本記事では「あるテーブルを Drop 後に 再度 Create した場合にそのテーブルをレプリケーションする方法」について説明します。
Configファイルで対象テーブルのテーブル名を指定している場合、レプリケーションを行うためには再アクティベーションが必要です。
ワイルドカード(expandを使用する構文)で指定されている対象の場合は、再アクティベーションは不要です。
1) 設定ファイルでテーブル名を手動で指定している場合の再アクティベーション
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1. Create table 文を実行する
2. sp_ctrl より設定ファイルをコピー ( この時点での deactivate は不要です )
sp_ctrl(sysA)> copy config 現在の設定ファイル名 to 新設定ファイル名
3. sp_ctrl よりコピーした設定ファイルを activate
sp_ctrl(sysA)> activate config 新設定ファイル名
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上記の操作を行うことで、新設定ファイル名での activate およびこれまで使用していた設定ファイルの deactivate が行われます。
2) コンフィグでワイルドカードを使用している場合
ワイルドカードを使用している対象については上述の再アクティベーションは不要です。
コンフィグの例
expand test1.%  test1.% xxxx@o.xxxxxx 
この機能はソースのパラメータ設定にて SP_OCT_AUTOADD_ENABLE が 1 (有効: デフォルト値1) である必要があります。
ドキュメント SharePlex 11.4 - 管理者ガイド - ワイルドカードを使用した複数のオブジェクトの指定