NetApp 社 ONTAP (以下ファイラー) 上のボリューム言語設定を UTF-8 無し (例. " ja_jp.pck_v2.UTF-8 " ではなく” ja_jp.pck_v2 ” )に設定し、
ボリューム内に保存されているフォルダやファイル名に非 ASCII 文字 (全角文字等) を使用した場合、Plug-in for NDMP でのバックアップやリストア時に
影響が出ることが確認されています。
例:
・バックアップセレクションセットにてフォルダやファイルを参照する際に展開できない
・リストアのセレクションセットにてリストが正しく表示できない (例:リストが [undefined] と表示される等)
・リストアを行うと[cannot create directory: Permission denied]のエラーで失敗する
ファイラー上のボリューム言語設定を UTF-8 ありの (例. ja_jp.pck_v2.UTF-8) に変更してください。
注意:ファイラーのボリューム言語が " x.UTF-8" であればNetVault Backup側で特別な設定や文字コードに関連するオプションを設定する必要はありません。
一部過去バージョンの互換性のための設定が残されておりますが、以下の設定項目を設定する必要はありません。
・[UTF-8変換のコードページ]
・[APM UTF-8変換の使用]
NetVault Backup セレクション | NDMP Client | 設定 | Ndmp バックアップ設定
・[UTF-8変換の使用]
NetVault Backup セレクション | NDMP Client | NDMP サーバ
・[Unicodeファイル情報の要求]
プラグイン オプション | NDMP バックアップオプション