バージョン11.1 新着情報 (4306296)

KACE システム管理アプライアンスは、デバイスの管理、アプリケーションの展開、パッチ適用、資産管理、サービスデスクチケット管理などを自動化するための、仮想アプライアンスです。

KACEシステム管理アプライアンスの本リリースでは以下の項目に関する機能拡張を含んでいます::

• デバイス通信
• パッチ管理
• インフラストラクチャ
• サービスデスク

メモ: 新機能、既知の問題、解決済みの問題あるいはインストール手順については詳細を確認するにはリリースノートと管理者ガイドをご参照ください。11.1 Release Notes and Administrator Guide.

バージョン11.1のファイルのダウンロード 11.1 Downloads.

追加のご質問および支援を必要とする場合、テクニカルサポートへお問い合わせください。

関連記事  KACE SMAを v11.0からv11.1へアップグレードする手順 (332804)

11.1新機能のビデオ（英語のみ）

• KACE Kontinuing Education (KKE): What's New - SMA 11.1 - All What's New Videos (332638)
• KACE Kontinuing Education (KKE): What's New - SMA 11.1 - Dell Updates (332639)
• KACE Kontinuing Education (KKE): What's New - SMA 11.1 - Linux Package Upgrades (332640)
• KACE Kontinuing Education (KKE): What's New - SMA 11.1 - Service Desk Categories (332641)
• KACE Kontinuing Education (KKE): What's New - SMA 11.1 - Agent Shortcuts (332642)

リリース11.1の機能ハイライト

デバイス通信

• KACE エージェントシステムトレイの追加: KACE エージェントシステムトレイの追加：リンクを開くなど、システムトレイのエージェントアイコンにその他の機能が追加されました。システム管理者は、新しいショートカットメニュー項目に表示されるリンクを最大 10 個まで指定できます。このメニュー項目は、エージェントステータスアイコンのショートカットセクションで 1 つ以上のリンクが指定されている場合にのみ表示されます。  エージェントステータスアイコンにショートカットを追加する方法 (332633)
  • HTTP、SSH、FTP URL などの標準の統一資源位置指定子 (URI) リンクをサポートしています。このリンクをクリックすると、システムが選択したリソースに関連付けられたアプリケーションが起動します。たとえば、HTTP タイプのリンクをクリックすると、システムはデフォルトのブラウザでリンクを開きます。.
• Hyper-V インベントリ: このリリースでは、エージェント管理対象デバイスの仮想マシンマネージャと MS Hyper-V データ用に、インベントリ情報と関連デバイスのコマンドが追加されました。インベントリの詳細情報には、仮想マシンとインベントリへの Hyper-V ホストの一覧などがあります。これは、バージョン 10.0 で作成された VMware インベントリ機能に似ています。

パッチ管理

• Linux パッケージのアップグレード: アプライアンスで、Linux パッケージのアップグレードのインストールおよび管理プロセスを自動化できるようになりました。これにより、管理対象の Linux RedHat、SUSE、Ubuntu、CentOS、Raspbian デバイスの Linux OS を最新の状態に維持できます。これらのアップグレードにより、管理対象の Linux デバイスの全体的なパフォーマンスが向上し、潜在的な脆弱性から保護されます。
  • この機能を使用すれば、パッケージのアップグレードを検出したり、適用可能なすべてのパッケージを検出してアップグレードを行ったりする、アップグレードスケジュールを作成できます。Linux フレーバーごとに検出のみのスケジュールアクションの後に、使用可能なパッケージのアップグレードの一覧を確認できます。
  • アップグレードプロセスは、管理対象の Linux デバイスが適切なパッケージリポジトリを参照していることを前提にしています。セキュリティ更新を含むパッケージのみが識別されます。アプライアンスは、すべてのパッケージを検出またはアップグレードしようしたり、OS 全体を最新バージョンにアップグレードしようとしたりはしません。
  • メモ: Raspbian Linux では、定期的な更新とセキュリティ更新は区別されません。管理対象の Raspbian デバイスのパッケージを検出してアップグレードすると、それらのデバイスにすべての更新済みパッケージがインストールされます。.
• 新しい Dell ハードウェア更新カタログとの統合: このリリース以降、アプライアンスは新しいバージョンの Dell ハードウェアカタログを使用します。ハードウェア更新を検出して展開するプロセスは、デバイスのパッチ適用に使用されるプロセスと非常に似ています。まず、ハードウェア更新を検出、展開、または検出して展開するためのスケジュール更新を作成します。カタログページで、利用可能な Dell アップデートの一覧を確認できます。このページには、アプライアンスに存在するシグニチャファイルの更新が一覧表示されます。 詳細 バージョン11.1以上でDell Updateを有効にする手順 (332630)
  • この機能を使用するには、管理対象の Dell デバイスで実行する KACE Agent の最新バージョンが必要です。
  • スケジュール履歴などの Dell ハードウェア更新に関連する既存のデータは、アプライアンスの以前のバージョンからは移行されません。
  • Dell ハードウェア更新に関連付けられ、旧バージョンのアプライアンスで作成されたユーザーレポートは、バージョン 11.1 には移行されません。

インフラストラクチャ

• Linux and Mac 向け Oval: このリリースでアプライアンスは、世界最大かつ最高の CVE データを使用して、これまで MS Windows のみだった Oval サポートを拡張します。
• ライセンス更新のアラート: アプライアンスのメンテナンスの期限が切れると、パッチ適用サポートなどの一部の機能が使用できなくなります。これにより、ホームダッシュボードにエラーアラートが表示されます。ライセンスを更新するには、https://support.quest.com/contact-us/renewals にアクセスしてください。

サービスデスク

• サービスデスクチケットのカテゴリ階層: 管理者コンソールが改善され、サービスデスクのカテゴリおよびサブカテゴリの設定を効率化できるようになりました。ツリーウィジェットを使用して、チケットカテゴリおよびサブカテゴリノードを作成および編集できます。ツリービュー使用すると、カテゴリ間の関係をよりよく理解して管理できます。必要に応じて、新しいカテゴリノードの追加、名前の変更、削除、並べ替えを簡単に行うことができます。検索機能を使用して、特定のカテゴリまたはサブカテゴリをすばやく検索することもできます。 サービスデスクカテゴリを構成する手順 (332636)
• サービスデスクチケットのプレフィックスを指定する機能: このリリース以降、各キューに異なるプレフィックスを使用してサービスデスクのワークフローを整理し、ヘルプデスクに対する HD やハードウェアとソフトウェアの要求に対する REQ などの適切なカテゴリに関連付けることができます。 サービスデスクのチケットのプレフィックスを設定する (332637)