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タイトル
NetVault Backup 10.x,11.0,11.1,11.2 にて NetVault Backup サービス再起動時に予期せぬクリーニングが実行される -
説明
NetVault Backup 10.x,11.0,11.1,11.2 にて以下の条件にあてはまる場合、NetVault Backup サービス再起動時に予期せぬクリーニングが毎回実行されます。
・利用可能なクリーニングメディアがない状態でクリーニングが実行され、クリーニングがサスペンドしているドライブ。
※バイナリログに以下のメッセージが記録されている（ドライブ番号は任意）
日本語： ベイ 'DRIVE 1' のクリーニングができません。使用可能なクリーニング メディアがありません。クリーニングはこのベイでサスペンドされます。
英語： Unable to clean Bay 'DRIVE 1'. No cleaning media available. Cleaning is suspended for this bay.
本事象は Windows版、Linux版（Pure64/Hybrid）の NetVault Backup 10.x,11.0,11.1,11.2 環境で発生します。 -
原因
ドライブのクリーニングフラグがクリアされないためです。 -
対策
本事象は NetVault Backup 11.3 で修正されております。
本事象が発生した場合、以下の手順にて解消することが可能です。（クリーニング回数設定は保持されます）
1. "deviceconfig" コマンドにてライブラリの "Automatic Cleaning Supported" を "OFF" にします。1-1: deviceconfigコマンドを実行します。
deviceconfig -username default -librarymachine "ライブラリが接続されているマシン名" -libraryname "ライブラリ名"
1-2: “2) Cleaning ...” を選択するため、“2”を入力します。
1-3: “1”を入力し、“1) Automatic Cleaning Supported - OFF”に設定します。
1-4: “’b’ = go back”を選択するため、“b”を入力します。
1-5: ”’s’ = save”を選択するため、”s”を入力します。
2. NVBU WebUI から [デバイス管理] - [テープライブラリ管理] にてライブラリを再起動します。
3. "deviceconfig" コマンドにてライブラリの "Automatic Cleaning Supported" を "ON" にします。3-1: deviceconfigコマンドを実行します。
deviceconfig -username default -librarymachine "ライブラリが接続されているマシン名" -libraryname "ライブラリ名"
3-2: “2) Cleaning ...” を選択するため、“2”を入力します。
3-3: “1”を入力し、“1) Automatic Cleaning Supported - ON”に設定します。
3-4: “’b’ = go back”を選択するため、“b”を入力します。
3-5: ”’s’ = save”を選択するため、”s”を入力します。4. NVBU WebUI から [デバイス管理] - [テープライブラリ管理] にてライブラリを再起動します。
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Defect ID
30648