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タイトル
Migration Wizard によるマージが " Error 0xe100010" にて失敗する -
説明
Migration Manager for Active Directory において、ソースとターゲットにアカウント名 ("sAMAccountName") が一致するユーザーが登録されている。
このとき、双方のアカウントをマージするため、Migration Wizard を実行すると、失敗する。
ログに下記のエラーが記載されている。Error 0xe1000010. Attribute {175A3F38-A46C-496c-943D-9DDEAC7726CC}_objectRDN not found in object.
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原因
"Attributes to skip" にて、"sAMAccountName" をスキップしている場合に発生します。
"sAMAccountName"はドメインペアの "Matching Attributes" における、"Account Name" に当たります。
"sAMAccountName"をスキップすると、Migration 時にソースとターゲットのアカウントの関連付けができず、ソースのアカウントに対応するターゲットのアカウントがないものとみなされます。
その結果、ターゲットドメイン上に新規アカウントの作成処理が行われますが、既に同じ "sAMAccountName" が存在するために、作成が失敗してエラーが発生します。 -
対策
Migration Wizard 実行時に、 Skip Attributes を確認し、Class 列が "user"、Name 列が "sAMAccountName" となっている項目のチェックを外します。
詳細につきましては、下記の各文書をご参照ください。
ドメインペアの設定
マイグレーションセッションの作成