NetVault Backup Data Copy Plug-in 10.xにおけるメディアのアサイン方法の変更について (4037240)

NetVault Backup Data Copy Plug-in 10.xにおけるメディアのアサイン方法の変更について

NetVault Backup Data Copy Plug-in 10.x　におけるメディアのアサイン方法の変更点について。

NetVault Backup Data Copy Plug-in 10.xより「複数ストリーム」機能を導入したことから、データコピー(フェーズ1、2)時にターゲットのメディアを最初にアサインするのではなく、ソースメディアを先にアサインするよう実装メディアのアサイン方法の仕様を変更しました。しかしながら、本仕様変更に伴い、以下のケースの場合、データコピーの処理中にデットロックが発生しデータコピー処理が失敗する可能性があります。

- オリジナルのバックアップがローカルドライブ(VTL)に保存されている。
- オリジナルのバックアップを物理テープにデータコピーする。
- 全てのデータコピージョブが同じ時間にスタートする。
- 物理テープライブラリではデータコピー専用に使用できるドライブの数がない。

また、この仕様変更に関連し、"Select Source Media Before Target Media"のチェックを外した状態であっても、ソースメディアが先にアサインされる不具合が確認されております。

弊社では、"Select Source Media Before Target Media" が設定通りに動作しない不具合に対する対応と併せて、今回のメディアアサイン方法の仕様変更について再検討しております。本内容については bug 28069 として対応しております。

 

28069