ワイルドカードを使用してスキーマ単位で複製をおこなう際、そのスキーマにマテリアライズドビューが含まれる場合、8.6.1 以前ではアクティベートを実行後、デフォルトで複製対象から除外されていましたが、8.6.2 以降ではデフォルトで複製対象となるよう変更されました。
なお、マテリアライズドビューからテーブルへの複製の組み合わせはサポートされておりますが、マテリアライズドビューからマテリアライズドビューへの複製はサポートされていないため、ワイルドカードを使用している場合、手動でマテリアライズドビューを複製対象から除外する必要があります。
特定の条件に該当するオブジェクトを除外する場合、以下のようにNotキーワードを使用して、複製対象から除外をおこなってください。
expand ユーザー名.% not (MV1) ユーザー名.% xxxx@o.xxxxxx
上記の場合、MV1 という名前のマテリアライズド・ビューを複製対象から除外する形になります。
8.6.5 以降ではSP_OCT_REPLICATE_MVIEW パラメータが導入されており、こちらのパラメータを無効化(デフォルト有効)することでマテリアライズド・ビューを複製対象から除外可能です。
< 設定手順>
sp_ctrl> set param SP_OCT_REPLICATE_MVIEW 0
sp_ctrl> stop capture
sp_ctrl> start capture
なお、パラメータ変更後の次回アクティベーションから設定が反映されます。
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