自動クリーニング条件に[Days(日)]を指定した際のクリーニングの起動タイミングについて (4036749)

Date: May 2007
NV Version: NetVault Backup All
OS Version: ALL
Application version: n/a
Plugin version: n/a


現象/不具合内容:

自動クリーニングが動作する条件として[Days(日)]を使用した場合、実際にクリーニングが実行されるタイミングにずれが生じる


原因：

　　　n/a


対処方法：

[Days(日)]設定を自動クリーニング条件とした場合は、最終クリーニング実行時から[Days(日)]×２４時間が経過した時点で クリーニング要求がキューに入り、以下の条件でクリーニングが実行されます。クリーニングキューに入った時点から実際にクリーニングが実行されるまでにデバイスの状況によって時間差が生じます。

１　メディアがドライブにロードされている場合

　バックアップ・リストアが実行された時点では、クリーニングは実行されません。
　現在ロードされているメディアがユーザ操作等によってアンロードされた後にクリーニングが実行されます。


２　メディアがドライブにロードされていない場合

　ユーザによるロード操作を含む全てのメディアロード（バックアップ,リストア,ブランク,ラベル等）が行なわれた場合に、メディアのアンロード後にクリーニングが実行されます。その他、メディアに対してRe-Useが行われた際には、その処理終了後にクリーニングが　実行されます。

ドライブ、メディアに対しての操作が行われない状況が続いた場合でも、Media Manager プロセスによりデバイス確認処理が５分間隔で行われるため、これがトリガとなりクリーニングが実行されます。


[Days(日)]以外の自動クリーニング条件の場合（下記参照）、ドライブ稼動時にそれらの条件を満たすため、現在ドライブにロードされているテープメディアがアンロードされた後にクリーニングが実行されます。


- [Data Transferred(データ転送量)]
- [Hours of use(ドライブ稼動時間)]
- [Soft Read/Write Errors(読み書きエラー数)]

ソリューション番号：2248