のジョブは、バックグラウンド・タスクとして実行されます。


	メモ：セカンダリ・コピーを設定した場合、セカンダリ・コピー・ジョブには、読み取り用と書き込み用の2つの要求があります。セカンダリ・コピー・ジョブに優先度を設定すると、最初の要求（ソース要求）は、ユーザーが割り当てた優先度を受け取り、後続の要求（宛先要求）は、優先度0または1のバックグラウンドで最優先されます。この実装は、ソース・メディアが利用可能な場合に、宛先メディア要求が処理されるのを待つことを避けるためのものです。

新しい設定を保存してダイアログ・ボックスを閉じるには、［実行］をクリックします。

Webサービスの設定

このセクションには、以下のトピックが含まれています。

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暗号を無効にするWebサービスの設定

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プロトコルを無効にするWebサービスの設定

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Webサービス監査の有効化

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クライアント操作のタイムアウト期間の設定

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セーブセット削除要求のタイムアウト期間の設定

暗号を無効にするWebサービスの設定

Webサービス設定を変更して受信用Webサービス接続設定の暗号を無効にし、1つまたは複数の暗号を許可されないようにすることができます。この設定を行うには、［設定変更］ページを使用します。

暗号を無効にするようにWebサービスを設定するには：

［ナビゲーション］パネルで、［設定変更］をクリックします。

［NetVaultサーバー設定］ページの［サービス］で、［Webサービス］をクリックします。［Webサービス］ダイアログ・ボックスで、以下の設定を行います。

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［受信Webサービス接続で無効にする暗号］：着信Webサービス接続の暗号を無効にするには、リンクhttps://www.openssl.org/docs/man1.0.2/apps/ciphers.htmlに記載されているように、表の2番目の列で指定された値を入力します。ただし、入力した暗号が受信Webサービス接続の暗号と一致しない場合、無効になる暗号はありません。複数の暗号を無効にするには、値をカンマ区切りで入力します。デフォルトでは、このフィールドは空白で、あらゆる暗号が許可されています。

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新しい設定を保存してダイアログ・ボックスを閉じるには、［実行］をクリックします。

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