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タイトル
NetVault Backup 10.0～11.2 の nvwsworker プロセスの異常終了について -
説明
NetVault Backup 10～11.2の WebUI の操作にて、WebUI のサービスを提供する nvwsworker プロセスの CPU 使用率やメモリ使用率が上昇して、nvwsworker プロセスが異常終了する場合があり、定期/不定期に更新が生じる画面（デバイス管理画面など）を複数開いた場合に発生する傾向にあります。
本事象は Windows 版 NetVault Backup サーバに対する Internet Explorer を使用した https 接続のみで発生する場合があることが確認されております。
nvwsworker プロセスが異常終了した場合、OS のイベントログのアプリケーションログにアプリケーションクラッシュイベント（イベント ID: 1000）として以下のメッセージが記録されます。
＜アプリケーションログの全般タブ内のメッセージ例＞
障害が発生しているアプリケーション名: nvwsworker.exe
障害が発生しているモジュール名: libnv6.dll
例外コード: 0xc0000005
合わせて、"\dump" フォルダ配下にダンプファイルが作成されますが、ファイル名から判断することはできません。また、OS の設定によっては OS のプロセスダンプが作成される場合もあります。
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原因
HTTP データの読み取り処理でメモリを消費しますが、SSL のエラーが繰り返し発生した場合にメモリを消費し続けることによりメモリ不足が発生し、プロセスが異常終了します。
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対策
本事象は NetVault Backup 11.3 にて修正が完了しております。
NetVault Backup11.3以降へバージョンアップを行ってください。
NetVault Backup 11.2以前で 本事象に遭遇した場合は以下のいずれかの対応をお願いします。
・IE を使用する場合は https ではなく http 接続を使用する。
・https 接続を使用する場合は IE 以外のブラウザを使用する。 -
Defect ID
30442